Webマーケティングやデジタルマーケティングの重要性は年々高まっています。新たにデジタルマーケティングに力を入れる企業や、Webマーケティングに詳しい人材の採用を強化する企業も増えてきました。
ビジネスパーソンのキャリアにおいても、「未経験からデジタルマーケティング業界にキャリアチェンジしたい」「Webマーケティングのスキルをさらに高めたい」というニーズは高まっています。
本記事では、Webマーケティングやデジタルマーケティングに役立つおすすめの資格について15種類選んで解説します。
組織のデジタルマーケティングを強化したい企業担当者の方は、後述するように資格取得が非効率になるケースもあります。そのため、課題に合わせてカスタマイズしたデジタルマーケティング研修をおすすめしています。アガルートでは企業の課題解決に繋がるようカスタマイズしたデジタルマーケティング研修を行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
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目次
「Webマーケティング」「デジタルマーケティング」とは?
Webマーケティングは、もともとインターネットを活用したWeb(オンライン)上のマーケティングでした。そのため、Webサイトを中心に、Web広告やSNSを使って集客することを目的とするマーケティングが「Webマーケティング」と呼ばれます。
その後、スマートフォンが普及し、オフライン上の行動履歴・購買履歴なども細かくデータ取得できるようになり、そのデータをWebマーケティングに利用する技術も進んできました。こうしてオンライン・オフラインの垣根なくあらゆるデータを使って集客したり、顧客との関係を維持したりする目的のマーケティングが「デジタルマーケティング」と呼ばれます。
つまり、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部、という関係になります。
Webマーケティングやデジタルマーケティングの重要性が高まっている理由
Web・デジタルマーケティングの重要性について最もわかりやすいのが、メディア別に見た広告費の変化です。日本の広告費は、2021年からインターネット広告費がマスコミ4媒体合計の広告費を上回りはじめています。
(出典:電通「2022年 日本の広告費」)
インターネット単体の広告費が、かつて「メディアの王様」と呼ばれたテレビの広告費を上回っただけでなく、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの広告費を合計した広告費を上回っているのです。多くの企業が、インターネット上でのデジタルマーケティングに本格的に力を入れていることがうかがえます。
こうして重要性が高まっているデジタルマーケティングを実践する際に適した資格を紹介していきます。その前に、資格取得の前に注意しておきたいことを解説します。
Web・デジタルマーケティングの資格を取得する際の注意点
前提として、Webマーケティングやデジタルマーケティングの仕事をするうえで、必ずしも資格は必要ありません。資格を取得したからといって、現場の実務で必ず成果が出せるようになる保証もありません。あくまでもデジタルマーケティングの資格は、専門的あるいは体系的な知識を身につけていることを客観的に証明するための手段と捉えることが大切です。
組織でマーケティングを強化したい場合は資格取得が非効率なケースもある
組織のマーケティング力を強化したい、という目的の場合には、資格取得のためにリソースを使うことがむしろ非効率になってしまうこともよくあります。ここでは2つの例を挙げて解説します。
①成果につながりづらい知識も学ぶ必要があるため時間がかかりすぎる
例えば、非常によくある次のようなケースで考えてみましょう。
・定番のマーケティングツールAを活用するために、ツールAの認定資格を取得する
・ツールAの認定資格を取得するにはツールの機能を1,000個覚える必要がある
・社内のトップパフォーマーが使っているツールの機能は50個程度しかなかった
・業界のトップパフォーマーでも頻繁に使うツールの機能は60個程度しかなかった
この場合、トップパフォーマーがあまり使わない940~950個の機能を追加で覚える時間をかけてまで、ツール認定資格を取得するのは非効率といえます。よく使う50~60個の機能を、社員研修をとおして短期集中でマスターしてもらった方が、はるかに効率よくビジネスの成果につながるでしょう。
例に挙げたツールや資格は架空のものであり、数字も仮のものではありますが、同様のケースはツールに限らず非常によく見られます。
②覚えた知識に過剰適応してしまう可能性がある
現場の実務では細かい知識を駆使するよりも、まずは「どうしたら最短で最大の成果を上げられるか」という視点から発想して、やるべき業務の優先順位を決めていく必要があります。ビジネスの目的に合わせて、目標となる売上や営業利益を達成するために逆算して、何をどういう順序で進めるべきかを考えなければいけません。
一方で、細かい知識やツールの機能などを身につけると、「この知識や機能を使ってどういうマーケティングができるか」という視点から発想したがる人が出てくる傾向があります。「最短で最大の成果を上げるために何をすべきか」とは逆の視点から発想する状態に陥るのです。目的や目標に適応すべきところで、知識や機能に過剰適応してしまっている状態と言えます。
細かい機能を駆使したり、細かすぎるデータを大量に取得して高度な統計分析を行ったりしても、成果が突然大幅に改善されたり、驚くような示唆が得られたりすることはほぼないのが現実です。こうした細かすぎる業務を行うことが業務工数のムダになり、人件費が増え、営業利益を圧迫する結果になるケースまであります。
資格取得をとおして体系的な知識や細かいツール機能について学んだら、その知識をなんでもかんでも駆使して適用しようとするのではなく、常にビジネスの目的・目標から逆算して必要なものを取捨選択していくスタンスが重要です。
組織でデジタルマーケティングを強化するにはどうすればいいか?
現場であまり使わない知識も学ぶ必要があったり、覚えた知識に過剰適応してしまったりする傾向もあることが、ときどき「Web・デジタルマーケティングの資格は取得しても意味がない」と言われる原因になっていると考えられます。
それでは組織でデジタルマーケティングを強化するにはどうすればいいのでしょうか?もっとも効率のいい方法は、組織の課題に合わせて教材をカスタマイズした社内研修を実施することです。ただ、社内にデジタルマーケティングのノウハウがない場合には研修教材を用意することも難しいかもしれません。
組織の課題に合わせてカスタマイズした研修を提供しているアガルートでは、現場のデジタルマーケティングで実績を作ってきた講師が、貴社の課題をヒアリングしたうえで最適な研修を実施します。少しでも気になる方は、お気軽にご相談ください。
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Web・デジタルマーケティングの資格を取得したほうがいい人とは?
資格を取得するうえで注意すべき点はあるものの、それでもデジタルマーケティングの資格を取得したほうがいい人はいます。ここでは3パターン挙げて解説します。
①未経験からデジタルマーケティング業界に就職・転職・キャリアチェンジしたい人
これまでデジタルマーケティングの仕事をしたことがなかったが、今後キャリアチェンジしてデジタルマーケティングの仕事をしていきたい、という人は資格取得が適しています。
資格を取得することで、デジタルマーケティングの仕事ができる会社に就職・転職する際や、社内でデジタルマーケティングの仕事ができる部署へ異動希望を出す際にもアピール材料として使うことができます。
特に広告代理店への就職・転職を希望する方は、次項で解説するように媒体社が提供する認定資格を中心に取得しておくとよいでしょう。
②広告代理店に勤務していて専門性を高めたい人
広告代理店では多種多様な専門性を持ったメンバーがチームになって業務を行っています。特に媒体社との連携を密に行う必要があるため、GoogleやYahoo!、LINE、Metaなどのメディアに関する専門知識を持っておくことは重要です。媒体社が提供する認定資格を取得することで、その媒体の機能について専門知識があることを証明できます。
③デジタルマーケティングの全体像を俯瞰して観られるようになりたい人
すでにデジタルマーケティングの仕事に携わっている場合、現場で新たな知識が必要になったタイミングで、その都度調べて業務を遂行している人が多くなっています。このやり方で業務を数年続けると、デジタルマーケティングについてかなり詳しくなるものです。その半面、身につけた知識が断片的な偏った知識だったというケースも多くなります。
デジタルマーケティングの全体像を俯瞰して観て、業務でより適切な判断ができるようになるには、体系的な知識を身につける必要があります。これまで現場で身につけた知識にモレやムラがないか確認しつつ、体系的な知識を身につける際には、資格取得が適していると言えます。
【全体像】Web・デジタルマーケティングのおすすめ資格4選
まずはWebマーケティング・デジタルマーケティングの全体像を理解するのに適した資格を4つご紹介いたします。
Googleデジタルワークショップ【無料資格】
Googleデジタルワークショップは、Googleのトレーナーが開発した、デジタルマーケティングの基礎を体系的に学べる資格です。初心者でも独学で勉強をすすめられます。学習コンテンツはすべて無料で提供され、資格試験の受験料も無料です。
内容は、ウェブサイトの活用やSEO、インターネット広告やSNSの活用についても学べるほか、「プログラミングの基礎」や「機械学習の基礎」、オンラインビジネスのセキュリティ向上までカバーしています。
特に「デジタルマーケティングの基礎」コースは、オンライン広告における技術的標準規格の策定などを行う米国IAB(Interactive Advertising Bureau)公認のコースになっており、国際的にも通用する資格です。
ネットマーケティング検定
ネットマーケティング検定は、インターネットの仕組みを利用したマーケティングを基礎から体系的に学べる資格です。出題範囲は、情報セキュリティ、インターネット調査、SEOなど、幅広い科目が出題されます。Webマーケティングやデジタルマーケティングの基礎を身につけたい人におすすめの資格です。
マーケティング・ビジネス実務検定
マーケティング・ビジネス実務検定は、マーケティングについて体系的な知識を学べる検定です。デジタルマーケティングだけに特化した検定ではないため、マーケティングの全体像を理解し、その中でデジタルマーケティングの特性や役割についても学ぶことができます。
階級が分かれており、マーケティングの基礎からマーケティングの戦略立案まで幅広く学習することができます。
IMA(Internet Marketing Analyst)検定
IMA検定は、実務で実践できることを重視したマーケティングスキルが身につけられる検定です。Web上での集客の仕方、データ分析の方法、レポーティングのコツ、分析を基にした改善案の考え方など、オペレーションを遂行する力が身につきます。
コースは「スタンダードコース」「プロフェッショナルコース」に分かれています。スタンダードコースでは、Web広告の運用の仕方や、Webサイトの分析方法などを中心に学びます。プロフェッショナルコースでは、プランニングの仕方や、ターゲット別の施策立案について、基本的な手法を学べるようになっています。
【広告・SNS系】Web・デジタルマーケティングのおすすめ資格5選
デジタルマーケティングの中でも特にWeb広告の運用やSNSについて専門的に理解を深めたい場合には、各メディア、プラットフォーム運営会社が提供する認定資格を取得することが有効です。
ここではGoogle、Yahoo!、LINE、Meta(旧Facebook)、Twitter(現X)各社が提供している、おすすめの認定資格を5つ紹介します。デジタルマーケティングで頻繁に活用されるプラットフォームのため、これらの知識を身につけることで、実務に直接活かせる資格と言えます。
Google広告認定資格【無料資格】
Google広告認定資格は、Google広告についての専門的な知識とスキルを認定する資格です。学習コンテンツはすべて無料で提供され、資格試験の受験料も無料です。レベルは初級~中級のため、デジタルマーケティングの初心者でも独学で学べます。
Google広告には、リスティング広告(検索広告)のほかにも、ディスプレイ広告(画像広告)、動画広告、ショッピング広告、アプリ広告などがあります。また、認定試験では広告の測定についての知識も問われます。
Yahoo!広告認定資格 – Yahoo!広告キャンパス【無料資格】
Yahoo!広告認定資格は、Yahoo!広告についての専門的な知識とスキルを認定する資格です。学習コンテンツはすべて無料で提供され、資格試験の受験料も無料です。レベルは初級~中級のため、デジタルマーケティングの初心者でも独学で学べます。
Yahoo!広告認定資格について体系的に学習できる無料プログラムが「Yahoo!広告キャンパス」です。資格はレベルと分野別に次の3つに分かれています。
・ヤフー広告 ベーシック
・ヤフー広告 検索広告 アドバンスト
・ヤフー広告 ディスプレイ広告 アドバンスト
LINE認定資格 – LINE Green Badge【無料資格】
LINE認定資格(LINE Green Badge)は、LINEの公式アカウントと広告の運用について、専門的な知識とスキルを認定する資格です。学習コンテンツはすべて無料で提供され、資格試験の受験料も無料です。レベルは初級~中級のため、デジタルマーケティングの初心者でも独学で学べます。
資格はレベルと分野別に次の4つに分かれています。
・LINE公式アカウント Basic
・LINE公式アカウント Advanced
・LINE広告 Basic
・LINE広告 Advanced
Meta認定資格(旧Facebook認定資格) – Meta Blueprint【学習は無料・受験料は有料】
Meta認定資格(Meta Blueprint)は、Facebook、Instagram、Messenger、WhatsApp などMetaの各サービスについて、専門的な知識とスキルを認定する資格です。
学習コンテンツはすべて無料で提供されますが、資格試験の受験料は有料です(エキスパート試験が最大150米ドル相当、アソシエイト試験は最大99米ドル相当)。レベルは初級~上級まであり、デジタルマーケティングの初心者から上級者まで独学で学べます。
試験の種類とコースは次の7つ用意されています。
・Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト
・Meta認定マーケティングサイエンスエキスパート
・Meta認定クリエイティブ戦略エキスパート
・Meta認定メディアプランニングエキスパート
・Meta認定メディアバイイングエキスパート
・Meta認定コミュニティマネージャ
・Meta認定Meta Sparkクリエイター
Metaを活用したマーケティング全般の知識や、メディアプラン、クリエイティブ戦略まで幅広い資格が用意されています。興味に合った資格を選んで学習を進めることができます。ただし、出題される試験によっては日本語非対応のものもあるので、注意が必要です。
Twitter(現X)認定資格 – Twitter Flight School【無料資格】
Twitter(現X)認定資格(Twitter Flight School)は、Twitterアカウントと広告の運用について、専門的な知識とスキルを認定する資格です。学習コンテンツはすべて無料で提供され、資格試験の受験料も無料です。レベルは初級~上級のため、デジタルマーケティングの初心者から上級者まで独学で学べます。
ただし、昨今の急速なTwitter – Xの仕様変更に伴って、「Twitter Flight School」内の学習コンテンツがどこまで更新されるかは今のところわかりません。しかしながら、資格取得によって身につく考え方自体は、仕様変更後も役立つ部分が多いため、おすすめの資格として挙げさせていただきました。
コースはビジネスの目的に合わせて次の7つに分かれています。
・戦略
・計画
・パフォーマンス
・オペレーション
・投資
※新たな商品サービスをローンチする際の戦略・計画策定
・eコマース
・クリエイティブ
【データ分析系】Web・デジタルマーケティングのおすすめ資格4選
Webサイトを運営したり、Web広告を運用したりする際には、全体のパフォーマンスをデータで管理できるようになる必要があります。デジタルマーケティングに活かせるデータ分析におすすめの資格として、4つ紹介します。
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)【無料資格】
Googleアナリティクス個人認定資格は、Googleアナリティクスの基礎的な知識とスキルを有していることを認定する資格です。略してGAIQ(Google Analytics Individual Qualification)とも呼ばれています。
学習コンテンツはすべて無料で提供され、資格試験の受験料も無料です。レベルは初級~中級のため、デジタルマーケティングの初心者でも独学で学べます。試験では、Googleアナリティクスの基本的な仕組み、レポート生成の仕方、計測設定、分析結果の活用方法などについて出題されます。
デジタルマーケティングの分析・解析ツールとして最もよく使われているツールがGoogle アナリティクスです。ツールを提供しているGoogleが無料で学習コンテンツと認定資格を用意しているため、この資格を活用することでデジタルマーケティングの業務の幅を広げることができます。
Webアナリスト検定
Webアナリスト検定は、デジタルマーケティングの全体像を確認しつつ、具体的にGoogle アナリティクスを活用する方法を学べる資格です。
すぐにオンラインの検定試験を受けることもできますが、初心者の方は1日5時間のオンライン講座を受講し、Google アナリティクスについて十分理解してから試験を受けることができます。オンライン講座は現役のコンサルタントやデータアナリストが担当するため、受講後にすぐに実践で使えるスキルが身につきます。
ウェブ解析士
ウェブ解析士は、Webマーケティングの基礎となるデータ分析・解析ができる知識を身につけるための資格です。次の3つ資格で構成されます。
・ウェブ解析士
ウェブ解析の基礎知識と同時に、Webマーケティングの基本的な知識を身につけます。
・上級ウェブ解析士
データ分析に必要なKPIの設計や、分析結果を提案やコンサルティングに活かすスキルを身につけます。
・ウェブ解析士マスター
企業研修の講師になれるスキルが身につきます。
統計検定
統計検定は、統計の知識やスキルを評価する検定です。統計の基礎を身につける人から、アナリストやデータサイエンティストを目指す人まで幅広く受験します。Web・デジタルマーケティングに限らず、幅広い分野で高度な統計分析ができるようになります。
統計検定は次の10種類で構成されます。
・統計検定 1級/準1級/2級/3級/4級
・統計調査士/専門統計調査士
・統計検定 データサイエンス 基礎/発展/エキスパート
無料で取得できるWeb・デジタルマーケティング資格一覧
これまで紹介してきて資格の中で、無料で取得できる資格を目的別にまとめてご紹介します。
Web・デジタルマーケティングの全体像を学ぶ
・Googleデジタルワークショップ
データ分析について学ぶ
・Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
広告・SNSについて学ぶ
・Google広告認定資格
・Yahoo!広告認定資格 – Yahoo!広告キャンパス
・LINE認定資格 – LINE Green Badge
・Twitter(現X)認定資格 – Twitter Flight School
・Meta認定資格(旧Facebook認定資格) – Meta Blueprint
※Meta認定資格は、学習は無料ですが受験料は有料
Web・デジタルマーケティングの国家資格はある?
Webマーケティングやデジタルマーケティングだけを詳しく取り扱った国家資格はありません。ただ、マーケティングの周辺領域も含めてより幅広く学ぶことができる国家資格は2つあります。「中小企業診断士」と「ITパスポート」です。
中小企業診断士
中小企業診断士は、経営コンサルティング系の国家資格です。おもに中小企業の経営課題を解決するためのアドバイスを行います。試験では、Webマーケティングやデジタルマーケティングの知識も含め、経営理論や財務・会計など、より幅広い経営の知識が問われます。そのため、「経営課題を解決するための手段として、そもそもデジタルマーケティングが最適なのか?」という視点からもビジネスを考えることができるようになります。
ITパスポート
ITパスポートは、ITの仕組みを学ぶだけでなく、経営戦略やマーケティングの中でITをどのように活かすべきか、という観点についても幅広く学べる国家資格です。AIやビッグデータなど最新の技術も学ぶことができます。ITの仕組みを利用したマーケティングであるデジタルマーケティングの業務においても役立つと考えられます。
まとめ
デジタルマーケティングの重要性が増すにつれて、Web・デジタルマーケティングの人材育成に力を入れる企業や、キャリアアップ・キャリアチェンジのためにデジタルマーケティング分野でスキルアップしようとする人も増えてきました。
資格にもさまざまな種類があるため、目的に応じて適切な資格を選んで学習を進めていくことが大切です。特に大手メディアが提供している認定資格には、充実した学習コンテンツが無料で提供されているものが多く、独学でもすすめやすいため、日頃の勉強に役立てやすくなっています。
一方で、企業がデジタルマーケティングを強化する場合、従業員に資格取得を推奨するのは非効率になる傾向もあります。日頃の業務ではデジタルマーケティングの一部の知識しか使われず、体系的な細かい知識を覚える必要はないためです。「Web・デジタルマーケティングの資格は意味がない」と言われたりすることもあるのは、このためです。
そこで、デジタルマーケティングを強化したい企業には、課題に合わせてカスタマイズしたデジタルマーケティング研修の活用が適しています。アガルートでは企業の課題解決に繋がるように教材をカスタマイズしたデジタルマーケティング研修を行っていますので、お気軽にご相談ください。
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