社員のプレゼンテーションスキルを高める講座を探していませんか。
プレゼンテーションに挑む部下の教育や資料作成のレクチャーでお悩みではないでしょうか。
プレゼンテーションスキルの向上は、論理的に身につくロジカルプレゼンテーションの習得が効果的です。
今回は、ロジカルプレゼンテーション研修について、成果を出すための方法などを解説します。
プレゼンテーションの機会が多い企業担当者は、プレゼンテーションスキル向上のヒントとして、お役立てください。
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目次
ロジカルプレゼンテーション研修とは
ロジカルプレゼンテーション研修は、論理的な視点で分かりやすく伝えるプレゼンテーションを学ぶプログラムです。
ロジカルプレゼンテーションの役割は、プレゼンテーション参加者の理解を得て、行動してもらうこと。
つまり、単なるスピーチではなく参加者を納得させて動かすプレゼンテーションスキルが必要になるでしょう。
ロジカルプレゼンテーションは、論理的な話し方や伝える力を身につけるロジカルシンキング(論理的思考)の習得が必要です。
ロジカルシンキングの習得により、論理的な話し方(スピーチ力)や分かりやすいプレゼン資料の作成を目指します。
ロジカルプレゼンテーション研修では、ロジカルシンキングの習得により伝わるプレゼンテーションスキルの向上を期待できるでしょう。
ロジカルプレゼン能力がないと困る理由3つ
すべてのプレゼンテーションには、ロジカルプレゼンテーション能力が求められます。ロジカルプレゼンテーション能力がないと困る理由は次の3つです。
- 交渉の場において自社サービスの魅力を伝えきることができない
- 成果を正しく主張できない
- 臨機応変な対応ができない
交渉の場において自社サービスの魅力を伝えきることができない
ロジカルプレゼンテーション能力がないプレゼンでは、交渉の場において自社サービスの魅力を伝えきれません。
ロジカルプレゼン能力は、相手に伝えるべき情報をモレやダブりなく理解してもらうためのスキルです。
交渉の場では、自社サービスの魅力を的確に伝える必要があります。ロジカルプレゼン能力は、相手の立場を意識した自社サービスの伝え方が学べます。
そのため、プレゼンの先にある交渉段階でも重要なスキルです。
成果を正しく主張できない
ロジカルプレゼン能力のないプレゼンテーションは、成果を正しく主張できません。
成果を正しく主張できない原因は、プレゼンテーションの構成力や話し方の組み立てなどにあります。
論理的な構成とは、MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略称:モレなくダブりのない状態)であることです。
ロジカルプレゼンテーションは、MECEを基本とした構成や話し方で相手に対して論理的な理解を促します。
MECEについてデータ参照元:総務省「調査票の作成」
また、ロジカルプレゼン能力があると伝えたいことを正しく相手に理解させるスキルも養えるでしょう。
伝えたい情報を「いかに正しく主張できるか」は、論理的な視点で伝える必要があります。
ロジカルプレゼン能力は、職場のプレゼンテーションにおいて自分の成果を正しく主張することが可能です。
臨機応変な対応ができない
ロジカルプレゼン能力が反映されていないプレゼンでは、臨機応変な対応が期待できません。
プレゼンテーションでは、ロジカルプレゼン能力がないと、手元の資料をただ読んでいるだけのプレゼンになりがちです。
資料を棒読みしているだけのプレゼンでは、質疑応答などで困ることが考えられます。
例えば、聞き手に突っ込まれた質問をされた場合、手元の資料に書かれていない内容では上手く答えることができないかもしれません。
当然のことながら、手元の資料について深く理解できていなければ急な質問への対応も難しくなります。
ロジカルプレゼン能力は、自分が伝えたい内容や相手が知りたい内容などを論理的に整理するスキルです。
ロジカルプレゼン能力の習得は、質疑応答への論理的な対応方法にも役立ちます。プレゼンテーションにおける臨機応変な対応を可能とするでしょう。
ロジカルプレゼン能力が高まるメリット3つ
ロジカルプレゼン能力は、高めることで3つのメリットをもたらします。
- 目的を念頭に置いた入念なリサーチを行うことで内容にブレのないプレゼンが可能に
- 聞き手に刺さる構成を練ることができるように
- プレゼンの際の立ち居振る舞い・話し方が身につく
目的を念頭に置いた入念なリサーチを行うことで内容にブレのないプレゼンが可能に
ロジカルプレゼン能力の向上は、ブレのないプレゼンテーションを実現させます。
ブレのないプレゼンを可能にするポイントは、ロジカルプレゼン能力のひとつであるリサーチ力の強化です。
ロジカルプレゼンテーションで磨くリサーチ力は、目的を念頭に置いた入念なリサーチが基本となります。具体的には、次のようなリサーチです。
- プレゼンの聞き手は誰なのか
- どのような目的にプレゼンをするのか
- プレゼンで得たい情報は何なのか
- どのような結果になれば成功と言えるのか
など、プレゼンの内容に対して相手の目的を深掘りしたリサーチが必要。ロジカルプレゼン能力があれば、目的を念頭に置き、入念なリサーチができます。
十分なリサーチのうえで実施するプレゼンテーションは、説得力のあるブレのない内容で伝えられるでしょう。
聞き手に刺さる構成を練ることができるように
ロジカルプレゼン能力は、高めることで聞き手に刺さる構成を練る力が備わります。
論理的な思考は、「聞き手が何を求めているのか」を正しく理解できるスキルです。プレゼンの構成づくりでは、相手を意識して練ることができます。
つまり、ロジカルプレゼン能力で重要なポイントは、聞き手となるターゲットを意識した情報の整理。聞き手が明確であることが重要です。
このターゲットを意識した構成ができれば、聞き手に刺さるプレゼンテーションは実現できるでしょう。
プレゼンの際の立ち居振る舞い・話し方が身につく
ロジカルプレゼン能力は、高めることでプレゼンターとしての立ち居振る舞い方も備わります。
つまり、プレゼンターとして相手への良い印象付けもメリットのひとつです。相手への印象は、立ち居振る舞いだけではなく話し方も含めて、好印象を与えるスキルが身につきます。
例えば、ロジカルプレゼン能力のないプレゼンでは次のような状況が考えられるでしょう。
- 話がダラダラしていて要点のつかみどころがない
- 単調な話し方で聞き取りにくい
ロジカルプレゼンテーションでは、相手に伝わる話し方や身振り手振り(全身で伝える)の方法が身につきます。そのため、自信をもってプレゼンテーションに臨めるでしょう。
成果につながるロジカルプレゼンテーション能力を高める方法
ビジネスでは、ロジカルプレゼンテーション能力を習得し、成果につなげなければなりません。ここでは、成果につながるロジカルプレゼンテーション能力向上の方法を解説します。
- 社内で定期的に模擬プレゼンを行う機会を作る
- ロジカルプレゼンテーション研修を取り入れる
社内で定期的に模擬プレゼンを行う機会を作る
プレゼンテーション能力を高めるには、社内で実施する模擬プレゼンが効果的です。論理的な思考は、日頃から定着させることで身につきます。
プレゼンテーションも日頃から定期的に実施することで定着するでしょう。プレゼン能力の向上には、反復練習が必要です。
ロジカルプレゼンテーション研修を取り入れる
ロジカルプレゼン能力の向上は、体系的に学べるロジカルプレゼンテーション研修が効果的。
ロジカルプレゼンテーション研修では、論理的思考で取り組むプレゼンテーションスキルを集中して学べます。
先述した社内で実施する模擬プレゼンも、専門的な講師からのアドバイスを受けながら改善できるでしょう。
つまり、的確な指導で改善すべき点を見つけられれば、ロジカルプレゼン能力を効果的に習得できます。
ロジカルプレゼンテーション研修の主な内容
ロジカルプレゼンテーション研修は、次の主な内容で構成されています。
- 相手に伝わる話し方講座
- ロジカルな思考力を鍛えるためのフレームワーク
- 柔軟な対応力を鍛える模擬プレゼン
相手に伝わる話し方講座
ロジカルプレゼンテーション研修では、相手に伝わる話し方も内容のひとつです。そのため、プレゼンを通して話し方講座も学べます。
話し方講座では、論理的思考を駆使した相手に伝わる発生などが学べるでしょう。他には、次の講座内容が期待できます。
- 話す際の手ぶり身振りなどの表現方法
- 効果のあるボディランゲージ
- 目線の向け方
- スピーチの中に織り交ぜる問いかけ
など、話し方を学ぶ講座としても価値のあるプログラムです。さらに、ロジカルプレゼンテーション研修では話し方の応用編として質疑応答への対応も学べます。
研修では、質疑応答を始めるにあたっての注意点などが理解できるでしょう。聞き手からの突っ込まれた質問に対して、論理的思考で応答する対応方法などが学べます。
ロジカルな思考力を鍛えるためのフレームワーク
ロジカルプレゼンテーション研修は、ロジカル(論理的)な思考を鍛えるためのフレームワークを学ぶ機会になるでしょう。論理的思考を鍛えるために学ぶのは、次のフレームワークです。
ロジックツリー
ロジックツリーは、目的から手段を深掘りしていくフレームワーク。設定した目標達成で必要な手段を設定し、その手段に活用する手段の設定などと、細分化する方法です。
データ参照元:総務省「自治体行政へのロジックモデルの導入戦略」
ロジックツリーは、物事を分解し内容の可視化に役立つフレームワークではないでしょうか。
ピラミッドストラクチャー
ピラミッドストラクチャーは、先ほどのロジックツリーとは違い「物事の根拠」を追求するフレームワークです。
プレゼンテーションの構成が根拠のもとで成立しているかを判断する際に役立つでしょう。
柔軟な対応力を鍛える模擬プレゼン
ロジカルプレゼンテーション研修の内容には、柔軟な対応力を鍛える模擬プレゼンも含まれています。
模擬プレゼンをくり返すことで、論理的思考によるプレゼンの組み立てや話し方などが定着するでしょう。
例えば、研修では数人で構成したグループごとの模擬プレゼンを実施します。聞き手に回ったグループは、発表側のグループを評価する仕組みです。
研修参加者同士が発表者と聞き手を後退させながら経験をつめる内容となっています。
ロジカルプレゼンテーション研修では、模擬プレゼンの積み重ねにより実践経験と同じ経験値が得られるでしょう。
ロジカルプレゼンテーション研修ならアガルートへ
ロジカルプレゼンテーション研修は、聞き手に伝わり行動を起こしてもらうためのプレゼン技術です。
ロジカルプレゼンテーションスキルがあれば、自社商品の魅力を伝えられるだけではなく、自社内でのコミュニケーションも円滑になるでしょう。
つまり、プレゼンスキルの向上と社内外の交渉術を上達させるメリットが期待できます。
アガルートでは、ロジカルプレゼンテーション研修を含めてさまざまな企業に役立つ研修プログラムが選択可能です。
豊富なプログラムから企業の課題とすり合わせて有用な研修プログラムを選択できます。
アガルートでは、社員研修を検討されている企業のご担当者様とコミュニケーションを取りながら進めていくスタイルです。
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