ファイナンシャルプランナーの資格を取得したら、副業して稼ぎたいと考えている方も多いかと思います。

しかし、次のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
「ファイナンシャルプランナーの資格でできる副業には、どんなものがあるの?」
「ファイナンシャルプランナーの稼ぎ方を具体的に知りたい!」

副業で行うからこそ、人には聞けないことも多いはず。

そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの資格でできる副業について詳しく説明します。

ファイナンシャルプランナーの副業は在宅で稼げるものもあるので、副業に興味がある方はぜひ読み進めてください。

FP技能試験の合格を
目指している方へ

  • 直前期の総仕上げがしたい
  • 過去問の解説を読むだけでは不十分

アガルートの過去問セレクト答練で
合格を目指しませんか?

出題傾向を徹底分析し、全問題に解説講義がついている!

視覚的に理解できるよう工夫!

FP協会・きんざいのどちらにも対応!


▶FP過去問セレクト答練はこちら

ファイナンシャルプランナーの資格でできる副業と稼ぎ

ファイナンシャルプランナーの資格でできる副業と稼ぎ方は以下のとおりです。

  • コンサルティング(相談料)
  • 記事の執筆や監修
  • セミナー講師

コンサルティング(相談料)

ファイナンシャルプランナーの代表的な副業として、コンサルティング業務があげられます。

お金の悩みを抱える方の相談に乗り、相談料として報酬を得る仕事です。

ファイナンシャルプランナーはお金の専門家ですので、お金に関する悩みであれば大抵の相談に乗ることができます。

例えば次のような問題に、専門家としてアドバイスします。
「赤字家計をどうにかしたいけれど、具体的にどうすればいいの?」
「今入っている保険は見直した方がいいの?」
「子どもの教育費はどのくらい必要なの?どう準備すればいいの?」
「子どもや孫に資産を残す方法を教えてほしい」

このように、お金に関する悩みは大半の人が抱えているもの。
コンサルティング業務の需要はあります。

実績のないうちは集客に苦戦したり、単価が低かったりすることもありますが、ある程度実績を積むことで稼ぐことも可能です。

記事の執筆や監修

ファイナンシャルプランナーの有資格者として、お金に関する記事を執筆します。

記事の執筆を受注する方法は、クラウドソーシングを利用するのが一般的。
クラウドソーシングとは、個人や企業がインターネット上で不特定多数の人に仕事を依頼する業務形態のことです。

クラウドソーシングでは、お金に関する記事の執筆が頻繁に募集されます。
中には、「ファイナンシャルプランナー資格保持者のみ」というように、有資格者であることが受注の条件となっている記事も少なくありません。

資格があることで他のライターよりも優先して仕事を受けられるので、効率よく稼ぐことができるでしょう。

単価は1文字あたり1円〜5円が相場。
書いた分だけそのまま報酬になるので、即金性が高いのが魅力です。

さらに、ファイナンシャルプランナーの資格があると、記事の監修にも携われます

記事の監修とは、専門的な知識を持った人が記事の内容が正確であるかどうかを確かめる業務のこと。
もし記事の内容に誤りがあれば修正を加えたり、正しい情報に書き換えたりします。

専門的な知識が必要であるため、記事の監修は価格が高めです。

在宅でできる記事の執筆や監修は、人気の副業となっています。

セミナー講師

マネーセミナーで、資産運用や生活設計のアドバイスをします。

確定拠出年金等の導入などにより、マネーセミナーを実施する企業が増えています。

マネーセミナーの報酬は高めなため、人前で話すことが得意であれば、効率よく稼げるでしょう。

ただし、セミナー講師の仕事を受注するのは、そう簡単ではありません。
もともとの募集が少なく、さらに実績がないうちはどうしても声がかからないためです。

SNSやブログでアピールしたり、知り合いに声をかけてみたりと地道に活動を続けることで、セミナー講師の依頼を受注できる確率が上がるでしょう。

ファイナンシャルプランナーとして副業を行うメリット

ファイナンシャルプランナーとして副業を行う大きなメリットは、初期費用やランニングコストがかからないことです。

他にもファイナンシャルプランナーとして副業を行うメリットを紹介します。

  • 初期費用やランニングコストがかからない
  • スケジュールを自分で決められる
  • 顧客が身近にいる

初期費用やランニングコストがかからない

ファイナンシャルプランナーとして副業をしても、特別お金がかかることはありません。

一般的な副業といえば、「物販」や「転売」などを思い浮かべる人も多いかもしれません。

こういった業務はまず物を購入するので、初期費用がかかります。

さらに品物を保管するためのスペースが必要であるため、貸倉庫なども借りなければなりません。
物が売れなければ在庫として残るので、それらを維持していくお金も必要になるでしょう。

このようなランニングコストも発生するので、ある程度まとまったお金が必要です。

ファイナンシャルプランナーは事務所もいりませんし、事務員を雇う必要もありません。
士業のような多額の入会費用や月会費も発生しません。

つまり、初期費用もランニングコストもほとんどかからないのです。

気軽に副業を始められるというのは、大きなメリットと言えるでしょう。

スケジュールを自分で決められる

ファイナンシャルプランナーの副業は、本業のスケジュールに合わせて調整できます。

なぜなら、ファイナンシャルプランナーの副業はコンサルティングや記事の執筆などがメインとなるため。

コンサルティングは自分のスケジュールで予約を取ればいいですし、ライターであればスキマ時間に執筆できます。
セミナー講師であっても、セミナーは平日の終業後や土日に行えます。

副業で行うわけですから、本業を疎かにしては意味がありません。

ファイナンシャルプランナーの副業は、本業に影響を与えることなく行うことが可能です。

顧客が身近にいる

お金に関する問題はあらゆる年代の人が抱えています。

保険は若い世代も気になりますし、子どもが生まれたりするとお金の悩みは一気に増えます。
40代以降であれば老後のお金も気になるでしょう。

このように、悩みの内容は一種類ではなく、多岐に渡ります。

ということは、親戚や友人からでも副業をスタートできるわけです。

身近な人のお金の困りごとを解決していく中で、徐々に活躍するフィールドを広げていけるため、無理せず副業を行うことができるでしょう。

※関連コラム:ファイナンシャルプランナーの資格とは?仕事内容は?FPになるには?

副業を行う際の注意点

副業を始めるにあたり、気をつけなければならないことを2点お伝えしておきます。

まずは、会社の就業規則を必ず確認すること。

副業解禁の流れが高まっていると言いつつも、まだまだ副業を認める会社は多くはありません。

会社がなぜ副業を禁止するかというと、本業への支障が出ることを恐れたり、競合他社に技術や情報が流出することを防いだりするため。
ファイナンシャルプランナー資格を持っている人の多くは、金融機関や保険会社、不動産会社で働いている方なので、特に注意が必要です。

副業の内容によっては、注意勧告や懲戒処分を受ける可能性もあります。
就業規則で副業が容認されているかどうか、必ずチェックしてください。

また、20万円を超える収入を得たら確定申告をしなければならない点にも気をつけましょう。
収入が20万円を超えたら、所得税を納付する必要があるためです。

ただし、この20万円は、(パートまたはアルバイトではなく個人事業主的な就業形態であれば)収入ではなく「所得」である点がポイントです。

「売上から経費を差し引いた額」が20万円を超える場合、確定申告をしなければなりません。

まとめ

今回はファイナンシャルプランナーの資格でできる副業をご紹介しました。

ファイナンシャルプランナーの副業は、お金に関して悩んでいる人を助けられるという非常にやりがいのある仕事です。
老若男女を問わず、お金の不安を抱えている人は多いため、多くの需要を見込むことができます。

また、ファイナンシャルプランナーの副業は在宅でできる業務もあるため、気軽に始められます。

副業でも稼ぐことは可能なため、まずは資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

FP技能試験の合格を
目指している方へ

  • 直前期の総仕上げがしたい
  • 過去問の解説を読むだけでは不十分

アガルートの過去問セレクト答練で
合格を目指しませんか?

出題傾向を徹底分析し、全問題に解説講義がついている!

視覚的に理解できるよう工夫

FP協会・きんざいのどちらにも対応!


▶FP過去問セレクト答練はこちら

不動産に苦手意識を持っている方でも興味をもって学べる!

暗記や回答のヒントとなるキーワードを強調!

宅建の範囲までカバー!


▶FP不動産集中特訓講座はこちら

この記事の監修者

相賀 真理子講師

FPは他資格に比べ、過去問の肢がそのまま出題されることが多いです。
その特性を活かし、この講座では過去問にこだわり、過去問から覚えるべきポイントを掴むことを目指しました。


やみくもに教科書を読むのではなく、出題(アウトプット)に慣れ、「ここを覚えないと問題が解けないな」という点に気づくことが大切です。
暗記が苦手な方も「一発合格を狙うために」目標を持てば頑張れるはずです。


ぜひ、合理的にツボを掴み、最小努力で一発合格を目指しましょう。

FP技能検定講座を見る