「ファイナンシャルプランナーのやりがいって何？」
「ファイナンシャルプランナーの魅力を知りたい！」

ファイナンシャルプランナーの資格を取ったら、どんな「やりがい」や「魅力」があるのか気になりますよね。

そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの「やりがい」や「魅力」にせまってみましょう。

ファイナンシャルプランナーは相談者から頼りにされるやりがいのある仕事です。
そして、仕事だけでなく、自分自身の生活にも活かせる学びの多い資格となっています。

ファイナンシャルプランナーに向いている人の特徴も解説しているので、ファイナンシャルプランナーに興味がある方はぜひ読み進めてみてください。

ファイナンシャルプランナーという仕事のやりがいと魅力

相談者の夢や目標を、経済的な側面から実現に導くのが、ファイナンシャルプランナーの仕事。

では、具体的にファイナンシャルプランナーという仕事のやりがいや魅力は、どのようなものがあるのでしょうか。

相談者から頼りにされる

相談者に感謝され頼りにされるのは、ファイナンシャルプランナーとして大きなやりがいと言えます。

先細りする社会保障や大企業のリストラ、年功序列の崩壊など、社会的に多くの経済課題を抱える今。
「お金に関することをファイナンシャルプランナーに相談したい」と考えるは少なくありません。

特に老後の生活費に悩むケースは多く、（少々古いデータですが）平成28年に厚生労働省が実施した「厚生労働白書」よると、40歳以上の約6割もの方が老後に不安なことは「経済上の問題」と答えています。

調査からもわかるように、お金に関する問題は相談者にとって大きなストレスとなります。

ファイナンシャルプランナーは「お金のプロ」として、相談者に適切なアドバイスを行い、相談者の人生が豊かになるようにサポートします。

アドバイスをした結果、相談者にとって良い方向へ進めるとなると、

• あなたに相談してよかった！
• これからもアドバイスをしてほしい！

など、相談者から頼りにされるでしょう。

活躍できるフィールドが多い

ファイナンシャルプランナーは活躍できるフィールドが多く、幅広い金融知識が身につくのも魅力の一つでしょう。

それぞれの顧客の現状を把握し、よりより未来へ導けるようにアドバイスするのがファイナンシャルプランナーの仕事です。

そのため、ファイナンシャルプランナーは、銀行や証券会社、保険会社、不動産会社などさまざまな場所で活躍できます。

ファイナンシャルプランナーは企業に属して働くだけではありません。
独立も可能です。

独立すると自分の裁量で働きやすくなりますし、あなたが本当に良いと思った商品を顧客に勧められます。

このように、活躍できるフィールドが多いというのは、幅広い金融の知識があるファイナンシャルプランナーならではの魅力です。

自分の人生をより良いものにできる

ファイナンシャルプランナーの試験で学習する範囲は、仕事だけで役立つ情報ではなく、自分自身の生活にも役立ちます。

• 結婚
• 子どもの誕生
• マイホームの取得
• 子どもの教育
• 親の介護
• 相続
• 老後

人それぞれ違いはありますが、上記のようなライフイベントがあり、当然お金が必要です。

ファイナンシャルプランナーの試験を通じ、お金の基礎知識を身につけることで、いざ問題に直面したときに自分自身で対処できるようになります。
自分自身だけでなく、家族にも良い影響を与えられるでしょう。

ファイナンシャルプランナーに向いている人の3つの特徴

ファイナンシャルプランナーは、やりがいや魅力の多い仕事です。

では、「ファイナンシャルプランナーに向いている人」にはどのような特徴があるのでしょうか。

コミュニケーション能力が高い人

1つ目の特徴は「コミュニケーション能力が高い人」です。

ファイナンシャルプランナーは相談者が抱えている問題を聞き出し、その問題に適したアドバイスを行わなければなりません。

お金に関する問題なので、ときには相談者があまり口にしたくないことを話してもらう必要もあるでしょう。
その際、相談者が傷つかないように配慮できる能力が求められます。

また、相談時間も決まっており、短い時間の中で相談者と信頼関係を築ける能力も必要です。

相談者の気持ちを汲み取り、相手の立場になってコミュニケーションを取るのが得意な方は、ファイナンシャルプランナーとして活躍できると考えられます。

数字やデータを扱うのが苦ではない人

2つ目の特徴は、「数字やデータを扱うのが苦ではない人」です。

ファイナンシャルプランナーの仕事の1つは、保険や年金、不動産、投資、税などの幅広い知識を扱い、相談者のライフプランニングを行うこと。

ライフプランを作成する際は、最新の統計データを使い、正しい金額で計算することが欠かせません。

このようにファイナンシャルプランナーの仕事は、数字やデータに向き合う仕事。
数字やデータに強い人は、ファイナンシャルプランナーとして活躍しやすいでしょう。

勉強熱心な人

3つ目の特徴は、「勉強熱心な人」です。

年金制度や税制などを扱うファイナンシャルプランナーの仕事は、法改正の影響を受けます。

法改正の情報を知らず、古い情報を当てはめて相談者にアドバイスをしてしまうと、相談者が損してしまうなど、大きな問題となる可能性があります。

速いスピードで改正され続ける金融情報をこまめにチェックし、相談者に提供できる能力がファイナンシャルプランナーには欠かせません。

試験に合格して満足するのではなく、勉強を続ける意思がファイナンシャルプランナーとして活躍する上では重要だと考えられます。

※関連コラム：ファイナンシャルプランナーの資格とは？仕事内容は？FPになるには？

まとめ

ファイナンシャルプランナーは、お金に関する悩みを抱える顧客から頼りにされる、非常にやりがいのある仕事です。

活躍できる業界も多く、独立開業を目指すことも夢ではありません。

さらに、ファイナンシャルプランナーの勉強で学んだ知識は自分自身や家族の生活にも活かせます。

お金に関する問題は幅広い年代の方が抱えているもの。
経済的な不安が多い今、ファイナンシャルプランナーのニーズは高まっています。

是非ファイナンシャルプランナー資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。