名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)の入試情報!名古屋商科大学MBAの倍率は?
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名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)の入試情報や入試対策について紹介していきます。
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課題エッセイの書き方や、面接対策のポイントをお届けします。
名古屋商科大学ビジネススクール マネジメント研究科の基本情報
大学院名 | 名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科 |
プログラム | ・MBA ・EMBA ・MSc in Management ・PreMBA |
授業時間 | MBA:土日 EMBA:土日 |
試験内容 | 社会人入試:課題エッセイ・面接 |
受験資格 | MBA:実務経験3年以上 EMBA:原則実務経験8年以上 |
募集人数 | 185名 (MBA・EMBA・MScの合計) |
入試倍率 | 1.3倍 (アガルート調べ) |
学費 | MBA:325万円 EMBA:355万円 (入学金+授業料2年間分) |
所在地 | ・名古屋キャンパス:名古屋市中区錦1-3-1 ・東京キャンパス:千代田区丸の内2-4-1丸ビル7F ・大阪キャンパス:大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪ナレッジキャピタル7F |
電話番号 | ・名古屋キャンパス:052-203-8111 ・東京キャンパス:03-3212-4111 ・大阪キャンパス:052-203-8111 |
URL | https://mba.nucba.ac.jp/ |
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)の特徴
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)の特徴は4つあります。
ケースメソッドによる討論授業
名古屋商科大学の特徴の一つ目は、全授業で経営課題を教材とした「ケースメソッド」が導入されていることです。
MBAでは「知識の修得」ではなく参加者間の主体的な議論およびロールプレイ等、参加者を主体とした学修体験を追求し、実務家としての世界観・視野を広げることを目的としています。
MBA教育で実践されているケースメソッドでは、実際のビジネスで主人公(ケース企業の経営者等)が直面する意思決定を参加者が自らの視点で追体験することを通じて「自分ならこう行動する」という姿勢を身につける事ができます。
国内MBAでは、ケースメソッドよりも講義型の授業が多い大学院があります。また、研究論文の指導に力点を置く大学院もあります。
このように、国内MBAと言っても、大学によって特徴は全く異なりますが、名古屋商科大学のMBAは、米国型の標準的なMBAスタイルである「ケースメソッド」型が採用されています。
このような「ケースメソッド」型を採用する大学院は、国内MBAでは慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)があげられます。
社会人にとって利用しやすい週末土日だけの授業
二つ目の特徴は、社会人にとって利用しやすい週末土日のみの通学で修了可能な点です。
多くの国内MBAが夜間コースを開講していますが、そのほとんどが平日と土曜日に通学する形です。
週末のみの通学で修了可能であるという点は、社会人にとっては通いやすい環境だと言えます。
また、立地に関しても働く社会人が利用しやすいようにキャンパスは東京駅にある丸ビルとなっています。
東京のみならず、大阪や名古屋にもキャンパスを構えています。
このような各都市にキャンパスを設置し、社会人が利用しやすい環境を整えていることが二つ目の特徴です。
東京で唯一AACSB・AMBA・EQUISの3つの国際認証を持つ社会人MBA
三つ目の特徴は、東京で唯一AACSB・AMBA・EQUISの3つの国際認証を持つ社会人MBAであるという点です。
グローバル化が進む中で、国内MBAにおいても国際的な価値を持つ大学院が評価されるようになりつつあります。
そのグローバルでもMBA評価の基準として、国際認証という制度があります。
名古屋商科大学は、MBAの三大認証と言われているAACSB・AMBA・EQUISの3つの国際認証を得ています。
ちなみに、国内MBAで最も人気があると言われる早稲田大学ビジネススクールでも、AACSB・EQUISの2つの認証にとどまっており、3つの認証を受けているのは名古屋商科大学のみとなっています。
中小企業診断士養成課程が設置されている
四つ目の特徴は、中小企業診断士養成課程を設置していることです。
中小企業診断士養成課程のカリキュラムは、既に中小企業診断士一次試験に合格された方を対象としており、Executive MBAの科目と連動しています。
学位取得に必要な要件を満たし、コンサルティング実習を履修することにより、中小企業診断士の国家資格とともに修士号(経営学)を取得することができます。
関連コラム:中小企業診断士の養成課程まとめ 機関一覧・費用も解説
名古屋商科大学MBA入試の難易度・倍率
名古屋商科大学の受験倍率は、例年1.3倍となっています。※アガルート調べ、倍率についての詳細が気になる方は名古屋商科大学へ直接お問い合わせください。
1.3倍ですから、受験倍率としては低くなっています。
国内MBAの人気校である早稲田大学大学院経営管理研究科(夜間主総合)の2023年度秋入試の受験倍率が3.12倍、一橋大学大学院経営管理研究科(経営管理プログラム)の2023年度受験倍率が5.34倍ですから、これら人気校と比較すると相対的に低い倍率だと言えます。
よって、名古屋商科大学MBA入試を突破するのは比較的簡単だと言えます。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) の入試内容
名古屋商科大学MBAの入試科目(社会人選抜)は、出願書類である課題エッセイと面接です。
出願書類は、以下の3つの設問に、それぞれ1,000字程度で述べるものです。(英語プログラム志望の方は、英語で作成)
設問1
大学院での学修を通じて何を身につけ、その成果を中長期的なキャリアにどのように活用したいと考えているかを述べてください。
設問2
他者や組織を巻き込んでリーダーシップを発揮した自身の実績について述べてください。なお、困難な状況での挑戦など、本学の建学の精神である「フロンティア・スピリット」を発揮した要素があれば併せて記述してください。
設問3
ビジネス経験もしくはこれまでの人生を振り返り、自身の価値観および倫理観に最も影響を与えたことを述べてください。
入学案内|名商大ビジネススクール
この課題エッセイに基づいて面接が実施されます。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) の入試対策
名古屋大学MBAの入試対策は、他大学同様に課題エッセイ対策が中心となります。課題エッセイ作成上のポイントを以下に説明します。
設問1のポイントは中長期的なキャリア計画について深堀りすることです。自分の将来の理想像を明確にし、理想の実現をするために何を学びたいのか、なぜ名古屋商科大学で学びたいのか明確にしましょう。
設問2のポイントは、自分の過去のキャリアを整理することです。設問で求められている「困難な状況での挑戦など、本学の建学の精神である「フロンティア・スピリット」を発揮した要素」に合致する経験を導き出しましょう。
設問3のポイントは、自分のビジネス上の価値観もしくは倫理観、それらを形成するキッカケになったビジネス経験を整理することです。ビジネス上でご自身が大事にしていることを書き出してみましょう。
面接対策はこの課題エッセイに基づいて行われます。課題エッセイについて深堀りされても答えられるように準備しておきましょう。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) の入試日程
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)の入試日程と勉強スケジュールについてご紹介します。
勉強スケジュールは最低でも2か月前から
名古屋商科大学MBAの入学時期は4月と9月の年に2回です。
4月入学の出願時期は10月、12月、1月、2月の4回となっており、9月入学の出願時期は、5月、6月、7月の3回となっています。
出願時期は年7回あり、受験機会が多く、受験しやすい大学院だと言えます。
入試科目は、課題エッセイと面接のみであるため、入試対策は上記の出願時期の2か月前から始めれば大丈夫です。
アガルートのカリキュラムを活用することで、効率よくエッセイを完成させることができます。
出願時期の1か月前でも集中して課題エッセイに取り掛かれば間に合わせることができます。出願まで時間が無く焦っている方は、ご相談ください。
名古屋商科大学MBAの学費
名古屋商科大学ビジネススクールにおける、MBAプログラムの学費は、入学金と2年間の授業料を合わせて325万円です。
EMBAプログラムの学費は、入学金と2年間の授業料を合わせて355万円となっています。
MBAとEMBAの学費を比較すると、EMBAのほうが授業料が高いです。
以下がMBAプログラムの学費の内訳です。
プログラム | 年次 | 入学金 | 春季 | 秋季 | 合計 |
MBA | 1年次 | 270,000円 | 745,000円 | 745,000円 | 1,760,000円 |
2年次 | – | 745,000円 | 745,000円 | 1,490,000円 |
参考:学費 | 入学案内 | 名商大ビジネススクール – 国際認証MBA
以下がEMBAプログラムの学費の内訳です。
プログラム | 年次 | 入学金 | 春季 | 秋季 | 合計 |
EMBA | 1年次 | 270,000円 | 820,000円 | 820,000円 | 1,910,000 |
2年次 | – | 820,000円 | 820,000円 | 1,640,000 |
参考:学費 | 入学案内 | 名商大ビジネススクール – 国際認証MBA
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) に関するよくある質問
名古屋商科大学ビジネススクールに関するよくある質問をまとめました。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) の評判・知名度は?
名古屋商科大学MBAの知名度はそれほど高くありません。
その理由として、国内MBAは大学院ですので、大学の偏差値による序列が、そのまま受験生の認知上の価値を形成していることがあげられます。
大学として認知度や評判が高い(例えば、早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学、京都大学)ことが評判や知名度を形成するために、名古屋商科大学は低くなっています。
ただ、実際の授業内容や実務での有用度は、既存の大学の序列だけでは評価できません。
そこで、ご自身で実際に名古屋商科大学MBAの授業や説明会に参加してみて、評価することをおすすめします。
現時点での評判や知名度は必ずしも高いわけではありませんので、学歴を目的に国内MBAへの進学を考えている方にはおすすめできません。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) は社会人でも働きながら通える?
名古屋商科大学MBAは、社会人が働きながら通うことができます。
名古屋商科大学MBAは、土日だけの通学で修了可能となっています。この点は名古屋商科大学ならではの点です。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) は英語の授業はある?
名古屋商科大学MBAには英語のみで修了できるプログラムが用意されています。
英語プログラムでは、週末開講カリキュラム(英語MBA)と、週末及び平日開講カリキュラム(MiM:Master in Management)の2種類が用意されています。
ただ、この英語プログラムが開講されているのは、名古屋キャンパスのみとなっています。この点はご注意ください。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)にオンラインMBAはある?
PreMBAはオンラインで受講可能です。PreMBAはMBAプログラムの導入教育としての位置づけとなるプログラムです。
MBAプログラムはオンラインでの受講できません。
PreMBAでは、双方向ライブ形式によるオンライン授業で、MBAのエッセンスをご自身のスケジュールや目的にあわせて短期間で修得することができるようになっています。
PreMBAに関する情報はこちら
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB) の受験を考えている方へ
名古屋商科大学MBAの合否の決め手は、課題エッセイです。
この課題エッセイの書き方に自信が持てない方は、アガルートの「出願書類・研究計画書の書き方講座」がありますので、受講をお勧めします。
課題エッセイは、自分で書いても、その内容がそれでいいのか自己評価が難しいです。
そこで、第3者の評価である添削指導を活用すると自己評価では発見できなかった問題点や改善点を見つけることができ、効率よく受験対策ができます。
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ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。
国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。
国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。
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