G検定試験は自宅で受験ができるため、カンペ(チートシート)を活用している人が多くいます。

カンペがあれば無勉強で合格できるほど簡単な試験ではありませんが、カンペがあることでいざというときの手助けになることは間違いありません。

G検定の合格可能性を高めるためにも、自分が使いやすいカンペを準備したいですよね。

今回はG検定受験のカンペを作る際のポイントと、テキスト学習と同時に理想的なカンペを作成する方法を紹介します。

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G検定はカンペやチートシートが必須アイテム

G検定は、自分のPCを使用し、自宅で受験するため、準備したカンペや資料、テキストなどを手元に置いてそれを見ながら受験に臨むことが可能です。

もちろん、試験中にGoogel検索やChatGPTを使用することもできます。

ネット上にG検定のカンペの情報が溢れているのは、そのためです。

G検定は、ディープラーニング という先進的な専門技術の知識を扱う試験であるため、専門的な用語の理解とその正確な記憶が必要となります。

元々大学などでそういった勉強をしていた、あるいは関連する仕事をしている、ということでもなければ、試験までに完全に理解して記憶するのはなかなか大変です。

さらに、2時間の試験時間の間に200問以上の問題に解答するという、解答時間がシビアな試験でもあります。(単純計算で1問あたり36秒で解かなくてはならない)

試験で時間が足りなくなり焦ってしまったために、知っていることさえもちゃんと解答できなかった、という経験がある人も多いです。

そのため、カンペは試験中に効率よく正解するために必要なアイテムです。

【関連コラム】
G検定の勉強法!必要な勉強時間と期間もあわせて解説

G検定はカンペさえあれば合格できる?

では、カンペ(チートシート)さえあれば、カンペを見ながら解答できるので、試験勉強を全くしていなくても合格できるのでしょうか?

結論から言うと、完璧なカンペを準備したとしてもカンペだけで合格は難しいです。

他人が作ったカンペは自分に合わない可能性がある

ネットで探すとG検定のカンペは無数に出てきますが、他人が作成したカンペをそのまま使ってしまうのは少し危険です。

その理由は、そもそもカンペは自分が試験中に使いやすいように作成するものなので、他人が作成したカンペが必ずしも自分に合うとは限らないためです。

また、G検定の試験範囲(シラバス)は、定期的に更新されているため、古い情報のカンペを使ってしまう可能性もあります。

すべての問題でカンペを確認する時間はない

前章にも述べたように、G検定は問題数が非常に多く、問題文を読んで解答するだけでも時間が足りなくなりがちな試験です。

試験時間120分で200問程度出題されるので、単純計算で1問あたり36秒以内に解答しなければなりません。

全ての問題についてカンペを確認していたら、どんなに使い勝手の良いカンペを準備しても圧倒的に時間が足りません。

カンペだけでは通用しない問題もある

どんなに良いカンペがあっても、そこに書いてある文章と同じ言い回しで問われるとは限りません。

問題文に当てはめて考えるためには一定以上の理解が必要です。

そして、内容を理解するためには事前にある程度読み込まなくてはなりません。

カンペは、記憶が曖昧になりがちなところや、どうしても説明が頭に入らない苦手な部分だけ使用するくらいに思っておいた方がいいでしょう。

以上の理由から、G検定のカンペは自分で作ってみるのがおすすめです。

この後の章では、実際の試験で役立つカンペの作り方のポイントを解説しますので参考にしてみてください。

G検定試験に役立つカンペの作り方

G検定がカンペだけで合格できるわけではないとしても、カンペの準備は必要だということはわかりました。

では、どのようなカンペを準備したら良いでしょうか?

大切なのは、時間がない中で自分の求める答えを素早く探すことができる自分に合ったカンペを作成することです。

この「検索のしやすさ」が何より大切です。

そのため、Excelやスプレッドシートに整理したカンペを準備する受験生が多いようです。

カンペが有効な問題例

例えば、カンペにして準備しておくのが有効なのは、人工知能に関する開発者の名前や年代など単純に知っているかどうかを問われる問題の対策です。

そのような分野では、Excelやスプレッドシートにキーワードを多く載せておくことが有効です。

例 人工知能ブーム

第一次第二次
1950年代後半〜1960年代1980年代
推論、探索知識
・簡単な問題(トイ・プロブレム)しか解けなかった・大量のデータベースを詰め込んだエキスパートシステム
・第5世代コンピュータ

ただ、このような言葉だけの対策だけでは対応できない問題もあります。

例えば、ディープラーニングの技術に欠かせないもので活性化関数があります。

その場合は、シグモイド、tanh、ReLUといった名称の他、グラフの特徴的な形状や数式も一緒に載せておくと良いでしょう。

カンペを作る作業も受験勉強になる

ネット上には、カンペが多く公開されていますが、誰かにとって良いカンペが他の人にとっても有効とは限りません。

試験には出るけれど、自分が苦手なところ、どうしても覚えられない用語などがもれなく書いてあることが理想のカンペです。

人によって苦手なところや覚えられない部分が少しずつ異なるように、理想のカンペは人によって異なります。

自分が苦手な部分を意識しながらカンペを作ること自体、とても良い受験勉強になります。

また、自分で準備したカンペであれば、少しみただけですぐにどんな内容か思い出しますし、どこを見るのかもすぐにわかります。

ぜひ自分に合ったG検定のカンペを作成してみましょう。

G検定の学習に使用したテキストもカンペになる!

これから受験勉強を始める方には、おすすめのカンペの準備方法があります。

それは、G検定の学習に使用したテキストをそのままカンペにする方法です。

まずはテキストを丁寧に読んでみてください。

そして、問題練習で間違えたところの説明や、2~3回読んでもなかなか覚えられない部分には、強調したマークをつける、付箋を貼るなどして出題されたらすぐにテキストを確認できるようにしておきましよう。

ネットや他の本などでわかりやすい説明を目にしたらテキストに書き込んでもいいでしょう。

その読み慣れたテキストをカンペとして使用することも有効な方法です。

もちろん、テキストに書ききれない部分や、系統立てて整理しておきたいようなものはテキストとは別にExcelやスプレッドシートにメモしておき、学習が進むにつれて充実させていけば良いのです。

G検定の受験を決めて、テキストを購入する瞬間から、いずれそれがかけがえのない自分だけのカンペになることを想定して、自分だけのカンペを作っていくつもりで勉強を始めてみてください。

まとめ

止むを得ず何の準備もできずに試験日を迎えてしまったら、ネット上のカンペに頼ることになるかもしれません。

しかし、もし誰かの作ったカンペが間違えていても、それは自己責任です。

G検定は専門用語など、難しく感じるかもしれませんが、合格率は60%を超えており、しっかり準備すれば十分合格できる試験です。

また、今や身近な技術となった人工知能の理論を扱っており、挑戦する価値のある資格です。

さらに同じ日本ディープラーニング 協会が実施しているE資格挑戦にもつながります。

自分だけのカンペを手元において、ぜひ合格を目指してください!

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