国土交通省が公表している1級造園施工管理技士の直近5年間の平均合格率は40%前後。

短期合格するには、早いうちから、知識のインプットを行い、問題演習を繰り返し行い、十分アウトプットをすることです。特に実践力を高めるのは、過去問演習です

このコラムでは、1級造園施工管理技士の第一次検定・第二次検定の過去問と解答を掲載しています。

また過去問例も紹介していますので、試験対策にご利用ください。

過去問のレベルが高いと感じた場合の学習法についても触れていますので、初学者・独学中の方は参考にしていただけると幸いです。

令和6年度(2024年)1級造園施工管理技士の過去問・解答

以下では令和6年度(2024年)の1級造園施工管理技士第一次検定の試験問題を掲載しております。

閲覧は無料です。リンク先はPDFファイルとなっているためダウンロードもしていただけます。

令和6年度(2024年)1級造園施工管理技士第一次検定の過去問

試験問題A
問題1~問題36
試験問題B
問題1~問題29
解答・正答肢

令和6年度(2024年)1級造園施工管理技士第二次検定の過去問

試験問題
問題1~問題4
解答・正答肢(未公表)

1級造園施工管理技士の問題例

1級造園施工管理技術検定の前年度の第一次検定・第二次検定の過去問題は、一般財団法人 全国建設研修センターのHPで公開されており無料で問題と解答/正答選択肢を確認することができます。

以下は令和6年度(2024年)の本試験の問題となります。

1級造園施工管理技士第一次検定試験問題Aの問題例

[問題5] 樹木の病害に関する記述のうち、適当なものはどれか。

(1) もち病は、枝の一部が膨らんでこぶ状となり、その先から小枝が多数ほうき状に伸び、被害部がしだいに枯れる。
(2) こうやく病は、葉や茎枝等の表面が黒色のすす状物に覆われ、ひどくなると全葉を覆い樹勢も衰える。
(3) モザイク病は、根や幹の地際部の表面に白色の菌糸がからみつき、地上部が急速にしおれて枯れる。
(4) 炭疽病は、葉や茎枝に黒褐色・漆黒色の円形や不整形の病斑が生じ、病斑上に小黒点が形成されることが多い。

解答 4

1級造園施工管理技士第一次検定試験問題Bの問題例

[問題7] 「公共用緑化樹木等品買い支援規格基準(案)」における用語の定義に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)「根鉢」とは、樹木等の移植に際し、掘り上げられる根系を含んだ土のまとまりをいう。
(2)「ふるい掘り」とは、樹木等の移植に際し、土のまとまりをつけずに掘り上げることをいう。
(3)「根元周」とは、樹木の幹の根元の周長をいう。
(4)「寄せ株育成物」とは、樹木等の幹が根元近くから分岐して、そう状を呈したものをいう。

解答 4