所得税法は、法人税法と並ぶ必須選択科目のひとつです。

法人税法は難易度が高いため、所得税法を選択するという方も多いのではないでしょうか。

所得税法を学ぶなら、受験に適したテキストや問題集を選びたいですよね。

本コラムでは、所得税法の独学におすすめのテキスト・参考書を紹介します。

テキストや参考書の選び方も解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

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所得税法のおすすめテキスト・参考書3選

所得税法のおすすめのテキスト・参考書は、以下の3つです。

  1. 税理士試験教科書シリーズ 36・37
  2. 図解 所得税法「超」入門
  3. 税理士 所得税法 理論サブノート

それぞれのテキスト・参考書について、解説していきます。

1. 税理士試験教科書シリーズ 36・37

「税理士試験教科書シリーズ 36・37」は、TAC税理士講座のノウハウにより、所得税法の基本構造を体系的に学べるテキストです。

所得税法に関する条文や、合格に必要な内容がテーマ別に収録されています。

また、赤シートに対応した2色刷で、重要語句が赤文字になっているため、暗記にも役立ちます。

2024年試験に関する税制改正に対応しているため、これから所得税法の試験を受ける方にぴったり。

また、本シリーズは税理士試験対策書籍の中でも高い人気を誇っているため、多くの方に支持されているテキストが欲しい方にもおすすめです。

2. 図解 所得税法「超」入門

図解 所得税法「超」入門」は、税理士法人山田&パートナーズが監修を手がける、所得税法の入門書です。

随所に図解が用いられているため、文章だけでは理解しづらいと感じる方におすすめ。

また、初めて所得税法を学ぶ方でも理解しやすく、所得税法に関する考え方や、全体像を把握できます。

本書は令和5年度の法改正に対応しているため、令和6年以降に受験される方は、最新版をチェックしてみましょう。

3. 税理士 所得税法 理論サブノート

税理士 所得税法 理論サブノート」は、資格の大原税理士講座が手がける、所得税法の理論対策に役立つ参考書です。

理論の暗記対策はもちろん、所得税法について体系的に学べます。

重要度が高い項目だけが整理されており、これ1冊で所得税法の理論対策が可能。

また、内容がグループ分けされているため、苦手な箇所を繰り返し学んだり、復習したりする際に便利です。

加えて、持ち運びに便利なB6サイズで、片手でも持ちやすいように製本されているため、スキマ時間に学習したい方にもおすすめです。

所得税法のおすすめ問題集3選

所得税法のおすすめ問題集は、以下の3つです。

  1. 税理士 所得税法 個別計算問題集
  2. 税理士受験シリーズ 15〜17
  3. 税理士 18 所得税法 過去問題集

それぞれの問題集について、解説していきます。

1. 税理士 所得税法 個別計算問題集

税理士 所得税法 個別計算問題集」は、所得税法の合格に必要な内容を網羅した計算問題集です。

基本項目を定着させたい方や、問題演習に積極的に取り組みたい方におすすめ。

各章の冒頭に問題の解答に必要な内容が掲載されているため、問題を解いてから、すぐに要点を復習できます。

また、本書で個別計算の基礎固めを行い、同シリーズの総合計算問題集にステップアップすれば、自分の学習レベルに応じた問題を解くことができます。

2. 税理士受験シリーズ 15〜17

「税理士受験シリーズ 15〜17」は、TAC税理士講座が手がける、税理士試験の所得税法対策に役立つ問題集です。

所得税法の問題集は3冊に分かれており、個別計算問題集・総合計算問題集 基礎編・総合計算問題集 応用編を使い分けることができます。

問題ごとの難易度や制限時間の目安が記載されているため、演習に役立ちます。

また、答案用紙が付属しているほか、解答用紙のダウンロードサービスにも対応しているため、繰り返し問題を解きたい方におすすめです。

3. 税理士 18 所得税法 過去問題集

税理士 18 所得税法 過去問題集」は、過去15年間の出題分析が掲載された、税理士試験所得税法の過去問題集です。

過去5年分の本試験問題が習得されているほか、出題傾向の分析や問題の解説が充実している点が特徴。

TAC講師による過去問解説が記載されているため、弱点の克服に役立ちます。

また、本試験に近い形式で解答できる答案用紙を使用すれば、本番のリハーサルとしても活用できるでしょう。

試験前の総仕上げにおすすめです。

所得税法のテキスト・問題集の選び方

所得税法のテキスト・問題集のおすすめの選び方は、以下の通りです。

  • 解説が充実しているものを選ぶ
  • シリーズ展開しているものを選ぶ
  • 最新版のものを選ぶ

解説が充実しているものを選ぶ

所得税法のテキスト・問題集を選ぶ際は、解説が充実しているものを選びましょう。

テキストの解説が不十分だと、内容を理解できません。

対して、丁寧に解説されているものや、重要なポイントがまとまっているものなら、スムーズに学習できます。

独学の場合は、特に使用するテキストとの相性が重要であるため、文章を理解しやすいかどうかもチェックしましょう。

また、問題集の場合は、解法が記載されているものがおすすめです。

シリーズ展開しているものを選ぶ

所得税法のテキスト・問題集を選ぶなら、シリーズ展開しているものがおすすめです。

資格予備校が出版しているテキストや問題集はシリーズ展開しているものが多いため、ほかの科目を受験する際も、使い慣れたレイアウトのものを使用できるでしょう。

また、同じシリーズのテキストと問題集は内容がリンクしているため、問題演習や復習がスムーズです。

最新版のものを選ぶ

所得税法の学習に使用するテキストや問題集は、最新版のものを使用しましょう。

税理士試験では、最新の法改正に即した内容の問題が出題されます。

そのため、古いテキストや問題集で試験勉強を行うと、思うような結果が得られない場合があります。

所得税法に関する法改正は随時行われているため、最新版のテキストや問題集を使用すれば、安心して学習できるでしょう。

所得税法のテキスト・問題集おすすめ6選!まとめ

本コラムでは、所得税法の独学におすすめのテキストや問題集を6選紹介しました。

所得税法は、法人税法とどちらかひとつを選択しなければならない必須選択科目です。

所得税法は学習範囲が広く、問題の難易度も高いとされているため、十分な対策が求められます。

独学で所得税法の試験に挑戦される方は、公開模試などの併用も検討しましょう。

市販されている所得税法のテキストや問題集が難しいと感じる方は、通信講座がおすすめ。

独学で所得税法を勉強する場合、数年を要するケースも少なくありません。

通信講座なら、合格に必要なポイントだけを重点的に学べるため、独学よりも短時間で合格を目指せます。

また、教材や講義動画を使って自宅で学習できるため、家事や仕事と勉強を両立させたい方にも適しています。

税理士試験の通信講座に興味をお持ちの方は、無料の受講相談などを活用してみましょう。

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