受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

通関士試験｜【2025年合格目標】合格総合講義/合格カリキュラム

通関士試験を目指した理由・契機

通関士試験を目指した1番の理由は、仕事においてステップアップしたかったからです。私は物流会社に勤めており、日々、外国貨物を扱っております。その中で、色々なルールがありますが、知らないことも多々あり、通関士試験を通して学びながら自信をつけたいと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

テキストの見やすさが決め手でした。初めからカラフルな教科書もありますが、私は書き込んで覚えていくタイプだったので、なるべくシンプルなものが自分には合っていると思い、アガルートを受講しました。勉強しながら自己流の教科書を作り上げていきました。

合格体験記・学習上の工夫

私が勉強を始めたのは3月でした。その頃、会社で部署異動があり、新しい仕事に慣れるのに苦労し、勉強に手が付かない日もありました。理想は、夜2時間ほどまとまった時間を作り勉強することでしたが、思うようにいきませんでした。そこで、私は3つのことを意識して学習しました。

まず1つは、少なくとも1日あたり2講義こなすことです。1講義あたり15分ほどだったので、夜に2時間作るより1日の中で30分の時間を見つけることは気が楽でした。少し早めに出社して朝に1講義、お昼休みに1講義と計画的に進めました。講義を進めた分、帰宅後に過去問を解いてみたりと無理のない範囲で勉強しました。

２つ目は、解答を見ても分からない問題は、質問して解消することです。通関士試験の問題は、計算や法律の問題で構成されています。自分が考えた答えと解答が合わないときは、自分で無理に解答を噛み砕くと誤った解釈に繋がりかねないため、必ず質問するようにしました。法律には制定された背景があるので、そこを理解できれば次間違えることはないと考えていました。

最後に３つ目は、電車通勤での時間の使い方です。毎日30分〜1時間ほど過ごす車内では、行き帰りどちらか必ず勉強していました。むしろ、行きも帰りも勉強を頑張ってしまうと、その反動で家でダラダラしてしまうので「片道だけ」を意識していました。

私が合格できたのは、勉強と休憩のメリハリを持ったことだと思います。私の性格上、熱しやすく冷めやすいため、頑張りすぎると長期間耐えられず、サボるとやる気を失います。もう少し頑張れそうな時でも、次の日を考え、適度にやめておいたことが良かったのだと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

特に良かった点は、講師が直接質問に答えてくれたことです。よくある予備校は、授業をする講師と質問に答えるスタッフが分けられていることがあるかと思います。アガルートは、講師が質問に答えてくれるので、講師に親近感を持ちつつ、「この講師についていきたい」と思わせてくれました。全体で何人が受講していたのか分かりかねますが、質問した内容は早くて30分以内、遅くとも翌日には解答をもらえたので、ほぼオンタイムで不明点を消化できたのも良かったです。

また、利用方法は手持ちのiPhoneやパソコンで講義を観ていました。2倍速にして、チャチャッと終わらせていました。そのあと、もう一度教科書を読み直し、理解できていない部分は再度講義を受講していました。取り組んだ単元で、どんなことを学習したのか覚えていない時は、印象づけができていないのだと思います。そういう時は、一度教科書を閉じ、真っ白な紙に学習した内容で覚えていることを書き出すようにしていました。そこで、覚えている内容かどうか精査することができ、限られた時間を何に費やすべきなのか整理するようにしました。

また、講師が分かりやすい図を板書してくれることが多くあり、図解を通して理解した部分も多かったです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問の解説は、授業よりも重要でした。特に、実務の問題では計算があります。その計算で、初手を誤ると取り返しがつきません。実際に、導き出した答えと解答が異なる時には、すぐに解説を見ていました。解説では、細かに説明してくれるので、どこで間違えたのか分かりやすかったです。また、講師と一緒に問題を解くことで、答えの導き方を学んでいました。教科書で取り扱っていた内容でも、過去問となると手が止まってしまう方多くいらっしゃるのではないでしょうか。私もその1人だったのですが、教科書の基礎的な内容と、実務上の解き方・導き出し方を繋げてくれる、そんな解説です。過去問にも答えは書いてありますが、それを見て時間を費やすくらいなら解説をみることをおすすめします。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正対策講座は、正直使いませんでした。というのも、こちらの講座が出るのは試験の1ヶ月ほど前だったと思います。この期間は、最後の基礎固めに集中し、新しいことに手を出すのを辞めていました。そのため、こちらは受講していません。