受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

通関士試験を目指した理由・契機

自分は過去に海外貿易(輸出のみ)の業務に携わっていたことが5年程あるので、いずれかは通関士資格を取得した方が役に立つと考えていた。
テキストを2~3回は熟読し、テストは最低3回繰返し行うように心掛けた。
各科目で選択式問題が高得点(合格ライン)のキーとなるので、それには内容を熟知しない限り克服出来ないと考え、アガルート問題集の質問&回答を丸暗記することもした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

本来はフォーサイトの通関士講座の合格率が高く(宣伝してもいる)、その点貴社の通関士講座の実績は公表されておらず心配であったが、逆に自分自身でアガルートにて合格すれば貴社の実績にもつながり貢献できるとも思い、また、万が一不合格となっても返金制度があるので安心して当講座の受講ができた。

合格体験記・学習上の工夫

自分自身は、通関実務試験が合否を左右すると考えている。
さらに1時間40分という時間では、輸出統計品目表の細部までの確認、英語表記と日本語表記との比較と確認などほぼ不可能に近いと考え、いかに時間を短縮するかが合否のポイントとなり、意味不明ともとれる英語表記(魚介類の名称、処理方法、部材、具材の名称等)は英語の得意とする自分でも正しい翻訳ではないと感じられる。
そこで、英語の苦手な受験者が多いと考えられるので、貴社の本テキスト上には、日本語表記の横に英語表記も列挙することをお勧めする。
私自身の一番の通関実務試験部分の攻略法としての時間短縮は、ナックス番号の①~⑮まで15個ある番号を試験問題表への書き込みを素早く行い、これにより解答に要する時間を5分程短縮させることに成功し、またこれにより類似するナックス上の品名を消去することにも成功するので、結果として10分程の時間短縮を成功させた。
これが、自分自身の合格へつながったと考える。
それと追加であるが、本テキスト上では、関税率表が日本表記でのみしかされていないので、それを英語表記で考えてすると、日本税関のホームページを閲覧し、日本語と英語を比較し本テキスト上に英語表記を追記することした。
これも、実試験の対応に役立ったと感じる。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義のテキストは、重要点をかいつまんで説明されており簡潔にまとめられた感があり、もっと深く知識を得ようとしたときには少し不十分な気がする。
具体的に言うと、通関業法では実試験内容も比較的容易だとされるので本テキストで事足りるが、関税法等に関して言えば、受験年度によっては内容が十二分にカバーされておらず、本テキストの利用だけでは、合格点に達するのは困難であることは考えられる。
現に、本年度令和5年度の関税法等の実試験内容に関して言えば、本テキストの内容だけでは合格点に到達するのはかなり困難であったと所感ではあるが、そう感じられた。
それを補うために、自分自身ではTAC書籍などのテキストで、詳細内容を貴社のテキストと読み比べながら説明不足部分または、説明省略部分等の部分を補い、関税法等の内容の理解を深めていった。
また、通関実務に関して言えば、通関業法と一緒で一冊とされいるので内容はまだまだ不足しているのかなという感じがしたが、内容はなかなか充実しておりかなり使いやすいと感じた。
しかし、関税率表の説明は、日本語表記しかされていないので、実試験での通関実務は英語表記での問題対応がされるので、本テキスト上にも日本語表記横などに英語表記も列挙するべきだと考えられる。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法       

過去問は5年分のみであり、貴社での取り決めであろうからこれを10年分に倍増して欲しい等、単純に懇願してもなかなか実現が難しいであろうと思う。
ただ、今回の令和5年の実試験、特に関税法を取り正して考えれば、貴社の過去問集の問題量だけでは合格点にはなかなか到達できないので現実であろうと考える、個人的な所感ではあるが…。
ただし、貴社の過去問集の回答とそれに対する解説をよく理解すれば、全問の暗記も可能であるので、過去5年分だけであっても完全丸暗記をして実試験にのぞめば、50%程の正答率が得られると考えられる。
それでもしかし、過去問集の問題は現状の数量より2,3割増しで考えて頂ければ、より合格率を高められる講座になると思う。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法     

正直、法改正に関しては、自分自身の通関士試験の学力さえ備えられていれば関係ないと考え、ほとんど熟読せずに試験に向かった。
法改正で得点を得ようと考えるのは、試験の得点に足切りを気にしてとか、何かしら得点を数点レベルで改善しようという考えにつながると思うので、それらが関係ない受験者には余り関係が無いと思う。

自由記載欄         

貴社の通関士講座の講師は、非常に丁寧にしゃべり滑舌も良いので、車や通勤中に録音を聞くのに役立ったと思う。
しかし、余りに丁寧過ぎたので、もっと自我を出して実試験に出る、または出ない内容を別にしても、重要ポイントやその他ポイントをアクセントをつけてアップダウンで説明しても良かったのではないだろうか、これも所感であるが。