合格者の声|他資格と両立しながら11か月で合格! 井上 由莉香 さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
通関士試験を目指した理由・契機
大学で英語を専攻していた事から、英語を使えて、かつ専門知識を身に付けられるような働き方を考えており、去年から貿易実務の勉強を始めました。まずは、貿易実務検定C級に挑戦して、その後B級を取得後、A級の勉強と迷いましたが、試験日程が重なっていた事から、貿易業界唯一の国家資格であり、より知名度も高い通関士試験の受験を決意しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
通関士試験の通信講座を調べていて、アガルートアカデミーの講座がSEOやランキングサイトで上位に挙がっていた事がきっかけです。同じく上位だった他社の通信講座と共に、資料請求や講義動画の体験視聴を行い、手頃な料金や合格特典、スッキリと簡潔にまとまったテキスト、そして、何より、明るくて好感の持てる講師の先生に魅力を感じました。
その他、回数無制限で講師に直接質問できる制度や、受講生アンケートに基づいた毎月のHRなど、通信講座でありながら、通学並みの講師との距離の近さを感じられるところに惹かれ、アガルートアカデミーでの受講を決めました。
合格体験記・学習上の工夫
アガルートでの受講を決めてから、メルマガと公式LINEの登録をしておき、講座のリリース直後の10月下旬に受講を開始しました。リリース前の期間には、講師の加藤先生のコラムを参考に電卓を購入して、「M」「GT」「%」などの機能の使い方を覚えておきました。
受講開始時は、貿易実務検定の勉強中でしたので、最初の1か月半ほどは、通勤中やお昼休憩中などに、毎日平均1時間半ほど音声で講義を聞いていました。おかげで、その後に机で動画を見ながら学習を開始した際に頭に入りやすかったです。
学習順序は、試験と同じ、①通関業法、②関税法等、③通関実務の順で、まずは各科目で総合講義テキストを1周しました。
結果として、最も負担が軽い通関業法から始めた事で、良いスタートを切れたと共に、財務大臣>税関長の関係からも、許可・承認等の主体が主に財務大臣である通関業法の次に、税関長が中心の関税法等を学習した事で、理解もスムーズだったと思います。
2科目目の関税法等は、テキスト数も最も多く苦戦しましたが、100%の理解にこだわらず、とりあえずは、各単元のチェック問題と章末問題を解ける理解度を目指して突き進みました。
3科目目の通関実務では、予め電卓を使う練習をしていた為、比較的自信を持って進める事ができました。動画で説明を聞いた後、理解度を確認する為に、一旦止めて、自分で解いてみてから解説を聞くようにしていました。
総合講義テキストを一通り終えた後は、過去問題集を2周しましたが、知識があまり定着していない事に気付き、総合講義のテキストの復習に戻りました。しかし、用語をなかなか覚えられなかった為、空欄補充に特化した市販の問題集を、テキストを読みながら解くようにしました。
この作業を一通り終えた後、直近の過去問3回分を時間を測って解いたところ、空欄補充問題は勿論、選択式・択一式問題でも手応えを感じる事ができました。
その後は、過去問題集の目次を活用して、苦手な問題を解き直す他、通関業法と関税法等は、過去問を出題形式や単元ごとに再編成した市販の問題集で、通関実務については、市販の計算問題ドリルや申告書の問題集も併用して、得点源を集中的に特訓しました。
その甲斐あって、本番は、自己採点で、通関業法41点、関税法等54点、通関実務で41点得点する事ができました。
総合講義のご感想・ご利用方法
法律の勉強をするのは初めてで、始めは、独特の堅い言い回しに慣れず苦労しましたが、講義で加藤先生が分かりやすくかみ砕いて説明して下さったので、何度も聞く内に自然と慣れていく事ができました。図や表もとても分かりやすく、複雑で紛らわしい、監督・懲戒処分の流れ(通関業法)やEPAの原産地証明書類の相関(関税法等)も、比較的スムーズに覚える事ができました。
また、重要な箇所は、強調して丁寧に説明して下さったので、聞き流す事もなく、記憶に残りやすかったです。加えて、テキストの“CATION”に記載の事項は、過去問を解いていても出会う事が多く、大変助けられました。
その他、時折紹介して下さる、リズムや頭文字を使った覚え方は非常に印象に残りやすく、一発で覚える事ができました。
通関実務の講義においては、問題用紙へのメモの取り方、およびマーカーや定規の使い方を教えて下さったので、とても取り組みやすかったです。実は、模擬試験を受けるまで、横着してマーカーや定規を使っていなかったのですが、模擬試験で時間の大切さに気付き、定規の使用とマーカーでの色分けを徹底したところ、無事に時間内に解けるようになりました。
また、総合講義テキストの関税率表の類のリストには、各類に含まれていそうで含まれていない物品や、頻出の重要な注がまとまっていたので、問題を解きながら何度も立ち返って、マーカーを引いたりメモを加えたりしながら試験直前まで見返していました。
その他、課税価格の決定の際の加算・不可算の判断は、輸入申告書でも計算問題でも問われる重要な得点源ですが、講義の説明もテキストの記載も非常に分かりやすかったので、割と始めの頃から苦手意識を持たずに問題に取り組む事ができました。
過去問解説講座のご感想・ご利用方法
前述の通り、私は、講義音声を聞くところから学習を始めて、総合講義を一通り聞き終わった後は、過去問解説講座を聞いておりました。勿論、問題を解いていないので全ては理解できませんでしたが、問題の雰囲気が分かって、先の学習のイメージを掴む事に役立ちました。
問題集を解き始めて1周目は、主観で80%程度の理解度を目安に、なるべく早い段階でとにかく最後まで終える事を目標にしていました。特に、通関実務の過去問題集で、※印がついている問題は「できるだけ早めに取り組む事」と記載があり、該当箇所の繊維の知識は、今年の本試験でも問われたので、早い段階で触れておいて本当に良かったと思います。
始めは調べる事ばかりで骨が折れましたが、講義の中で加藤先生が、「始めは焦らずに調べながら知識を固めていけばよい、慣れれば自然と早く解けるようになるから大丈夫」と仰っていたので、安心して根気強く進めていく事ができました。
法改正対策講座のご感想・ご利用方法
7月に入ってから、法改正対策講座の動画が公開されるまでの間、他社サイトの法改正のまとめページを読んだりした事もありましたが、内容が多くてよく理解できませんでした。
しかし、加藤先生の法改正対策講座では、重要なポイントが選りすぐられており、とてもコンパクトにまとまっていたので、負担に感じずに済みました。
総合講義でも、「法改正よりも基本の部分を固めるように」と伺っておりましたが、実際の試験でも、記憶に残っている限り、法改正部分はほぼ出ず、別の部分で得点できていたので、全く問題ありませんでした。
講座のご感想、講師へのメッセージ等
なかなかやる気になれない時でも、イヤホンを耳に挿して、講義やHRで先生の明るく元気な声を聞くと、少し頑張ってみようかな、と前を向けました。試験直前期の忙しい時期でも、度々の質問に迅速な回答と温かい励ましの言葉を下さりました。最期まで諦めずに続けられたのは、尊敬出来て好感を持てる先生の人柄も大きかったと思います。重ね重ね、ありがとうございました!