通関士に必要な知識やスキルがあるのかを判断される通関士試験。

年1回の通関士試験が迫ってくると、直前対策として何をすればよいのか不安になってしまいますよね。

本コラムでは、通関士試験の直前対策7選を紹介します。

コラムを参考にして、試験に関する不安や悩みを払拭しましょう。

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通関士試験の直前対策7選

通関士試験の直前に役立つ対策は、以下の7つです。

  • 学習スケジュールを再度確認
  • 過去問を何度も解く
  • 模擬試験を行う
  • 苦手科目を克服する
  • SNSやYoutubeを活用する
  • 通信講座を利用する
  • 試験当日の詳細を確認しておく

学習スケジュールを再度確認

通関士試験の直前には、試験日までの学習スケジュールを再度確認しましょう。

試験までの日数・勉強できる時間を計算し、あとどれくらいの時間勉強できるのか、どれくらい勉強する時間が必要なのか全体を把握します。

勉強できる時間がわかったら、どのタイミングでどの分野を勉強するのかスケジュールを立てて実践しましょう。

スケジュールどおりに学習を進めれば自信がつき、試験直前に焦りにくくなります。

過去問を何度も解く

過去問を何度も繰り返し解いて、試験の出題形式に慣れておくようにしましょう。

多くの過去問に触れておくことで、通関士試験の流れや例年の傾向を把握することが可能です。

また、昨年の問題を参考にして対策を練っておくこともおすすめです。

模擬試験を行う

試験の実践力を養うため、試験直前には実際の試験時間で模擬試験を行いましょう。

模擬試験は、休日などまとまった時間が確保できる日に実施するのがおすすめです。

以下、通関士試験の試験科目と試験時間です。

試験科目試験時間
通関業法9:30~10:20
関税法等11:00~12:40
通関実務13:50~15:30

苦手科目を克服する

通関士試験合格に近づくため、試験直前には苦手科目を克服しておきましょう。

通関士試験は全科目での合格基準があるため、得意な科目だけで合格することはできません。

過去問演習や模擬試験を行っていくと合格点に満たなかった科目が把握できるため、該当する部分は再度勉強して、苦手な科目はなくすように努力しましょう。

通関士試験の合格基準は、以下のとおりです。

科目配点合格基準点
通関業法45点60%(27点)
関税法等60点60%(36点)
通関実務45点60%(27点)
参考:通関士試験の合格率はどのくらい?推移と合格点を解説  |  通関士試験コラム 

SNSやYoutubeを活用する

SNSやYouTubeなどで発信されている情報や合格者インタビューを、通関士試験の直前対策として活用しましょう。

「通関士試験 当日」などで検索してみると、試験の実体験やアドバイスなどの情報が見つかります。

SNSの情報がすべて正しいとは限りませんが、受験案内などの資料からは読み取れないリアルな情報が得られます。

また、通信講座や予備校のホームページ内にある合格者インタビューもおすすめです。

合格者インタビューは、通関士試験の合格者がどのような対策をして試験に合格したのかが体験記として紹介されています。

合格者の体験を知ると、自身のモチベーションアップに繋がるため、試験直前に読んでみてもよいでしょう。

通信講座を利用する

試験直前で追い込みをしたい、独学で受験対策に不安がある方は、通信講座の直前対策講座を利用してみましょう。

通信講座は合格に繋がる理解力や実践力が効率的に身に付けられるカリキュラムが用意されており、上手に活用すれば短期合格が目指せます。

アガルートでは通関士試験の直前対策講座を開設しており、直前対策をしっかりしたい方に特におすすめです。

直前対策講座で学習が足りていない部分を補いながら、試験前の不安を払拭しましょう。

試験当日の詳細を確認しておく

通関士試験の直前には、試験当日の詳細を把握しておくことが大切です。

試験当日の時間割や必要な持ちものを事前に知って準備しておけば、試験当日に慌てにくくなります。

以下、令和6年に実施される通関士試験のスケジュールです。

試験当日のスケジュール時間
試験場に集合〜9:00
注意事項の説明9:15〜
通関業法の試験9:30~10:20
注意事項の説明10:45〜
関税法、関税定率法その他関税に関する法律及び外国為替及び外国貿易法(同法第6章にかかる部分に限る。)の試験11:00~12:40
注意事項の説明13:35〜
通関書類の作成要領その他通関手続の実務の試験13:50~15:30
参考:第58回通関士試験受験案内

試験当日は、試験開始30分前(午前9時)までに試験場に集合しなければなりません。

試験開始時間に遅刻した場合は、原則受験ができなくなるため注意が必要です。

また、各試験科目の開始時間15分前より注意事項説明があります。

説明が始まる前には、指定された席に着くようにしましょう。

各科目の試験開始後30分間および試験終了時間までの10分間は、トイレなどによる試験室からの退室は認められません。

次に、通関士試験当日に必要な持ちものを紹介します。

試験当日に必要な持ちものは、必ず持っていくものと必要があれば持っていくものの2種類があります。

必ず持っていくもの
・受験票
・HBもしくはBの黒鉛筆またはシャープペンシル
・芯ケース(シャープペンシルを使用する場合)
・プラスチック製消しゴム
・電子計算機(電卓)
・時計またはストップウォッチ
・ペットボトルの飲みもの
・昼食
必要があれば持っていくもの(試験中に使用できるもの)
・色鉛筆や色つきペン
・定規
・座布団
・ひざ掛け
・ハンカチ
・ティッシュ(ビニールなどから中身を取り出したもの)
・目薬
・指サック
※参考:第58回通関士試験受験案内

受験票

受験票を忘れてしまうと試験場へ入場できません。

受験票は試験を受けるのに特に重要なものであるため、忘れないようにしましょう。

HBもしくはBの黒鉛筆またはシャープペンシル

解答用紙はマークシート方式のため、HBもしくはBの黒鉛筆またはシャープペンシルが必要です。

色が薄い筆記用具だと採点されないことがあるため、使用しないほうが無難でしょう。

芯ケース(シャープペンシルを使用する場合)

筆記用具としてシャープペンシルを持っていく場合は、替え芯が入った芯ケースを持っていきましょう。

シャープペンシルだと試験中に芯がなくなる、焦って力が入って折れるなどの可能性があります。

プラスチック製消しゴム

解答用紙のマークシート欄の修正には、プラスチック製消しゴムを使用します。

試験中に修正することは多々あるため、忘れないように気をつけましょう。

電子計算機(電卓)

電卓は通関書類の作成要領その他通関手続の実務の試験時間のみ使用が認められています。

試験場での電卓貸与はないため、持っていくようにしましょう。

ただし、持ち込める電卓には以下の条件があります。

  1. 計算機能のみがあるもの
  2. 数値を表示する部分がおおむね水平であるもの(数値の表示部分が周囲に見えない程度の傾斜であれば可)
  3. 電源内蔵式のもの

音がなるもの、電子手帳を有するもの、関数電卓は使用が認められていません。

時計またはストップウォッチ

試験室に時計が設置されていない場合があるため、時計を持っていくようにしましょう。

また、通関士試験ではストップウォッチを持っていくことも認められています。

ただし、通信機能や計算機能があるもの、音を発する機能があるものは持ち込めません。

音を出さないよう設定できる時計であれば、音を消して使用することは可能です。

ペットボトルの飲みもの

試験中、水分補給のためにペットボトルに入った飲みものを飲むことは認められています。

ただし、机上には置かずに必ず蓋を閉めて足元に置く・ペットボトルカバーを付けないというルールがあります。

なお、試験中のそのほかの飲食は原則禁止です。

昼食

通関士試験は午前から始まる長時間の試験のため、昼食が必要です。

試験場の近くにコンビニや飲食店がない場合があるため、昼食は持っていくと安心でしょう。

色鉛筆や色つきペン

色鉛筆や色つきペンは解答用紙には使用できませんが、問題文を理解する際に使用すると役立ちます。

例えば、試験科目の関税法は問題文が大変長いです。

気をつけたい用語や部分に色を付けると、読み間違い防止に繋がります。

定規

定規も色鉛筆や色つきペンと同様に、問題文を理解する際に文章の上にずらしながら使用すると読み飛ばし防止に繋がります。

マークシートへの記入欄を間違えないよう、定規を目印として使用することもおすすめです。

座布団

座布団を使用したい場合は、試験中の利用が認められています。

長時間の座る姿勢が辛いという方は、持っていくと役立つかもしれません。

ひざ掛け

試験場によっては空調によって寒い場合があります。

体温調節のためにひざ掛けを持っていくと、寒さ対策に繋がるでしょう。

ハンカチ

ハンカチも試験中に使用することができます。

汗を拭いたり、くしゃみの音を抑えたりなどで役立つため、持っていくと安心です。

ティッシュ(ビニールなどから中身を取り出したもの)

試験中にティッシュが必要な方は持っていきましょう。

ただし、ティッシュを机に置く場合は、ビニールから中身を取り出して使用するよう定められています。

ティッシュを使用したい場合は、試験前までに中身を出しておきましょう。

目薬

試験中に目薬を点眼する必要な場合は、持ち込みが可能です。

指サック

試験中に指サックを使用するために机に出しておくことも認められています。

問題用紙や解答用紙をめくったり、抑えたりする際に活用できるため、希望する方は持っていきましょう。

ただし、座布団、ひざ掛け、ハンカチ、ティッシュ、目薬については、係員により試験の公正な実施を妨げるおそれがあると判断された場合は使用が認められません。

その場合は係員の指示に従って行動しましょう。

まとめ

本コラムでは、通関士試験の直前対策について解説しました。

以下、コラムの要点をまとめます。

  • 試験が近づいたら再度学習スケジュールを確認し、あとどれくらい勉強できるのか把握しながら勉強を進める
  • 過去問を何度も解いて、試験の出題形式に慣れておく
  • 休日などには実際の試験を想定して、模擬試験を行う
  • 通関士試験は全科目に合格基準があるため、試験直前までには苦手科目をなくす
  • SNSやYoutubeで実体験や合格体験記をチェックして、悩みの解消やモチベーションアップにつなげる
  • 試験直前に不安になったら通信講座を利用して最終確認を行う
  • 試験当日のスケジュールや持ちものを事前に確認・用意をしておく
  • 試験直前対策の通信講座を利用するなら、特にアガルートがおすすめ

紹介した直前対策を実行すれば、通関士試験の不安や悩みの解消に繋がるでしょう。

より合格に近づきたい、合格できる実力を確実に身に付けたいという方は、アガルートの通関士試験直前対策をぜひチェックしてみてください。

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