貿易実務検定の難易度は?合格率と合格に必要な勉強時間について徹底解説
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貿易業界でのスキルアップやキャリアアップを狙う際に有利な貿易実務検定。
受験を検討しており、各級の難易度や合格率などを詳しく知りたいと思っている方もいるでしょう。
当コラムでは、貿易実務検定の難易度や各級の合格率、必要な勉強時間などについて詳しく解説。
独学で合格を目指す際の注意点や試験の概要についても併せて紹介します。
ぜひ参考にしてください。

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▶資料請求して特典を受け取る貿易実務検定の難易度は?各級の合格率を紹介
貿易実務検定の難易度は級によって異なり、合格率はC級で60〜70%、B級で40〜50%、A級で30〜40%ほどで推移しています。
以下の表は、過去5年分の合格率の推移を級ごとにまとめたものです。
なお、貿易実務検定では1年間の実施回数が級によって違うため、C・B級の受験者数と合格者数は年間通しての合算、合格率は平均値を使用しています。
貿易実務検定の合格率
- 貿易実務検定C級(年5回実施)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
令和6年 | 7,895名 | 5,003名 | 63.7% |
令和5年 | 8,105名 | 5,119名 | 63.3% |
令和4年 | 7,703名 | 4,833名 | 62.6% |
令和3年 | 8,720名 | 5,637名 | 64.7% |
令和2年 | 9,467名 | 6,405名 | 67.7% |
- 貿易実務検定B級(年3回実施)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
令和6年 | 2,046名 | 931名 | 45.5% |
令和5年 | 2,112名 | 908名 | 42.9% |
令和4年 | 2,243名 | 1,098名 | 48.9% |
令和3年 | 3,129名 | 1,620名 | 51.7% |
令和2年 | 3,041名 | 1,624名 | 53.4% |
- 貿易実務検定A級(年1回実施)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
令和6年 | 120名 | 42名 | 35.0% |
令和5年 | 125名 | 40名 | 32.0% |
令和4年 | 148名 | 52名 | 35.1% |
令和3年 | 158名 | 67名 | 42.4% |
令和2年 | 111名 | 43名 | 38.7% |
貿易実務検定の合格に必要な勉強時間は?
以下の表は、貿易実務検定の合格に必要とされる勉強時間を初学者・経験者の別にまとめたものです。
勉強時間(初心者) | 勉強時間(経験者) | |
C級 | 100時間前後 | 20時間前後 |
B級 | 150~170時間 | 50~70時間 |
A級 | 350~400時間 | 250~300時間 |
単純計算ですが、「勉強時間400時間」は1日1時間コンスタントに勉強を続けて1年1か月かかる期間です。
A級は経験者でも長くて300時間の学習が必要とされていることからも、難易度の高さが読み取れます。
ただし、上記の学習時間はあくまで目安のため、実際に必要な時間は個々の学習スケジュールや生活スタイル、知識や経験の有無などによっても変わります。
目安より長くかかったとしても自分にとって無理のない学習計画を立て、コツコツと学習を進めることが重要です。
貿易実務検定は独学でも合格できる?
貿易実務検定には独学でも合格できます。
特に、もっとも初級となるC級は例年の合格率も60〜70%ほどと高いため、自分に合った教材やスケジュールを工夫できれば合格は決して難しくありません。
B・A級も独学で合格を目指すことは可能ですが、C級と比較すると試験範囲は大幅に広がり、難易度も上昇します。
C級受験時以上に慎重なスケジューリングを行い、十分な勉強時間を確保する必要があるでしょう。
貿易実務検定の試験について
以下の表は、貿易実務検定の試験内容について、級ごとの詳細を表にまとめたものです。
試験日 | C級(オンライン) | B級(オンライン) | A級(会場) |
試験日 | 3/5/7/10/12月 | 3/7/12月 | 10月 |
受験料 | 6,270円(税込) | 7,480円(税込) | 12,760円(税込) |
試験時間 | 1時間45分 | 2時間45分 | 3時間10分 ※開場は試験開始の30分前 |
科目と配点 | 200点満点 ・貿易実務:150点・貿易実務英語:50点 | 300点満点 ・貿易実務:150点・貿易実務英語:100点・貿易マーケティング:50点 | 450点満点 ・貿易実務:200点・貿易実務英語:150点・貿易マーケティング:100点 |
もっとも顕著な点は、各級の試験時間と配点の違いでしょう。
C級では1時間45分だった試験が、B級では2時間45分、A級では3時間10分となっており、配点は級が上がるごとに1.5倍。
C級とB級、B級とA級の間には問題数や難易度に大きなギャップがあることがわかります。
さらに、C・B級はオンラインで年に複数回受験のチャンスがある一方、A級は会場での試験を年に1回だけ実施しています。
試験自体の難易度が高いことに加えて、試験回数が限られていることがA級合格の難しさをさらに上げているといえるでしょう。
試験科目では、A〜Cのいずれの級においても「貿易実務」の配点がもっとも高くなっています。
「どこから勉強を始めたらいいか」でスケジューリングに迷った場合は、貿易実務科目に優先して時間を割いてみてもよいでしょう。
まとめ
当コラムでは、貿易実務検定の難易度などについて以下の内容で解説しました。
- 貿易実務検定の難易度や合格率は級によって差があり、もっとも初級のC級で合格率は60〜70%ほど。B級では40〜50%ほどとなり、A級では30〜40%ほど。
- 貿易実務検定の合格に必要な勉強時間の目安は、初学者で比較した場合、C級で100時間・B級で170時間ほど。A級の場合は400時間ほどかかる場合もある。A級は経験者でも300時間はかかるほどの難易度。
- 貿易実務検定は独学でも合格を狙える。ただし、B・A級の場合は慎重にスケジューリングや教材の選定を行い、しっかりと学習時間を取れるよう工夫する必要がある。
- 貿易実務検定は級が上がるごとに試験時間が長くなり、配点は1.5倍になる。どの級においても「貿易実務」の配点がもっとも高いため、重点的に試験対策を行うとよい。
貿易実務検定は民間の検定資格である分、他の国家資格試験群などと比較すると合格率は高めに見えます。
特に、C級の場合は受験科目が少ない・1年に5回受験できるなどの特徴があり、合格率は例年60〜70%を推移。
独学でも十分に合格を狙えるレベルといえるでしょう。
ただし、さらに上位級に挑戦する場合は油断大敵です。
自分に合ったスケジュールや教材を工夫し、無理なくコンスタントに学習を続けられるプランを考えてみましょう。
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