宅建試験に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?また、最適な勉強開始時期はいつでしょうか?

このコラムでは、独学の場合や予備校利用の場合における必要な勉強時間や勉強開始時期などについて解説しています。

1ヶ月で合格したケースについても述べています。ぜひ最後までご覧ください。

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宅建の勉強時間は?合格に必要な勉強時間について

まず結論からお伝えすると、初めて宅建試験にチャレンジされる方(初学者の方)の場合、宅建に合格するのに必要となる勉強時間は、一般的に「300~400時間程度」だと言われています。

仮に「1日2時間勉強する」とした場合には、期間で言うと「約6か月程度」かかる計算になります。

もっとも、この勉強時間というのは「一般的な」ものですから、「独学の方」と「受験指導校(予備校)を利用する方」とでは、事情が変わってきます。

事情が変わる理由も含め、以下ではこのあたりを詳しくお話したいと思います。

独学の方の場合

宅建試験に独学で挑む場合、独りで勉強することになります。

そのため、教科書(テキスト)に書かれている内容で分からないことが出てきたら、その都度自分で調べる必要があります。

もちろん、調べて出てきた情報が「正しいかどうか」も、自分で判断する必要があります。

この調査・判断のための時間が、独学の方のなかでも「少なくて済む」方もいらっしゃれば、「何時間も必要になる」方もいらっしゃいます。

そのため、独学の方の場合、上記の「300~400時間」という勉強時間の目安が、さらに増える可能性があるのです。

調査・判断に時間がとにかく必要だということになれば、500時間、600時間……とドンドン勉強時間が必要になっていくことは、ご想像いただけると思います。

受験指導校(予備校)を利用する方の場合

宅建試験の受験指導校(予備校)を利用する方の場合はどうでしょうか。

まず、教科書(テキスト)や問題集は、教材として用意してくれています。

また、受験指導校が提供する解説講義をプログラム通りに受講していけば、宅建試験の合格に必要な知識・情報は簡単に入手することができます。

他にも、講義や教材の内容で分からないことがあれば、質問制度を通じて気になる点・疑問点・不安な点を解消することも容易です。

以上の通り、受験指導校を利用する最大のメリットは、「余計な手間暇をかけずに済む」ことです。

余計な手間暇をかけず、合格に必要なことだけに取り組み、勉強に専念することができるというのが、予備校利用ならではと言えるでしょう。

※令和5年度宅建士試験合格者の実際の勉強時間について

資格試験予備校アガルートアカデミーでは講座利用者に対して勉強時間などのアンケートを実施しています。

あくまで回答者のデータということになりますが、アガルート講座利用の合格者(令和5年)の勉強時間は、平日に関しては2時間が最多という結果になっています。

また、休日に関しては3~4時間が最多となっています。

※令和5年度宅建士試験合格者向けアンケート結果の宅建士試験合格者の1日あたりの勉強時間から引用

宅建の勉強開始時期は?何月からが良い?

勉強を始める時期は何月頃?

では、次に「宅建の勉強は、いつ頃から始めるのがよいか?」という点です。

開始時期は「3月・4月頃」が理想的です。

試験は例年10月なため、宅建は半年あれば十分に合格できます

宅建試験は、毎年多くの方が受験します。

受験生のなかでもかなりの割合を占めるのが、「社会人受験生(働きながら勉強する方)」です。

勉強スケジュールを立てるのにあたって考慮しなければならない「仕事」が大きく様変わりするのが、この3月・4月のタイミングですから、このときに新しいことへのチャレンジとして「宅建試験への挑戦」をするというのは、とても良いことと言えます。

また、もっと短期間で、例えば宅建を3ヵ月で合格することも決して無理ではありません

ただし、より効率的に、かつ多くの勉強時間を確保する必要があります。

独学の方はもっと早めに始めたほうがいい

独学で合格を目指そうという方は、3月よりも前から始めたほうがいいです。

それは、先ほどお話したように「どんどん必要な時間が増えていく」可能性があるからです。

宅建試験という“締切”は10月と既に決まっていますから、後々必要な時間が増える可能性を考慮すると、どうしても早く始めざるを得ません。

受験指導校の利用は、必要な勉強期間を短くできる

より短い勉強期間での合格を目指す場合には、やはり受験指導校(予備校)の利用は考えたいです。

合格に必要な情報を、必要な分だけ提示してくれるのですから、あとはそれらを試験までに完了させればいい。

量が定まっている以上、工夫次第で、より短期間で合格レベルに達することは十分可能です。

なお、以下の動画では資格試験予備校アガルートアカデミー講師小林美也子が勉強のために削るべき時間、削ってはいけない時間について解説しています。是非ご覧ください。

動画の視聴はこちらから可能

12月からの勉強での独学合格は可能?

結論としては、12月からの勉強で宅建試験に合格するのは勉強時間の観点では十分に可能であると考えられます。

上述の通り、宅建試験の独学合格にはおおよそ300~400時間程度の勉強時間が必要とされています。

例年10月半ばに実施される宅建試験に備える場合、12月スタートだと10ヶ月程度の時間を確保できることになります。

この場合、1ヶ月で30~40時間、1日平均で1時間~2時間程度の勉強で300~400時間に到達することになります。

以上より、12月からの勉強で宅建試験に合格するのは勉強時間の観点では十分に可能であると考えられます。

一方、時間的余裕が「ありすぎる」ことから、勉強のし始めはやる気に満ち溢れていたとしても途中でペースダウンするといった危険性も考えられます。

そうした危険性を感じる人は、うまく予備校などを活用することで「モチベーション維持」をすると良いかもしれません。

予備校利用で1ヶ月で合格した人も!

宅建試験の合格に必要な勉強時間について整理すると、

  • 勉強時間は300~400時間程度
  • ただし、独学の場合だと、さらに時間が必要になることもある
  • 受験指導校をうまく活用すれば、必要な勉強時間を短く抑えることも可能

宅建試験の合格者の方の中には、勉強期間が「1か月でした」という方もいらっしゃいます。

ただし、1か月という超短期間で合格を目指すというのは、1日の勉強時間をたっぷりかけられる方等にどうしても限定されてしまいます。

そのため、1か月合格というのはレアケースと言えますが、受験指導校を利用することで勉強時間を短く抑えることが十分可能です。

今年の宅建試験の合格を目指す方は、ぜひアガルートアカデミー宅建講座の利用をご検討いただければ幸いです。

【令和5年】宅建士試験に合格した人のアンケート調査概要

アンケート概要宅建士試験合格者のアンケート
調査期間2023年11月21日~2023年12月12日
調査機関自社
調査方法アガルートアカデミー内でのアンケート調査
調査対象アガルートの講座を利用して令和5年度宅建士試験に合格したユーザー
有効回答数*142
調査対象地域日本国内
*アンケート回答に許諾いただいた一部の方のみ実施

アンケート回答者の属性

年代10代20代30代40代50代60代以上
割合0.7%26.8%25.4%26.8%15.5%4.9%

宅建士試験合格者の1日あたりの勉強時間

勉強時間平日休日
30分9.2%4.9%
1時間16.9%6.3%
1時間30分12.0%1.4%
2時間35.2%11.3%
2時間30分3.5%2.1%
3時間14.8%20.4%
3時間30分0.7%0%
4時間2.8%20.4%
4時間30分1.4%1.4%
5時間1.4%16.2%
6時間以上2.1%15.5%

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この記事の著者 林 裕太講師

2007年に行政書士試験に合格し、大手資格予備校で長年行政書士試験の受験指導を行う。

初学者向けの入門講座から、受験経験者を対象とした上級講座まで幅広く講座を担当。

本試験の出題傾向を緻密に分析した上で、初学者・受験経験者問わず、少しでもわかりやすく、点をとりやすくなるような講義とテキスト作りに心血を注ぐ。

また、様々な資格試験に精通する「資格マニア」でもある。

アガルートアカデミーでは、行政書士試験だけでなく、公務員試験(法律系科目,社会科学等)、

宅地建物取引士試験、司法試験(一般教養科目対策)、ビジネス実務法務検定®試験の指導も行う。

林 裕太講師の紹介はこちら

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