らくらく宅建塾ってどんな参考書?使い方など解説!2025年最新
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「らくらく宅建塾」は、宅建試験対策の参考書として人気があります。
どんなところが良いのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
このコラムでは、「宅建試験のおすすめ参考書を知りたい!」という方へ向けて、「らくらく宅建塾」はどんな参考書なのか、使い方も含めてご紹介します。
参考書の特徴や使い方、勉強法をチェックして自分に合うか確認してみましょう。
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らくらく宅建塾とは
「らくらく宅建塾」は1993年に出版されてから、長年販売され続けている参考書です。
基本テキストの他にも過去問題集や一問一答、マンガ版など以下のラインナップがあります。
・らくらく宅建塾・・・基本テキスト(このテキストを熟読することが学習の基本)
・まる覚え宅建塾・・・持ち運び用の基本テキスト
・マンガ宅建塾・・・初心者向けのマンガテキスト
・まるばつ宅建塾・・・マンガ解説付きの一問一答問題集
・過去問宅建塾・・・過去問題集、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限その他の分野」の3分冊
・ズバ予想宅建塾・・・予想問題集、「分野別編必修問題集」「直前模試編」の2冊
宅建の勉強では基本テキストと問題集は同じシリーズで揃えたほうが学習効率がいいと言われています。
問題集でわからないところがあった場合に、基本テキストのどのページを見ればいいのかすぐにわかるからです。(問題集に基本テキストの解説ページが記載されています。)
わからない時に解説ページが見つからないのは時間のロスですし、なにより相当ストレスになります。
らくらく宅建塾をシリーズで揃えれば、ストレスを減らして学習することができるでしょう。
宅建には難解な法律用語や裁判になった場合の考え方も出てきます。
基本テキストはわかりやすい言葉で講義する形式になっていて、初めて法律に触れる人にも理解しやすい工夫がされています。
らくらく宅建塾は語呂合わせが評判ですが、民法の解説もわかりやすいと評判です。
マンガ宅建塾で具体的な事例を読んでおくとより理解が深まります。
学習初期は理解できなくてもテキストを繰り返し読むことが重要ですので、持ち運びできるまる覚え宅建塾で通勤や通学などのスキマ時間を活用しましょう。
らくらく宅建塾の良い点
らくらく宅建塾は、以下の点が優れています。
・初心者向けで、わかりやすい構成
・豊富な語呂合わせ
・噛み砕いたわかりやすい解説
・マンガ版テキストと問題集
・シリーズ化された各種問題集
初心者向けで、わかりやすい構成
基本テキストは2色刷りで重要ポイントのみ赤表記になっています(赤シート対応)。
冒頭には「苦労して受かりたい方には、おすすめできません。ラクに受かりたい方だけどうぞ」との記載があり、本当に重要な部分のみ赤くしてあり、初心者向けの構成になっています。
内容も講義形式でだれでもイメージしやすい表現がされています。
参考書によっては法律の条文がそのまま記載されていますが、らくらく宅建塾にはほとんど出てきません。
条文そのものではなく「どんな内容の法律なのか」を噛み砕いてわかりやすく解説しています。
イラストや図解も多数掲載されていますので、目で見て覚える方法が好きな人にも学習しやすい参考書です。
テキストの内容も宅建に合格できる最低限の情報量に絞り込まれています。
隅から隅まですべて網羅した参考書だと初心者は挫折しがちです。
適度な情報量というのも「らくらく宅建塾」の良いポイントです。
豊富な語呂合わせ
らくらく宅建塾は「語呂合わせ」が豊富なことでも評判です。
宅建では覚えなければいけない数字や言葉も出てきます。
きちんと内容を理解すれば自然と覚える数字もあれば、とにかく暗記しなければいけないような数字もあります。
ひとつひとつの数字は簡単に覚えられても似たような数字がたくさんあると混同してしまうのが人間です。
そんな時に補助的に記憶を助けるのが語呂合わせです。
基本テキストでは豊富な語呂合わせが掲載されていますし、替え歌やイラスト付きのものもあります。
受験に必要な数字や言葉が替え歌で覚えやすいでしょう。
しかも語呂合わせで覚えると似たような他の数字と混同しにくくなるので一石二鳥です。
噛み砕いたわかりやすい解説
宅建試験には「権利関係」という科目があります。
法律に触れたことがない人は専門用語の意味や法律の根本的な考え方を理解する必要があります。
らくらく宅建塾では過去によく出題されている単元の考え方を噛み砕いてわかりやすい言葉で解説しています。
法律の解説だけではなく問題を解くときの考え方も解説してくれていますので理解が深まります。
マンガ版テキストと問題集
勉強がどうしても苦手という方には、シリーズの中でも「マンガ宅建塾」をおすすめします。
1ページの半分に4コマまんが、もう半分に解説という構成で具体的な事例で解説されています。
基本テキストに入る前に全体のイメージをつかんでおくとスムーズに進められます。
事例に関しても非日常的な裁判の話ではなく、身近な日常生活にからめて解説されているのでとても分かりやすいです。
自分の知っていることと法律の考え方を結び付けることは理解しやすいだけではなく記憶にも残りやすいといえます。
まるばつ宅建塾というマンガ解説付きの一問一答問題集もあります。
マンガ好きな方はインプット(テキスト)もアウトプット(問題集)もマンガ版から始めると勉強を楽しく進められます。
シリーズ化された各種問題集
過去問題集は「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限 その他の分野」の3冊に分かれています。
問題集には基本テキストの解説ページが記載されていますので、シリーズで揃えればわからないときはすぐに確認できます。
分野別必修問題集や直前模試もあります。
直近の法改正に関する問題も直前模試などでポイントを押さえておくと安心です。
らくらく宅建塾の微妙な点
一方、以下の点はやや残念なポイントと言えるかもしれません。
・無理やりな語呂合わせがある
・長年大きなリニューアルがされていない
無理やりな語呂合わせがある
らくらく宅建塾の強みでもある語呂合わせですが、無理やりこじつけたようなものもあり、なかには役に立ちにくいものもある、という声もあります。
確かに語呂合わせ自体が意味不明な文章になっていたら記憶に残りにくいですよね。
最近では他の参考書でも語呂合わせを紹介していますし、過去の受験者が個人ブログでオリジナルの語呂合わせを発表していることもあります。
ネットに情報があふれているので、わかりやすい語呂合わせは他でも見つけやすくなっています。
とはいえ、らくらく宅建塾の語呂合わせにはわかりやすく覚えやすい語呂合わせも多数あります。
自分に合うものは使って、合わないものは他の語呂合わせを使うようなイメージで活用してみてもいいのではないでしょうか。
長年大きなリニューアルがされていない
最近ではフルカラー化や分野ごとの分冊化、スマホ学習対応など大幅リニューアルを行っている参考書も多いですが、らくらく宅建塾の見た目の雰囲気やイラストはほとんど変わっていません。
毎年の法改正など重要ポイントについては改訂されていますが、持ち運びしやすいように分冊化するなどの工夫はされていません。
他社はらくらく宅建塾に勝つためにさまざまな改良を加えていますので、らくらく宅建塾はイラストがやや古い印象に感じるかもしれません。
これに関しては人それぞれ主観的なものになりますので、合わない人は他の参考書を使うとよいでしょう。
らくらく宅建塾の使い方のポイント
らくらく宅建塾の使い方のポイントを紹介します。
「基本テキストを読む→過去問題集を解く」の繰り返し
まずは基本テキストを読んでください。どんな内容が問われるのか、理解することが重要です。
そして並行して過去問題集にもチャレンジします。
間違えた内容は基本テキストで調べて、メモしましょう。
メモしてに記録を残しておけばどの問題を何回間違えたか振り返りやすいです。
よく間違える問題は問題集にチェックを付けておきましょう。
直前期にはズバ予想宅建塾の直前模試を活用
本試験直前期には、直前模試を使って実力を測るとよいでしょう。
タイミングとしては、はじめて受験する人であれば9月頃がおすすめです。
模試は、時間配分の確認や問題を解く順番の確認、各科目の理解度の確認に
とても役立ちます。
問題が解けたかどうか以外にも、時間配分なども意識して今後の対策につなげていきましょう。
基本テキストが難しいと感じる方はマンガ版の活用も
基本テキストを一通り読むことができない、もともと読書が苦手、そういう人はマンガ版からスタートしましょう。
マンガ宅建塾を読んで、まるばつ宅建塾で問題を解く。
慣れてきたなと思えたら基本テキストに進んでください。
まとめ
今回「らくらく宅建塾」シリーズについてご紹介しました。
基本テキストから始めて直前模試まで同じシリーズで完結できる人気の参考書です。
しかし、宅建の合格率は15%~18%、難関資格であることには変わりありません。
よくわからない部分を解決できなければ合格にはたどりつけません。
より確実に合格を目指したい方、基本テキストを読んでみて「独学では無理かな」と思った方は宅建試験の通信講座を検討してみるのも一つの手です。
アガルートアカデミーの宅建試験講座なら質問制度もあります。
わからない疑問を解決しながら学習できるので、より確実に合格を目指せます。
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2008年 宅建試験に合格。
現在は、不動産業に従事しながらWEBライターとして宅建試験に役立つ情報を発信中。