受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験｜【2025年合格目標】演習総合カリキュラム（フル・ライト）

宅建試験を目指した理由・契機

前職で不動産仲介業者に所属しており、宅建を持っているスタッフが活躍していた姿を見ていた。

現在はアルバイトとして別の業界に勤務しているが不動産業界に戻りたいと考えたところ、宅建を持っていた方が有利だと考えたため。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

昨年別のオンライン講座を使用して受験したが、勉強する期間が短く十分に勉強できなかったこともあり不合格になってしまった。

昨年使用していたオンライン講座でも不満はなかったが、カリキュラムで触れられていない部分も試験に多く出てきたことから、別のオンライン講座を検討することにした。

アガルートは宅建だけでもコースが4つあり、学習経験や準備期間の長さによって選べるところが良いと思った。

またどのコースにすべきかなどメールで相談したところ、丁寧かつ早めにお返事がいただけたので、今後質問などもしやすい環境なのではないかと考えて受講を決めた。

合格体験記・学習上の工夫

学習の流れ

まずテキストを見ながら動画講座を視聴した。そのときはあまり細かいところは追わず、昨年勉強した内容を概ね思い出せるようにざっくりとした理解をしたところで過去問集を解いた。

しかしかなり抜け落ちていた部分が多くあったためあまり正解できず不安になったが、ホームルームなどでも時間がある限りとにかく過去問をたくさん解くことが大事とお話をされていたので、あまり時間が経たないうちにもう2周目を解いてみた。

過去問を解くことで理解が深まった部分やインプットできた知識もあったため、その上で改めて動画講座を視聴した。

そのときはテキストに過去問で学習した追加情報や、講師の方がおっしゃっていた細かい部分ではあるが過去問で触れられていた部分についてもメモしたりすることで更に理解を深めた。

2回目の動画講座視聴後は、とにかく過去問集をたくさん解くことを重視し、最終的には試験までに6周した。

工夫した点

まとまった時間を取るのが難しい日もあったため、電車内などの移動時間を活用した。

過去問集は「間違えた問題」「正解したが不安な問題」で付箋の色分けをして、電車の中でも問題を解いたり、解説を見返したりしていた。

満員電車でテキストが開けないようなときや、徒歩での移動時には動画講座を耳で聞くことにしていた。

アガルートのコースを受講して助かった点

直前答練2回分や模擬試験があったため、初見の問題に出会っても焦らず落ち着いて解くことができた。

またメンタルが持たなくなりそうなときにはホームルームを視聴することでモチベーションの維持をすることができた。

試験の直前にもホームルームを視聴することで非常に勇気づけられたのでありがたいシステムだと思った。

個人的に語呂合わせで暗記するのが苦手なので、テキストや動画講座で暗記の仕方として語呂合わせが出てこないこともありがたかった。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

テキストについて

昨年使用していたオンライン講座ではテキストがフルカラーで絵なども多く、イメージしやすかったので初学用としてそれはそれで非常に役立っていた。

しかしその一方ですでに色が入っていたために自分でマークをしたりメモをしたりしても埋もれてしまうことがあった。

アガルートのテキストはカラフルではない分、自分の手でメモをしたりマーカーを引いたりしやすく、見返す用にまとまった表なども用意してあったので、過去問集で間違えて見直したいときには非常に便利だった。

動画講義について

初学用ではないものの、テキストではTipsにあたるような部分についても細かく説明してくれたので大変ありがたかった。

昨年使用していたオンライン講座の動画講義では触れられていないような部分についても説明があったため、学習経験者向けにつくられていると実感した。

空いている時間や移動時間などに耳だけで聞いて理解することもできるくらい、工藤先生が分かりやすい話し方をしてくださっていたので活用もしやすかった。

耳だけで聞いてきて引っかかった言葉や理解しきれなかった部分に関してはウェブ上で確認できるテキストの中で単語検索をして調べるなど、明確でないところはスマホですぐに確認できるのも非常に助かった。

択一解法テクニック講座のご感想・ご利用方法

何度も視聴したというわけではないが、択一解法テクニック講座では、具体的な問題の解き方について解説があったため、過去問を解く際に参考になった。

自分のやり方で解くのも悪くないが、選択肢のひとつとしてどのような解き方があるか教えてくれる講座があるのはありがたいと思った。

本来は直前答練や模試を解く前にも確認できると良かったと思うが、試験が近づいてきて切羽詰まってからだと余裕がなくなってしまうので、時間にある程度余裕がある人向けの講座だと思った。

宅建業法逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

択一解法テクニック講座と同様、こちらも時間にある程度余裕がある人向けの講座だと思った。

申し込みをして今年の試験に向けて学習に取り組み始めたのは早かったが、スロースタートだったため宅建業法を条文レベルでじっくり確認するほど時間が取れなかった。

そのため基本的には演習総合講義の動画講義をメインに視聴していたが、気分転換や宅建業法の過去問を解いていて更に知識を深めたいと思ったときに視聴していた。

昨年使用していたオンライン講座には、条文レベルで詳しく説明してくれる講義はなかったため、より細かい内容まで網羅するには適した講座だと思った。

また今年の試験では宅建業法で過去数年触れられていない言葉が出てきて混乱させるような問題が出たため、ローラーインプット講座を視聴してある程度覚えていればより十分な対策ができたのではないかと思った。

過去問答練のご感想・ご利用方法

解説集はかなり分厚く持ち運び用ではないと感じだが、まとまっている分、移動中に見返すことも多々あった。

直前答練や模試を解くには早いが、ある程度過去問集で知識が定着したと思ったときに解いてみて実力をはかることができた。

過去問集は科目別になっているため、自分がどの科目で落としやすいか分かりにくい部分もあるが、過去問答練で定着度を確認することで、どの科目で落としやすいかや、どの科目を重点的に復習した方が良いかなどが明確になった。

民法判例問題攻略講座のご感想・ご利用方法

もともと民法の判例問題は文章が長いため、解くのに時間がかかるのがかなり気になっていた。

また普段使用しない用語が多々使われていることから読み解き間違えて問題を解いてしまい混乱することも多かった。

そのため民法判例問題攻略講座で、目を通す順番や解き方などを詳しく説明してもらえるのは実際の試験に非常に役に立つと思った。

ただ今年の試験では民法の判例問題が出題されなかったため、準備をしていたにもかかわらず活用できずに少し残念だった。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

過去問を何度も解いていると、4択では正しい回答ができても、一問一答では正誤の判別ができないという問題もかなり多くあった。

そのため分野ごとに◯×形式で解答できるようになっている総まとめ講座を活用して、曖昧になっていた部分について改めて確認することができた。

テキスト右側の解説も要点を捉えてまとまっており、復習にも役立たせることができた。

また細かい内容について記載がないとはいえ、全科目が1冊にコンパクトにまとまっていたため、外出先でも見やすかった。

特にちょっとした隙間時間などでは4択形式ではなく2〜3行の問題文で◯×で解答できる総まとめ講座を使用することで、少しの時間でも問題演習できるように努めた。

直前答練のご感想・ご利用方法

初見の問題に慣れるためにも2回分あって大変ありがたかった。

他の予備校が市販している予想問題集も解いたが、比較的本番の試験より難しい仕様になっている印象だった。

初見の問題やこれまで問われたことのない問題もそこそこあったため、どこまでインプットすべきか迷子になることもあった。

その一方でアガルートの直前答練は、難易度が高すぎず、だからといって過去問と全く同じではなく、過去問とは少し違う言い回しをしている問題が多い印象だったので、試験当日のイメージがしやすかった。

本番で同じような問われ方をする可能性もあると考えたため、直前答練も1度だけではなく3度解き直し、繰り返し間違えた問題は超直前期にももう一度見直しを行うことで試験対策に役立てた。

模擬試験のご感想・ご利用方法

直前答練と同様、初見の問題を見ても焦らない訓練をするために模試が用意されていたのはありがたかった。

マークずれや回答したかった番号と別の番号を誤ってマークしてしまったりなど、模試で経験することで、本番の試験ではそういったことがないよう、落ち着いて対応することができた。

また時間配分についても模試でシュミレーションしておくことで本番は余裕を持って問題を解き終えることができたのではないかと思う。

見直しやマークした番号の確認の大切さについても模試や直前答練で学ぶことができた。