受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

金融機関に勤めており、不動産の売買に関わることが多いです。
それにも関わらず、区域区分の名称の意味すらまったく分からないくらいの知識しか持っていませんでした。
そこで、宅建試験を通して知識を高めたい、と思うようになったことがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和3年試験に失敗した後、予備校なども含め検討をしました。
合格実績の高さとコスパの良さを重視しており、様々な予備校・通信講座を見比べていたところアガルートさんにたどり着くことができました。
まさに自分の求めている条件が揃っている、と感じ受講に至りました。

合格体験記・学習上の工夫

令和5年の試験が恥ずかしながら3回目の挑戦となったため、宅建試験全体のおおまかな知識は身についている状況での挑戦となりました。
そのためテキストの読み込みよりは、過去問での演習を軸に試験勉強を進めていきました。
しかし、ただ過去問を回すだけでは今までと同じ過ちを繰り返すと感じていたため、過去問を何周回すというよりは各設問の肢を丁寧に読み、この肢はどこが違うのか、違うとしたら正しい答えは何なのか、といったことを考えながら解くよう意識しました。
また、理解していると思っている知識についても必ずテキストに戻り、ひとつひとつ丁寧に知識を確認し固める作業を行い、解説欄に自分の間違えていた知識のポイントを書き残すように心掛けました。
そのため、令和4年試験時と比べると過去問の周回数は少なかったように思いますが、過去問ひとつひとつに真剣に向き合ったことで自分が誤った認識をしていたことに気がついたり、引っ掛け問題のキーワードがなんとなく見えるようになったように思います。
特に宅建業法においては、簡単に感じる問題こそ丁寧な見直しが重要だと感じました。
多くの方が、無駄な失点をいかに抑えるかが宅建試験を制すと言いますが、まさにその通りだと感じることができました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

演習総合講義を受講し、一番ありがたく感じたのは、何といっても分野別過去問の量が豊富だったことです。
特に宅建業法はその分野だけで220問もあり、正直宅建業法を一周するだけでもかなり大変なくらいでした。
そのおかげで過去2回の失敗した試験時には書店に行き、他社から出版された過去問に目がいくことがとても多かったのですが、その隙すら与えられないくらいの演習量が確保できました。
また、カリキュラムの中に試験直前用の答練や模擬試験も含まれていたため、アガルートさんが用意してくださった教材以外に手を出すことなく試験を終えられました。
また、やはり分野ごとの解説動画が非常に良かったです。
特に私は権利関係に対する苦手意識が強く、テキストを読むだけではなかなか頭に入らなかったのですが、工藤先生の講義が非常に丁寧で、理解しやすいご説明をしてくださったおかげで、複雑な内容もすっきりと理解できたように思います。
ひとつひとつの講義が細かいチャプターで区切られているため、隙間時間でも学習が進められたのが社会人としてはとても重宝しておりました。
倍速再生にも対応しており、2回目以降の受講時には1.5倍速を活用し頭に定着することを意識しながら見ておりました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は、一冊の中に全科目がコンパクトにまとめられていたため持ち運びが非常に便利でした。
仕事に行く際には必ずカバンに入れておき、隙間時間が確保できたときには目を通すことを習慣づけていました。

特に、法令上の制限の分野の暗記に活用しておりました。
内容の精読をまず行い、理解したあと頭の中を整理して、一問一答を使いながら暗記をするよう反復学習していました。
コンパクトにまとまっているように思いますが、その中に記載されている内容だけでも過去問などはかなり解けるのではないか、と思っていました。
普通のテキストや過去問では全科目持ち歩くことは少し難しいですが、総まとめ講座のおかげで毎日どこにでも全科目を持ち歩ける状態でいられたのは、試験対策においてとてもプラスだったと思っております。

直前答練のご感想・ご利用方法

9月まではひたすら分野別過去問を使い回していたのですが、2時間で50問を解く調整ができていなかったので直前答練を活用し、まず2時間の中での各分野の解答するタイムスケジュールの確認を行いました。
直前答練は2回分用意されていたため、9月の中旬にまず一回目、9月末近くに二回目と分けて活用しました。
一回目は2時間集中力を持続させるための調整を意識し、二回目はある程度スピードを意識した中での実力を試しました。
二回分用意してくださったおかげで、違った活用方法ができたことが本試験にも生きたと思います。

また、解説本がとても詳しく作り込まれていたため、解答した問題の復習がしやすかったです。
このときにも、テキストに戻って知識を固める作業を行いました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、本試験1週間前に最終調整のために残しておき活用しました。
緊張感も徐々に高まっている状況下での2時間は、直前答練とは違ったメンタル状態を感じたため、非常にいい調整ができたように思いました。
直前答練同様に、時計を見ながら各分野の解答するタイムスケジュールの最終確認を行いました。

1週間前に緊張感を感じながら解答できたことで、本番において緊張感が和らいだこともあるように思いました。
問題冊子も本試験さながらの作りであったため、冊子の余白へ暗記したい事柄のメモや、引っ掛けのキーワードへマークし問題への注意力を高めることなど、解答ミスを防ぐための対策として本番でやりたいことの事前準備ができたため、イメージトレーニングには十分な模擬試験でした。