受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

自分の履歴書を見たときに、書ける資格が何もないことを恥ずかしく思ったことに加え、法学部を出てはいるが、現在それが何の意味もなしていないことに関して、大学に行かせてくれた親に対して申し訳ない気持ちがあったため、法律に関わる資格を何かしら取りたいと思ったことがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

数年前にも一度宅建試験を受けようとしたことがありましたが、その際は書店で購入した市販本で勉強してみようとしました。
しかし、最初の5ページ程度しか進まず結局受けなかったということがあったため、きちんと講座を受講しなければ合格出来ないと考えたためです。
最終的にアガルートさんを選んだのは、CMでよく目にしていたこと、講座の金額が自分の予算内だったことなどです。

合格体験記・学習上の工夫

本格的な勉強は学生以来だったため、まず毎日の学習を習慣化することが大変でした。
自分の性格的に、努力が目に見えることがやる気につながったため、毎日の学習時間と、テキストや問題集の進み具合は必ず記録するようにしました。
今週は何時間できた、今月は何時間できた、では次はもっと上回りたいと思ううちに、振り返ってみると学習時間は顕著な右肩上がりになりました。
最初は平日1時間、休日も6時間がやっとだったのが、最終的には平日3時間以上、休日9時間以上まで増やすことができたことは、合格へ大きく繋がった要素の一つだと考えています。
テキストも過去問も1周目は理解できないことが多く、心が折れそうになりました。
1度で理解しようとしても到底無理なので、そういうものだと思い、ただひたすらに繰り返すことに努めました。
繰り返していくうちに、バラバラに散っていた知識が少しずつまとまっていく感覚があり、「そういうことか」と理解できる問題も増えていきました。

その感覚が楽しかったため、とりあえず『知っていること』を増やそうと、学習開始から2か月間くらいは、移動時間などの隙間時間や仕事の休憩時間は講義の聞き流しに時間を費やしました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

入門講座の名前の通り、初学者でもとっつきやすいように作っていただいてるというような印象を受けました。
まず、小林先生のお話のテンポが良く、聞いていても飽きてしまうことがないこと、実体験を交えながらお話をしてくださることで印象深く記憶に残っていたことも多くありました。
また、講義の初めにキーワードを上げてくださるので、何を意識して何に注目して講義を聞いたら良いのかがわかりやすく、内容が頭に入ってきやすいと感じました。

学習の順番としては、権利関係・宅建業法・法令上の制限・税その他の順で一通り講義とテキストを見た後は、権利関係(講義→過去問)・宅建業法(講義→過去問)・法令上の制限(講義→過去問)を1周しました。
最初はとにかく権利関係と宅建業法の地盤を固めることに努め、ある程度自信がついてから法令上の制限にもウェイトを置くようにしました。
税その他に関しては最初に一度見た後は手を付けず、試験の1か月~1か月半前くらいにやっと過去問を始めた形です。
正直、過去問が全く解けずに焦りましたが、それまでに他の科目をある程度仕上げていたため、それくらいの時期には税その他・免除科目にもそれなりの時間をかけられたのかと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

小林先生がとにかく過去問を、と何度も仰っていたので、学習開始から3~4か月目以降はひたすら過去問を回していました。
最低でも5周、苦手な分野などは7~8周回したと思います。
最初は解説がある問題だけを解いて、解説を読んでから解説講義を聞いて、と進めていたのですが、そのうち気付くと解説を聞かずに進めてしまっていたため、講義は少ししか聞けていないと思います。
ただ、解説を読むだけで足りてしまうことがほとんどでしたし、解説だけではわからなかったものに関しては、テキストを確認したり講義を聞きなおすことで理解することができました。
テキストに戻った問題は、該当のテキストページを記載し、つまずいてしまった箇所にマーカーを引いたり、必要だと思うワードを書き足したりしました。
小林先生も、ノートは作らない方が良いと仰っていたので、知識がごっちゃになってしまう部分に関しては、付箋に自分なりにまとめてテキストや過去問に貼り付けていました。
過去問を解いていると、同じ論点で問い方を少しずつ変えた問題が繰り返し出されていることがよくわかります。
どの部分でひっかけようとしているのかもよくわかってくるため、とにかく過去問を、の言葉を身に染みて実感しました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

過去問を何周もして、過去問でつまずくことは少なくなったような直前期でも、他の教科を学習しているうちに、その他の教科を学習する期間が空いてしまうと途端に不安になってしまいます。
そんなときに、この講座のテキストはとても安心感を与えてくれました。

それぞれの教科の重要ポイントがまとめられていたため、苦手な教科を中心に、寝る前などのちょっとした時間に何度も読み記憶に残るようにしていました。
総まとめ講座に限らずですが、どの教材もコンパクトなサイズで持ち運びやすく、常にカバンの中に何かしらのテキストを入れて、いつでも気になる点を確認することができました。
気になったときにすぐ確認できる、というのは私にとってとても重要だったので、その点とても満足しています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験が講座の中に含まれているのは、とても有難かったです。
模擬試験では、1時間半で50問を解いて30分間見直しに当てられるようなイメージで時間配分をしていました。
過去問が解けるようになり、そこそこ自身がついていた中で目標点を40点として解いていたのですが、結果37点だったため一瞬呆然としました。
ですが、調子に乗らずに気を引き締めろ、というメッセージと受け取り、すぐに間違えた問題の見直しと、その問題に関わるテキストのページに付箋を付け、なぜ間違えたのかを確認するとともに、次間違えないために気を付けるべきことをメモするなどしました。
模試で間違えた問題や正解でも迷ってしまったような問題は、試験前日にも再度確認し直しました。

自由記載欄

色々な情報を見ていると、直前期になればなるほど、どんどん不安になっていきます。
そうすると、目の前のことだけで足りるのか心配になり手を広げようとしてしまいますが、自分が使っているテキストをひたすら信じて繰り返すことが本当に大事だと実感します。
小林先生の言葉の通り、ただひたすら過去問を回した結果、模試でも前年度過去問でも取れなかった点数47点で合格することができました。
学生以来の試験で、このような結果を得られたことは自分の中で自信となりました。
小林先生のおかげです。ありがとうございました。