受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

不動産売買に関わる業務経験は持っていたのですが、勤務先の役職定年を控えており、セカンドキャリアのために国家資格を取得しようと決意しました。
それまでの経験知識に加え、取得資格を生かして新たな職に転職し、残りのキャリアを終えたかったので宅建士取得を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2022年度に、別の予備校の通信講座を利用し宅建士の勉強を開始しました。
何度か模試を受験した際や本試験の際に、テキスト問題と試験問題とそのテキストや問題集での出題内容、文章の言い回し等に違和感を感じたため、2023年は別の講座を探すことを考えました。

合格体験記・学習上の工夫

学習は、5月のゴールデンウィーク明けから開始しました(前年より2か月早い)。
まず、通勤電車での約1時間でテキストを読み、前年の知識を思い出すことから開始し、テキストと問題集を一巡しました。
民法はテキストを読むだけでは頭に入らず、理解出来ない事が多いので、休日にオンラインの講義で復習しました。
講義は全て視聴するのではなく、理解を深めたいところを集中し視聴しました(特に民法)。

7月頃から問題集の2巡目を開始し、民法、宅建業法のみを2か月間集中し繰り返し学習しました。
通勤電車に加えて、休日も朝の時間を利用し必ず2時間以上学習時間を取りました。
また、8月は夏休み期間に5時間以上学習する日を5日間取り、テキスト、問題集の繰り返し、オンライン講座で再確認をして集中的に学習しました。
民法は理解が深まり、本試験でも民法は10点獲得出来ました。
9月からは、宅建業法を中心に法令関係を織り交ぜて問題集を繰り返しました。
宅建業法は5回繰り返し、法令上の規制は3回、税金その他は2回繰り返しました。
宅建業法は本試験の直前まで15点以上が取れず、最後まで苦しみましたが、基本に返り本試験日1週間前にテキストを読み返し、細かい点、欄外の注記、特筆欄を特に熟読しました。
そのおかげで知識が一回整理されたので、民法、他の科目もテキストの読み返しを行いました。
直前、3日前から問題集を一巡し、インプットした知識の再確認を行い本試験に挑みました。
結果38点の点数を獲得し、直前まで伸び悩んだ宅建業法も18点と、模試も含め最高点を出すことができました。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

テキストはシンプルにまとまっており、とても読みやすかったです。
ただし、初めての受験で利用するには難しいと感じる部分もありました。
2回目の受験で利用するのには最適だと思います。
特に問題集では難しい箇所にあたり、民法の中で私が苦手だった借地・借家関係は、問題が波状の様に繰り返し出題されることで、理解させ、忘れさせない構成となっており、強弱をつけた学習が出来たと思います。
問題も、比較的最近の出題傾向を上手く捉えており、前年に利用したテキストや問題集に感じた、最近の本試験問題や模試との違和感を感じませんでした。
テキストや問題集で学んだ知識で、そのまま本試験の問題に向き合えたと感じています。
必要以上に無駄な記述がなく、重要な箇所、必要な箇所、いわゆるAランク問題には十分にページを割いており、同じ学習時間で効率良く点数アップに繋がる構成になっていたと感じます。
テキストや問題集は持ち運びには厚かったので、自分で分割して薄くし毎日携帯して、空き時間を見つけてはチョコチョコと1~2問問題を解いて正解しては安心し、不正解の箇所は後でテキストで再確認するなどしました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

本試験の2週間前、10月の初めころに初めて手に取り利用しました。
本試験に向けた仕上げをどのように進めるのか迷っていて、あれもこれも復習したい時期だったので、総まとめ講座で各科目の主要な知識をチェックしました。
主要項目をチェックし、そこで気付いたこと、気になったポイントを通常のテキスト・問題集で再度確認するようにしました。
税金関係、免除科目は仕上げのチェックで役立ちました。
本試験へ向かう際も総まとめ講座のテキストを持参し、試験開始までの最後のチェックに利用しました。

直前答練のご感想・ご利用方法

本試験3週間前の土日に1回目、2週間前に2回目に取り組みました。
結果は、合格点には届かないであろうと思われる30点前半、特に宅建業法の点数が伸びず悩みました。
この不調原因を分析したところ、問題の読み違えや、宅建免許取消事由や取引士の資格取り消しなどについて誤った理解をしていた箇所が複数あったことに気付きました。
そこで、知識の整理をすることとし、再度宅建業法のテキストの読み直しを行いました。
問題集とは違う観点で自分の得意な科目(民法)、伸び悩む科目(宅建業法)、点数が安定しない科目(法令関係)を知ることが出来て、本試験1週間前での強化ポイントに注力出来ました。
1週間前には再度1,2回目の問題に取り組み、40点以上の点数となり自信に繋がりました。
問題集の問題を解くのとは違い、全ての科目の習熟度をチェックすることが出来ました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、本試験1週間前に取り組み34点でした。
やはり民法は平均以上、宅建業法が15点程度であと2~3点足りないと認識しました。
法令関係、税その他も点数が安定しませんでしたので、全科目のテキスト一読を行いました。
本試験前日に再度取り組くんだところ40点を超え、直前答練でも同様の結果が出ていたので、知識を整理し復習すればそれなりの結果が出ることが分かり、これまで学習してきたことが身に付いていると自信を持って本試験に挑みました。
模擬試験も直前答練も、意識して自宅ではなく図書館で取り組み、本試験に近い環境で緊張感を持って行うようにしました。

自由記載欄

オンライン講座の工藤先生の語り方、話すペースがとても堅苦しくなく穏やかで集中出来ました。
2024年度は賃貸不動産経営管理士に取り組もうと考えているので、また講義を聴けると良いと思っています。