受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

今年3月に仕事を辞めて1か月ほど経った頃に、時間に余裕があるので何か勉強したいなと思いました。
以前ほかの資格で2回ほど他社通信講座を申し込んだことがあるのですが、どちらも途中で挫折してしまったので、難易度があまり高くないもの、勉強時間がそんなにいらないものということで宅建を選択しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅建の試験を受けようと思ってから、ブログ等の口コミ、評判を見て検討しました。
そのなかで、いくつか評判のよいものを絞りました。
費用はあまり高くないほうがいいというのは前提としてありますが、それ以上に過去の経験から、途中で挫折しないということを重視しました。
その中で、合格できなかったら返金という特典よりも、合格したら返金という特典のほうが、モチベーションが上がると思い、アガルートを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

まず、試験日までに自分がどれぐらい勉強に時間を使うことができるかを算出しました。
一般的に言われる200~300時間は取れそうなので、そのようにスケジュールを立てました。
最初のほうはスケジュール通りに進めることができましたが、モチベーションが下がった時期もあって、途中スケジュールから少しずつ遅れが出てきてしまいました。
しかし、余裕をもったスケジュールを立てていたので焦ることはありませんでした。
最初の権利関係が難しく、心が折れそうになりながらも宅建業法に入ると過去問の正答率が上がったので、そこでモチベーションを取り戻しました。
その後の法令上の制限でまたわからなくなり、税・その他でさらに訳がわからなくなりましたが、得点を取るべきは宅建業法だと自分に言い聞かせて、なんとかモチベーションを保ちました。
自分のなかでよかったと思うのは、無理をしないと決めていたことだと思います。
もともと、机に向かってしっかり勉強をするということが苦手なので、自分が1日に集中できるのはこれぐらいだな、と少なめに見積もってスケジュールを立てたのがよかったのではないかと思います。

興味のある分野の講義や過去問をやっていると、気が付けば決めていた時間の2倍ぐらい集中していた、なんてこともありました。
あとは、勉強をはじめて試験日までの5か月間で3回旅行に行きましたが、旅行中は一切勉強をしないと決め、帰ってきてからまた勉強を再開しました。
メリハリをつけて、しっかり息抜きするということは大切だな、と思います。
やったことは、小林先生がおっしゃっていたように、講義を聞く、過去問を解く、テキストに戻って読み直し理解する、の繰り返しです。
予習も数回やってみましたが、わからないせいで勉強がイヤになりそうだったので、その分しっかり復習に時間を当てました。
最後の2週間はとにかく過去問をひたすら続け、最終的に宅建業法は5~6回まわしたと思います。
権利関係、法令上の制限、税・その他は3~4回ぐらいだと思います。
最後の1週間は予想模試を4回分やりました。
3日前ぐらいからは、それまでは別のノートに答えを書いていたのですが、過去問集に直接答えを書き込んで、間違えたページにふせんを貼って、試験会場に持って行き、直前にもう一度読み直しました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

最初アガルートの宅建講座は、工藤先生の評判がいいということで興味をもったのですが、資料を取り寄せて小林先生の講義のサンプルを受講してみて、面白い!と感じたのですぐに申し込みました。
私も関西出身なので、小林先生の時々出る関西弁のイントネーションを懐かしく感じたり、ちょっとしたジョークが楽しかったです。
しかしながら、講義を1回聞いただけでは知識の習得とはいかず、過去問を最低3回はまわしましょうと言われても、自分は無理だと思うばかりでした。
しかし、その後の林先生の過去問解説講座で、なぜこれは間違いなのかを文字で読むのではなく動画でしっかり説明をしてくださったことで理解が深まりました。
ベースの講義、過去問演習、過去問解説の講義の流れが非常に理解しやすかったです。
それから、本屋でいくつか宅建やその他の資格試験の過去問をのぞいてみると、左側のページに問題、右側のページに答え、というふうに見開きで答えが見えてしまう問題集ばかりでした。
アガルートの過去問集は、問題を解いているときにその答えが見えないような工夫がされていて、それが普通なのだと思っていたので書店でびっくりしたとともに、アガルートの細かい気づかいをとても嬉しく思いました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

アガルートの講義を申し込んだ理由の一つに、質問制度があるからということがあったのですが、そのお返事をしてくださっている先生の講義ということで興味津々でした。
私も2回、質問をさせていただきましたが、質問者の意図をしっかり読み解いてわかりやすく説明されていたという印象の通り、講義でも、受験生が何に混乱してしまうのか、間違えやすいのかを分析したうえでわかりやすく説明してくださっていたので、非常に理解しやすかったです。
そして、毎回のように出てくる林先生の小芝居がとても面白く、わかりやすかったです。
最終的に過去問を解くときには、林先生がツッコミを入れているような形で、私も問題の選択肢にツッコミを入れながら解答するようになりました。
おかげで、正答率もどんどん上がっていったように思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

シンプル、かつ、必要な部分をまとめたテキスト、講義だと思います。
個人的にテキストのカラーの使い方がちょうどよく、カラフル過ぎず、モノトーン過ぎず、自分の覚えたい箇所に色をつけられるということで気に入っています。

それなりに空白箇所もあるので、過去問の番号を書き込んだり、テキストに載っていない過去問の知識を書き込んだりもしやすく、大変助かりました。
最初に小林先生が、ノートは作らなくていいとはっきり言ってくださっていたので、情報をすべてテキストにまとめ、書き込むスタイルにできたのもありがたかったです。
そうでなければ、ノートにまとめて、テキストとほぼ同じ内容のノートを1冊作って満足してしまっていたように思います。
それをしなかった分、過去問を解いたりする時間に回すことができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

そろそろやらなければということで、アガルートから送られてきた模擬試験をやってみましたが、あまり結果がよくなく、正直自信をなくしそうになりました。
ただ、初めて、2時間という時間を計って、集中して、今までに解いたことのない問題を解くということをやってみたので、意外に時間が余っているなということや、間違えている問題の多くがケアレスミスだなということに、気づくことができたのは大きかったです。
どうしても、何度もまわしている過去問集は、理解しているというより答えを覚えているだけのような気がしていたのです。
宅建試験は今回が初めてということもあり、どのような形式で試験を受けるのかは情報でしかなかったのですが、実際に本番と似たような冊子で、同じ順番の問題を解くシミュレーションを講座に組み込んでいただけたのはありがたいです。

自由記載欄

サンプルを申し込んで、小林先生の講義を受けてみて、「あ、好きな感じだ」と思ったことから申し込ませていただいた講座でしたが、林先生の講義も面白いし、結果として合格もできたし、本当に受けてよかったです。
宅建試験は独学で取得される方も多い試験だと聞きますが、いつ何をやってもいいよというスタイルだと、私の性格上すぐにサボってしまっていたと思うので、しっかりカリキュラム化されている講義を受けられたということが勝利の一つのカギだったと思っています。
本当にありがとうございました。