受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

特に宅建士の資格を使う予定はないが、時間があり、得た知識は誰に奪われるものではなく自分の生活の糧になるので、受験した。
友人に不動産を多く所有する者や不動産系の仕事をする者が多いので、会話を深めるのに良い機会となった。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

インターネットで宅建受験を得意とする予備校を検索し、合格者数が多く比較的安価で受講しやすいのがアガルートであったため資料請求をした。
無料体験の授業を視聴して、小林先生の授業がわかりやすい解説だったので、受講を決定した。

合格体験記・学習上の工夫

6月15日から学習を始め4ヶ月の準備期間であったため、前半の2ヶ月で授業動画の視聴と分野別の過去問題を解くようにし、後半の2ヶ月は自身が理解していない分野の理解を深めることと、実際に出題された過去問題や予想問題などを時間内に解き、間違えたところを復習するということを繰り返した。
1年分の過去問題を通しで解く場合には、どの分野から始めてどの順番で問題を解くのが自分に適しているかを、実際に順番を入れ替えて試し、どの時点で何分使っているかを把握し、時間配分に気を配った。
また、過去問題を答えたマークシートを数年分並べ、間違った問題や自身が苦手とする問題の傾向を把握し、最後の1ヶ月はその分野を重点的に勉強するように努めた。
平日は午前2時間、午後4時間程度、各科目の内容の理解や過去問題を解くようにし、休日は1日30分から1時間程度、記憶が薄まらない程度に過去問題を軽く解いたり、数字や用途地域など暗記系のものに重点を置くようにし、勉強するという習慣が絶えないように気をつけた。
ただし、勉強のために全てを犠牲にするつもりはなかったので、遊びに行く日は遊ぶ、それまでの日にしっかりと勉強をするなど、ダラダラとした学習は避け、メリハリをつけた生活を心がけた。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

1日で自分が体力的に何分授業を視聴できるかを初めの数日で把握し、視聴計画を立てた。
1チャプターごとに動画時間が異なるため分野ごとに1チャプターが何分かを書き出し、自身の1日の限度で視聴を区切るようにした。
動画を視聴した後に該当部分の過去問題を解くという生活を繰り返し、1週間ごとにこの計画を見直した。
ただし、計画自体は詰め込みすぎると想定外の事態に対応できないので、1ヶ月当たりの到達目標は立てつつ、1週間当たりのスケジュールには余裕を持たせ、1日のノルマは自身に適度な負荷がかかるようなプランとした。
もちろん分野や内容ごとに理解度が異なるため、過去問題を解いた時点であまりにも正解率が低い部分については書き出してメモをとり、後から復習できるように備えた。
わからない分野をその都度立ち止まり掘り下げて時間をかけるよりは、ひたすら前に進むようにして、後から足りない知識を補充するという方法を今回はとった。
また、動画自体は1.25倍速で流すようにし、一度聞いて理解できない部分のみを巻き戻してみたり、通常速度でじっくりと見るようにして、1日でなるべく多くの動画を視聴できるよう工夫をし、基礎知識の理解に努めた。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座のテキスト自体は、総合講義の動画視聴と併用した。
各チャプターが終了するごとに該当部分の問題を解くようにし、2巡目は間違えた部分のみ、3巡目は自身が苦手とする部分のみ、正誤を問わず解くようにし基礎的な知識を固めた。

過去問解説動画については、ほとんど視聴はしていない。
動画で説明されていることは、テキストに書かれている解説とほぼ変わりがなかったので、基本的には解説を読めば事足り、それでも理解できない部分は入門総合講義のテキストに戻るようにした。
さらに理解できない部分については、インターネットで対象となる用語を検索したり、元の根拠となる法令を読んだり、他社の解説や図解などを見て理解をした。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座の動画もほとんど視聴はしておらず、テキストの利用のみに留まった。
ページ左側にある過去問題を解き、理解していない内容を右ページにマークするようにし、これを2回繰り返した。
ページ右側に書かれている知識は、試験を受けるに当たり、最低限理解をして頭に入っている必要がある内容であると考えたため、疑問点を残さないようにした。

また、テキストに書かれていることプラス、過去問題を解いてみて自身が何度も躓き理解しきれていない部分をマークしたり、法改正部分で追記が必要であると感じた部分を書き込んで、直前の復習でこの1冊を見ればだいたいのことがわかるというテキストになるように加工をし、知識を見直すのに利用した。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験の問題は試験日の1.5ヶ月前頃に解いたと記憶している。
これまでに実際に出題されてきた過去問題や、他社が出している直前予想問題の中の1つとして、時間を計測して試験時と同様の条件となるようにして利用した。
一般的に予備校の予想問題や模擬試験は難しいと言われるが、アガルートの問題は基本的な知識を問う問題が多く、さほど難しいとは感じなかった。
この時点では合格点に数点達してはいなかったが、逆に言えばあと数点で合格点に達する程度までは学習できているということがわかったので、その点数が取れていない分野の勉強をより一層強化し、理解を深めようと考えた。
そのため、合格点が取れなかったことについては悲観的にはならなかった。