合格者の声|過去問を学習の中心にして2か月で合格! 内木 絵里子さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
宅建試験を目指した理由・契機
司法試験受験生でした。
司法試験の合格発表前の期間に、なにか法律の勉強をしようと思い、宅建試験を知りました。
宅建試験は、試験科目に民法が含まれているため、司法試験と一部科目が重なっています。
また、宅建士は独占業務資格なので、合格しておけば将来の仕事に活かすことができるのではないかと思い、宅建試験を目指すことにしました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
司法試験の学習時にアガルートアカデミーの講座を受講していて、アガルートアカデミーに信頼感があったからです。
コンパクトなテキストと短めの講義時間に設定されたネット講義で、短期間でインプットが可能であると思ったからです。
また、解説付き過去問がセットであること、合格者の全額返金制度があることも決め手となりました。
合格体験記・学習上の工夫
権利関係について
民法の知識はありましたが、宅建試験の場合、民法の中でも頻出分野は決まっています。
テキストも、民法全体の説明ではなく、特に頻出の分野(総則や賃貸借など)にコンパクトに絞られたものでした。
内容も正確でわかりやすかったです。
また、区分所有法や借地借家法は、司法試験よりも宅建試験の方がより詳しく学ぶ必要があります。
これらの法律も、テキストで十分網羅的に知識をインプットすることができました。
インプットが一通り終わったら、過去問を解きました。
権利関係は比較的得意だと思ったため、一度正解した問題は印をつけ、1回しか解きませんでした。
間違えた問題は、時間をおいて繰り返し解きなおしました。
宅建業法について
全く知識がなかったので、入門総合講義を1日で聴き、過去問を解きました。
総合講義はメリハリがあり、この分野で何点分出る、ということが明確に説明されていました。
また、先生独自の覚え方のポイントも、総合講義で説明がありました。
税・その他、免除科目について
権利関係・宅建業法と比べて難しかったです。
権利関係と宅建業法でほぼ満点を取ることができれば、税・その他、免除科目はそこそこの点数で合格点が取れると気が付き、よく出ると先生が説明している部分のみしっかり講義を聴き、過去問演習に取り掛かりました。
学習期間は2か月程度で、そのうち総合講義は4日程度、残りの期間は過去問演習をしていました。
勉強時間は平日でも1日1時間は取りました。
休日や、時間のある平日は5時間程度、試験直前の土曜日は13時間程度勉強しました。
入門総合講義のご感想・ご利用方法
入門総合講義は、1周だけ聴きました。
時間が取れる時に4日程度で、倍速で一気に聴きました。
先生が総合講義でおっしゃる通り、宅建試験の合格のコツは過去問演習にあると思います。
テキストをどんなに読み込んでも、その知識が問題でどのように出題されるかがわからなければ、いつまでたっても得点に結びつかないと思います。
そのため、私は入門総合講義は一度聴いたら二度と聴かないと決めて、1周目の視聴に全力で集中しました。
先生は、初めて宅建試験の勉強をする人向けに、用語を詳しく説明してくださいます。
似ている用語があるな、と思っていたら、すかさず似ている用語の説明が始まった時は、先生は初学者のつまずきやすいポイントを熟知されているのだ、と感動しました。
また、先生は、ここは改正だ、ということや、表の覚え方など、テキストに書かれていないことも説明します。
それらはすべてテキストにメモし、のちに過去問演習時に確認した際にわかるようにしておきました。
のちの過去問演習で、何度も間違うところや自分が理解していない点が浮き彫りになります。
その分野はテキストに戻り、周辺のページも含めて確認しました。
宅建試験は特に、宅建業法で満点を目指すことが重要であると思うため、宅建業法のテキストは特に確認するようにしました。
過去問解説講座のご感想・ご利用方法
過去問解説講座が、宅建試験の学習の中心となると思います。
本講座は平成25年から直近の過去問が、解説付きで掲載されています。
1周目は、前のページから順番に解いていきました。
この時点では総合講義を1周聴いただけで、覚えるべきことも覚えていない状態です。
そのため、過去問は解くというよりも読むという勉強方法を取りました。
過去問の問題文と解説を読み進めると、よく出る分野や覚えなければいけないことがわかるようになってきます。
この方法で2周目も過去問を読んだら、年度ごとに過去問を解き採点をし、何点取れるかを確認しました。
初めは20点台でしたが、徐々に40点台を取ることができるようになりました。
過去問は、とにかくくりかえし解くことが必要ですし、問題演習は過去問で十分だと思います。
総まとめ講座のご感想・ご利用方法
総まとめ講座は、最も重宝した講座です。
左ページに一問一答形式で、各分野の代表的な問題と簡単な解説が載っています。
右ページに、その分野の重要知識がコンパクトにまとめられています。
このように見開きでまとまっているため、デジタルテキストでも非常に見やすく、電車の中や寝る前に少し確認するのに最適な教材でした。
勉強方法としては、まず、左ページの〇×問題を解きます。
次に、右ページのまとめを確認します。
そこで、わからなかった問題や不安な分野があれば、テキストと過去問を見直すようにしました。
また、直前にもパラパラ見て、この分野の知識が不安だな、と思ったりという記憶喚起にも役立ちました。
厚さも薄いので、どこにでも持ち歩ける本です。
試験日当日も、この本だけを持って試験会場へ行きました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
私の場合、過去問演習に時間がかかったことと、学習期間が2か月程度と短かったことから、模擬試験に手を付けることができたのは試験当日の朝でした。
模擬試験は、初見の問題が本番と同じ形式で出題されること、免除科目の予想問題の役割を果たすことから、ぜひ解くべきだと思います。
免除科目は的中しませんでしたが、模擬試験を通して未知の問題の考え方が身につくと思います。
また、他の分野では模擬試験で出題された問題が出題されたため、直前に模擬試験を解いてラッキーでした。
解く時期は人それぞれだと思いますが、模擬試験は難しめに作問されていると思うため、点数は気にしすぎず、苦手分野を見つける機会として利用するべきだと思います。