受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

就職活動を行おうと決めた際、何か武器になるものが欲しかった。どの資格を取ろうか考えた時、自分がなりたい職業がデベロッパー業界や信託銀行だったので、宅建試験合格は非常に有利になると思い、宅建試験の受験を決断した。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

大学やアルバイト、就職活動と同時並行しながら勉強を進めるにはオンラインで講座を受けられる予備校が一番適していると考えた。インターネットで調べた際、アガルートを見つけ無料講座を受けてみたらわかりやすかったため、アガルートに決めた。

合格体験記・学習上の工夫

宅建試験のための勉強時間を確保することが最も大変だった。そこで最短で勉強を進めるために、講義の中で先生が仰っていた過去問と講義の2つを使うことを意識した。アルバイトや大学の授業と両立させようとしたため、勉強時間は200時間ほどしか取れなかった。また、宅建試験の内容に関する知識は全くなかった。
そこで、電車の通勤時間を利用して講義を見るよう意識した。そして、講義を見終わったら講義の最後に載っている過去問を通じて知識をアウトプットした。また、宅建業法など1つのジャンルの講義を全て見終えたら、そのジャンルの過去問に取り組んだ。本来なら講義動画を見る前に過去問を解いて、ある程度どんな問題が出題されるのか把握するべきだと先生は話していたが、自分自身知識がないため全く歯が立たず、自分でやり方を工夫した。同じ講義を2回見るようなことはせずに、一度知識をインプットしたらあとは過去問でのアウトプットに力を入れた。過去問を繰り返し解くことで、大体どんな問題が毎年出ていて、最低限この知識さえあれば合格できるなというのが分かった。結果的には37点とギリギリの合格にはなったが、時間が無かったり0からのスタートといったところから考えると、効率よく勉強できたと思う。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

講義動画と教材の2つに分けてお話しする。まず講義動画では、教材をただ復唱するだけでなく、実際に長年教えてきた経験から生まれる実際の例であったり、時には冗談交じりで話しているなど、話が非常に耳に入ってきやすかった。どうしても民法などは法令が書かれているだけだと具体的なイメージがつかなく、覚えるのが大変だった。しかし、イメージしにくい部分を先生が例を挙げて説明してくれたため、分かりやすかった。さらに、出やすい範囲と出にくい範囲を分けて説明してくださり、頻出の分野だけを意識して重点的に勉強できたのは非常に効率よかったと思う。

教材に関しても、分野の頻出度をレベル分けしてくれたり、文字だけでなく図を用いて説明してあったため、内容をまとめるのが容易であった。自分は時間がなかったため、頻出度がAやBの分野に絞って勉強した。また、図が書いてあるページには付箋を貼り、視覚として内容を覚えることを意識した。

利用方法としては、まず全部の講義を一通り見て、全体的に知識をインプットした。そのあと過去問をやってみて、苦手な分野や点数が取れていない分野はもう一回見ることで苦手をなくし、点数を順調に伸ばすことが出来た。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

今回のカリキュラムの中で最も合格に必要だと感じたのがこの過去問解説講座である。ある程度の知識のインプットがあっても、その知識をどう使って問題を解けばいいのか分からないと問題を解くことが出来ない。こういった悩みを解消するために講座を受けて、実際の問題をどんな形で解いていけばよいのか理解でき、解き方を自分のものにできた。具体的には、消去法の使い方や、権利関係で絵をかいてどんな形で権利が働いているのか可視化することで問題が解きやすくなることを学んだ。過去問の量をとにかくこなして、その中で分からない問題や正解していても自信がなかった問題の解説動画を見て、解き方を定着させられたのは合格に最も近づいた勉強法だったと感じている。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

最後の1週間はこの総まとめ講座に非常にお世話になった。過去問を解いたり、入門総合講義を見返すのは時間がかかりすぎてできないといった時に役に立つのがこの講座である。短い時間でコンパクトに大事な内容をまとめており、直前期にこの講座を1周すれば全体的な知識を再確認できる。知識のインプットは定期的に行わないと忘れてしまうため、短時間で全範囲の内容を網羅することが出来るこの講座は重宝した。さらに冊子の内容も図をメインにまとめてあり、見やすかった。図を視覚的に暗記し、暗記した内容を左のページに載っている問題でアウトプットするといったようなことを直前期に行い、知識の抜け漏れがないように意識した。そしてこの講座では分からない詳細なところを入門総合講義で理解するといったような流れで勉強した。

模擬試験のご感想・ご利用方法

実際に過去に出題された問題と非常に似ており、有効なアウトプットの機会になった。また問題内容だけではなく冊子の形やサイズなどまで似ていたため、実際の本番の試験をより意識できた。本番通り時間を計って問題を解き、時間配分や緊張感などを体感することが出来た。過去問を解くのとは違い、模擬試験はその段階での自分の実力を測るといった意図で利用した。模擬試験を利用したのは試験本番の1週間前である。理由としては、この段階でどれだけの点数が取れるのかというのを把握し、最後の1週間を苦手分野の克服に使いたかったからである。この模擬試験をやってみて、自分は宅建業法が苦手だと分かったため、最後の一週間は宅建業法の勉強に力を入れた。