受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

金融機関の不動産ファイナンスの部署に所属している。宅建士の資格がないとできない仕事ではないものの、不動産鑑定評価書をベースとしたファイナンスを行う部署であり、またドキュメンテーションも行うため、不動産及び法律に対する基礎知識をつけるため、宅建試験合格が部として推奨されていたから。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

過去に宅建試験を受けた際、過去問12年分を解いていたにも関わらず不合格であったことから、とりわけ民法についてはより深い理解が必要であると感じた。文字面を読むだけでは短い時間で深く理解を進めるには難しいと感じたため、動画での学習が有効と考えた。その中で、ゼロから合格カリキュラムを受講していたこと、他社対比受講料が割安であった当社の講座を選択した。

合格体験記・学習上の工夫

民法については考え方をしっかりと理解し、汎用性のある知識にすること。
宅建業法については当日満点を取るつもりで、正確な知識を定着させること。
他の2分野については必要以上に深追いしすぎず、過去12年間で出た問題と基礎知識に限定し、着実に合格ラインを取れるようにすること。

宅建試験は「過去に出た問題を正解するだけでは合格できない試験である」といことを受け入れ、丸暗記に頼ろうとせず、一貫してロジックに拘る勉強をすると良い。(現に私は宅建受験1年目に過去問12年分を概ね正解できるようになっていたが、2点差で不合格だった。)

1年目も2年目も会社員で平日は通勤時間以外勉強時間を確保できなかったため、試験2〜3ヶ月前より週末にまとめて勉強していた。1年目に過去問12年分は解いており、過去に出た問題は漫然と解いても正解できてしまうため、2年目はあえて工藤講師の動画を1から丁寧に見て、常にロジックで正解できるような勉強を心がけた
直前期は過去問12年分のうちそれまでで間違えた問題のみを復習し、どうしても覚えられない丸暗記の数字の部分のみ、語呂合わせをネットで調べ対策。他、予想問題や直前答練を活用し、模擬試験を自宅にて4つほど解いて当日に挑んだ。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

工藤講師の点を線に繋げるような説明が本当にありがたかった。「業法のこの部分は、あくまで原則として民法があり、それでは対応しきれないからこういうロジックで業法が制定されている」など横断的にご説明いただいたことで、知識がつながって非常に覚えやすかった。丸暗記で12年分の過去問にしがみつくより、工藤講師の説明を丁寧に聞きよく理解する方が圧倒的に効率が良いと思う。ゼロからカリキュラム(注: 2023年度は「入門総合カリキュラム」と講座名が変更されています。)では分野ごとに先生が異なるためそのような構成にするのは難しいのかもしれないが、スピード合格カリキュラム(注:2023年度は「演習総合カリキュラム」と講座名が変更されています。)では工藤講師に一貫してご説明いただいたことで大変知識が身のあるものになったと思う。

直前答練のご感想・ご利用方法

基礎的な問題が網羅的に用意された模擬試験で、これは高得点が取れなければまずい!と自宅で緊張しながら解いた記憶がある。直前期、試験の約3週間前に解き、自信をつけた。また落とした問題は当日絶対に落とさないよう、該当箇所の工藤講師の動画を再度観てロジックの見直しを行い、どうしても覚えられないと判断した箇所はネットで語呂合わせを調べるなど、基礎の再確認のために使った。試験1週間前に間違えた問題だけもう一度解き直しをしたと思う。過去問12年分はもう何度も解いていて、正直ロジックがわからなくても何となく解けてしまっている部分もあったため、直前に知識が定着しているか新しい問題で再確認できてありがたかった。

模擬試験のご感想・ご利用方法

当日と同じくらいの難易度の模擬試験という印象。おそらく安定して合格できるレベルに到達していた人は、この模擬試験でも合格点くらいは取れたと思う。直前答練は本当に基礎的な問題で構成されているのに対し、こちらは若干記憶が曖昧になりがちな部分からも出題されており、直前期に身を引き締める上で大変ありがたかった。試験直前2-3週間前あたりに解き、試験1週間前に間違えた問題だけ2周目3周目と復習したと記憶している。

また模擬試験の講師の方の説明が非常にわかりやすく、この方の講義も受けられたら面白かっただろう、と思った。試験の難易度が直前答練より高いこともあり、模擬試験の解説動画は1.5〜2倍速にして全て説明を聞いた。工藤講師と同様、点を線に繋げるような説明と、具体例が豊富で説明が頭に入りやすく、とても有意義だった。