合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

資格取得が最終目標ではあるのですが、令和元年に取得した行政書士が、改正民法施行前だったため、試験勉強を通じて、改正後の民法を一通り押さえることと、不動産関係の法令上の制限や宅建業法を押さえたかったことが一番の理由です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルート調査士2期生として、テキストのサイズや製本状態、動画システムの構成など、様々な特徴をすでに体験済みで、講師の方もサンプル動画などで、宅建を受けようと思う前から存じていため、迷わずアガルートの講座を利用しようと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

7月下旬にテキストが届いてから、急に忙しくなってしまい、まとまった勉強時間があまり取れず、動画もあまり視聴できない日々が続きました。
8月下旬は、調査士の特別研修の考査対策もしなければならず、本格的に始められたのは、9月上旬からでした。なんとか動画を一通り見て、過去問を解くというのがやっとでした。
宅建業法の過去問テキストだけはものすごく分厚かったので、特に宅建業法は、ひたすらに繰り返しました。権利関係は、行政書士や調査士よりは難易度が低く、4択でしたので、難なくこなせましたが、宅建業法や法令上の制限は初めて学ぶ分野だったため、覚えるべきところは、集中して暗記に努めました。
動画視聴は、じっくりと行うことが出来なかったため、音声を、いわゆる隙間時間に聞いていることがほとんどでした。動画音声を視聴しつつ、総合講義と過去問集のみで十分合格に達することができる水準であると信じ、繰り返したというだけという感じです。
テキストや問題集の選択に悩むこと無く、アガルートのテキストを繰り返せば合格出来ると信じ、行ったというだけですので、それ以上の工夫は何もありません。
テキストで、ありがたかったのは、根拠となる条文がしっかりと記載されていた点です。掲載されている条文全部を六法で調べていたわけではありませんが、理解が不足していた箇所は、根拠となる条文を調べることが出来たため、この点はとても良かったです。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

本講座のメインは、この演習総合講義にあると言っても良いくらいだと思います。学習経験者を対象にした講座のため、端折った駆け足の内容ではあるのですが、必要にして十分に思いました。
テキストの全部の箇所が解説されるわけではないのですが、解説されなかった箇所は、それほど重要ではないという理解で、重要度の強弱をつけることができました。それぞれのテーマの最後のまとめの部分がとても良かったです。
後述のように、総まとめ講座はあまり本格的に活用できなかったのですが、総合講義のまとめの部分だけを聞くのは、とても有効でした。
視聴速度は、最初から1倍である必要なかったため、1.5倍くらいで聞き始め、2倍で聞くときもあったのですが、再生速度を速くすると、普段の日常生活ではあまり必要ないくらいの集中を要し、何度も戻って聞き直したりしたこともあったため、最初から欲張って再生速度を速めるのは良い結果とはならなかったです。自分自身のちょうど良い再生速度で聞くのが良いと思います。二回目以降も、再生速度を早めることはあまり意識せず、追いつける範囲にとどめました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

右側のページの表がうまくまとまっていて、ざっと確認するのに便利でした。
ただ、学習期間が長くとれれば、総まとめ講座も、もっと有効に活用できたかもしれません。

直前答練のご感想・ご利用方法

普段はA5の過去問集で問題を見ていると、本番の問題印刷に違和感を感じるところでしたが、直前答練の問題印刷が本番とよく似ていたため、良い疑似体験となりました。
利用方法としては、本番の体験という程度に務め、点数や内容は全く気にしないようにしました。答練の復習時間はほとんどとれなかったので、直前答練で気づいた弱いところを、過去問と総合講義に戻って補完したというような利用です。時間があまり取れない場合は、直前答練よりも過去問と思い、直前答練は1回しか利用できませんでした。今振り返っても、何度も答練や模擬試験を受けるよりも、過去問をメインとして行うのが鉄則と思います。十分に過去問を回した上で、答練・模試を利用するのは有効ですが、その時間がなかったというのが実情でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本試験で解く順番について、いろいろな方法、いろいろな意見があるとは思います。1番から順に解いていく方法、宅建業法から説いていく方法などあるなか、私は1番から解くことにし、模擬試験でもそれを踏襲してみました。
結果として、時間は十分余る位の時間で解き終えることができましたが、理解が不足していると、どんなに時間を掛けても解答が出せませんし、個数問題ですと、理解不足は致命的です。消去法が通用しない個数問題はとても手強いことを思い知り、正解できても安心出来ないと思った次第です。
本番では、個数問題が手強かったので、対策が功を奏しました。  模擬試験や答練は、その時点の知識での合格の可能性を試すというよりは、時間配分や、解答に要する時間などのチェックのために利用しました。