合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

私は大学卒業後に就職しませんでした。卒業後は高校生から働いていたアルバイト先で働き続けていました。大学生のときに就職活動をしなかった理由は、アルバイトの仕事がとても大変であった分、とてもやりがいがありこのまま続けていたいと思っていたからです。ですが卒業後に働きすぎで過労とストレスが溜まり、うつ病になってしまい休職することになりました。結果的には続けるのが難しくなり退職しました。
体調が回復してきてから、今の勤務先である自転車販売店にてフルタイムで働くようになりました。今の仕事もとてもやりがいがあり働きやすい環境ではあるのですが、卒業からおおよそ2年経ち、一緒に大学を卒業した友達たちが正社員として一生懸命働いているのを知り、フリーターとしてはたらいている自分に負い目を感じました。
私も将来のことを考えると正社員になりしっかりとした人生設計をしなくてはいけないなと思い、就職活動を始めようと決めました。
ですが大学卒業後にちゃんと就職活動せずにフリーターをしていたので、既卒という扱いになりなかなか就職活動が上手くいかないのではないのかと不安になり、最初の一歩が踏み出せずにいました。
その時にちょうど母が宅建の試験の申し込みをしていて、私も宅建という国家試験に合格できれば強みになり、また自分の自信にもつながると思い受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

大学2年生のときに一度宅建の試験を受けたことがありました。
その時はお金をかけずに合格したいと思っていたので、書店で3,000円程度の参考書を購入し勉強していました。
当時は大学生で大学の講義やレポート、テストに加えて毎月200時間ほどアルバイトをしていました。なので通学時間やバイトの休憩時間などの隙間時間に勉強していました。
ですが疲労が溜まっている中で宅建の勉強をしていたので、参考書をただ読んでいると睡魔に負けてしまったりして、何度読んでも全く頭に入っていかなかったです。そして結果は不合格でした。
今回宅建を受験しようと思ったとき、試験まで3か月を切っていました。
どうやって勉強をしていこうかと考えたとき、大学生のときの経験から考えると書店で本を購入し、読んで勉強をする独学は難しいと思いました。
大学生のときほど忙しくはなかったですが、1日8時間、週5日働いて、帰ってからもやらなくてはいけないことがあるので、勉強時間を作ることが難しく、如何に少ない勉強時間の中で効率よく勉強し、合格するためにはどうしたらいいかと考えました。
そしてお金をかけて通信講座を受講すれば数万円の受講料を無駄にすることはできないと自分を追い込んで勉強できると思い、通信講座の受講を決め、どの会社の講座が一番自分に合っているのかネットで探しました。
アガルートのことはたまにテレビでみる変なうさぎとカメのCМで知っていましたが、通信講座だとは知らなかったです。
ですがほかの講座より受講料が安い、あのCМが変だなぁと思って興味があった、テキストの見本をネットで見たらシンプルで自分に合っているなと思った、という直感で一瞬にして受講を決めて申し込みました。
また、合格したら全額返ってくるというのをみて最高だなと思ったのと、なおさら絶対に合格してやる!という気持ちになりました。

合格体験記・学習上の工夫

私が宅建を受験すると決めて勉強をスタートしたのが7月22日で試験日が10月16日だったので、試験まで3か月を切っていました。
とにかく試験まで時間がなかったです。
仕事が9時30分から18時30分までで、週休二日なので平日は勉強できても1時間半が限界でした。休日も勉強以外にもやらなくてはいけないことがあったため、休日は5時間くらい勉強時間が取れる計算でした。勉強を始めるときに試験まで仕事がある日と休日が何日あるか計算したところ、仕事がある日が60日、休日が28日で、試験まで230時間しか勉強時間が取れない計算でした。最低でも合格するには300時間の勉強が必要だと分かっていたのですが、無理な計画を立てても計画より進んでいないストレスや不安で勉強が嫌になってしまうので、仕事のある日で1時間半、休日で5時間、最低限勉強すると決めました。
実際は仕事に行く前、仕事が終わってから家事などをできるだけ早く終わらせ、寝るまでの少しの時間や仕事の休憩時間などを勉強にあて、仕事のある日でも2時間以上は勉強できるようにしていました。
私の勉強方法はまず入門総合講座を受講してからその単元の過去問を解くようにしていました。初めて過去問を解くと、普段使わない言葉や言い回しなので全然解けないと思いました。ですがそこで止まってしまうと時間がないのに先に進めないので、とりあえず過去問を一周解いたら次に進むようにしていました。入門総合講座を一通り終えてからは過去問解説講座を受講せずに、ひたすら過去問を解きました。過去問解説講座は入門総合講座を終えた後に一度受講してみたのですが、全ての過去問を解説しているわけではなく、自分が分からない問題の解説がないことが多かったので、受講しませんでした。
その分、過去問で分からないところがあったらネットでその過去問の年度と問題の番号で検索して疑問を解決していました。
自分がテキストを読んでもわからないところは多くの人が分からずにネットに解説が載っていることが多かったです。
過去問を最低でも3周は解こうと思い、試験の二日前までひたすら説いて試験前に苦手なところを確認しやすいように印をつけていました。
過去問集は問題のページにオレンジのペンで選択肢の間違っている箇所に線を引いて、正しい選択肢になるように書き込んでいました。オレンジのペンで書きこんでおくことで、いちいちページをめくって答えを確認しなくて済むので、効率的に一問一問を解くことができるようになりました。
試験の一週間前に模擬試験を初めて解きました。点数は36点で合格するかどうか微妙なラインでとても焦りを感じました。模擬試験を解く前も同じだったのですが、本当に過去問を解いているだけで合格できるのか何度も不安になり、違うことをしてみようかと思いました。
ですが、小林先生がとにかく過去問とおっしゃっていたのでその言葉を最後まで信じてひたすら過去問を解くようにしていました。試験直前は模擬試験でわからなかったところの復習をし、試験までに模擬試験は満点を取れるようにしました。
また苦手な分野の過去問を解きつつ、テキストや講義の中で書いた表などを見返していました。
試験当日はここまで勉強して受からないはずがないと強い気持ちで挑みました。試験中は問題文のひっかけに引っかからないように、選択肢に線を引き、ここが間違っているからこれは違うなどという感じで問題を解いていきました。
解く順番はメールで送っていただいていたおすすめの解く順番の通りに解こうと思っていたのですが、試験が始まったら頭の中で権利関係をとばして解くしか順番を覚えておらず、法令上の制限→宅建業法→税その他→権利関係→5点免除の順番で解いてしまいました。
ですが法令上の制限、宅建業法、税その他は簡単だなと思いながら余裕をこきながら解き進めていたのですが、権利関係を解き始めた瞬間、難しくて一気に自信を失いました。権利関係を最後の方に回していなかったら全然わからなかったという焦りでほかの問題もちゃんと解けていなかったと思うので、結果的には解く順番をしっかり覚えて試験に挑まなくてよかったです。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

まずテキストが届いてからすぐに入門総合講座の受講を開始しました。
とにかく試験まで時間がなかったので、1.5倍速で講義を視聴していました。
まず権利関係から受講を開始し、小林先生のおっしゃる通りに入門総合講座で勉強した内容の過去問を解き、次の単元に進を繰り返していました。
過去問は説いてみるとやはり難しく、そこで止まりそうになってしまったのですが、小林先生がどんどん先に進めていくようにとおっしゃっていたので、少しわからない過去問があってもとりあえず100%理解するよりも先に次に進むようにしていました。
権利関係が受講し終わってからは宅建業法→法令上の制限→税その他の順で受講し、権利関係と同じで講義を受けて、過去問を解いて次に進むのを繰り返して1カ月ほどで一周しました。免除科目は試験の1週間前くらいに初めて受講し、ほぼ勉強せずに試験2日前、1日前に少し勉強し、直前に数字をもう一度確認し、試験に挑みました。
講義を受けてみての感想は、とても分かりやすかったです。
独学で勉強していた時は難しくてなかなか進めずにいましたが、講義はなるほど、あの時わからなかったことはこういうことなのかと、どんどん理解していくことができました。
正直に言うと、一回講義を受けただけでは難しくて理解しきれないこと、覚えきれないことも沢山ありました。でもまた受講するのは時間がもったいないし、何回も受講するより過去問をどんどん説いて、分からなかったらテキストとテキストに書きこんだものを見て理解していくほうがいいと思いそうしていました。
なのでテキストには線を引くだけではなく、見返した時に講義の内容を思い出せるように、先生が講義の中で説明していたことも一緒に書き込むようにしていました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

入門総合講座を受講し終わった後に過去問解説講座を受講しました。
ですが、すべての過去問に対して解説があるわけではなかったので自分にはあわずにすぐに受講するのをやめました。入門総合講座は一つの講義が短いのでスキマ時間にも学習を進めることができてよかったのですが、過去問解説講座の一つの問題に対して一つの講義なのがいちいち再生の倍速を変えなくてはいけなかったり、次の動画に進むまでのほんの数秒すらもったいなく感じてしまいました。なので過去問の本は解いて解説を読んで理解していました。解説の講座を受講しなくても次のページにある解説と入門総合講座のテキストを見ることでわからないところはほとんどなかったです。それでも分らないときはネットで検索して私が分かるように解説してくれているサイトを見ていました。
過去問は何度も解くうちにわからなかったところがどんどん分かるようになっていきました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法


試験直前に何かの復習をしたりして、変に不安になるとよくないと思い、5点免除以外はあまり何もしないようにしていたのですが、試験前に疑問に思ったところを簡単に確認することができたのでとてもよかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

大学生のときに受験したことがあったので、どのような感じなのかはわかっていたのですが、今の自分の実力でどれくらいの点数を取れるのか試すために一回目は解きました。
解いてみると自分が思っていた以上にわからないことやちゃんと覚えられていないところが多いことが見えてきました。自分はどこが弱点なのかを発見し、重点的に復習するようにしました。
5点免除はこんな感じの問題が出るのかという感覚を掴むことができました。
1回目解いた後は模擬試験の解説の本に過去問と同じようにオレンジのペンで間違っている箇所に線を引き、正しく書き直すようにしていました。赤シートでオレンジのペンで書いた文字を消して、何回も解くことで本番までに模擬試験は完璧に答えられるようにしました。
試験本番に模擬試験と同じ選択肢が出た時はびっくりしました。模擬試験を解いておいてよかったなと思いました。

カリキュラム・講座のご感想、講師へのメッセージ等

試験の前に小林先生から届いたメッセージに勇気づけられました!ありがとうございました!小林先生の言葉を信じて勉強し続けて合格することができました。