合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

現在、私の経営している会社は建設設計事務所で登録をしています。今後の業務範囲の拡大を図るため、不動産部門を立ち上げる準備をしています。その為に必要資格である宅建試験受験を、社員と共に受けることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私は以前に行政書士試験を数回受験しました。その際にも受験校をいくつか通い、何回か受験した経験があります。合格した年は、アガルートアカデミーの通信講義を受講した年でした。
そのため、宅建試験を受験する際にも私の勉強スタイルにマッチしそうなアガルートアカデミーを選んでみました。

合格体験記・学習上の工夫

私は今回の宅建試験が2回目の受験となります。前回の受験は、アガルートアカデミーの講義を受講して行政書士試験を合格した、次の年に受けた試験でした。その際は、合格祝賀会の際に宅建試験の紹介をしているのを観て、何となく勉強を続けるのもいいかな?との軽い気持ちで受験しました。
コロナ禍の始まった頃の12月受験となった年でした。私は12月受験組となり、少し夏頃に気が緩んでしまったのもあり本格的に勉強を始めたのは、9月を過ぎた頃でした。
その為に、本番前までに過去問を2周するのがやっとで、正直勉強不足のまま本番を迎えてしまい・・・結果は合格まで自己採点で3点ほど足りませんでした。今回は、起業したスタートアップのハウスメーカーである自社の業務拡大に伴い、不動産部門を立ち上げる為の大事な資金石となる受験となりました。
前回の受験は、少し宅建試験を甘く見ていたところが正直あったように思います。インプット講義を聞くのはが好きなのですが、アウトプットの問題演習を避ける傾向にあり、数字などの暗記についても手をつけたく無い気持ちを抑えて勉強時間を配分するように心がけました。会社を立ち上げたばかりで、なかなか落ち着いて机の前に座って学習する時間を確保できませんでした。できるだけ隙間時間を有効活用する為に、朝晩の通勤時間の1.5~2Hを勉強時間にできるよう、音声講義をiPhoneにダウンロードして耳から繰り返し学習するようにしていました。ほぼ全ての講義は車や電車の中で聞いたと思います。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートアカデミーの総合演習講義に使われているテキストと問題集は、私にとっては、わかりやすく上手く纏められている印象を持っています。
実は、試験範囲の学習を一回転した後に、過去問を一年分解いてみたところ・・・半分も正解できなかった為に、焦ってしまい本屋やAmazonでテキストと問題集を買ってきて勉強し直そうとした時期がありました。ところが、他校の販売しているテキストは構成など馴れない感じがしました。
1週間ほど空回りをした感じの学習が続き、焦ってしまった時期がお盆前頃でした。そこで、初心に帰ってアガルートのテキストと講義を信じ、分からない部分は何度も工藤先生の講義を聞き直してみようと、繰返し学習が大切だとも仰っていたことを思い出して学習方法を改めたのが良かったと思います。
過去問集のAランク問題だけ一度解くようにしてみて、間違った問題肢をチェックし、テキストに戻って間違いの原因と苦手な箇所を見える化するようにテキストにマークすることを繰返しました。
過去問題集を3回転するのが精一杯の状態で、結局B・Cランクの問題はほとんど解く余裕がないまま、本番の日を迎えてしまいました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

演習総合講義を一度全部聴き終わった後に、総まとめ講義を始めました。
宅建試験の勉強スケジュールのペースメーカーになるように、計画的に学習するのに役立てるように努めました。林先生の講義の中に出てくる内容は重要論点であることが分かったので、学習のメリハリにもなりました。
過去問を解いてみて分からない部分も、必須論点やテーマとそうでもない部分を、総まとめ講座(全科目)のテキストを見ながら確認するように心がけました。過去問を解いてみて不正解だった選択肢を、演習総合講義のテキストで見直し、苦手なテーマや考え方などを、総まとめ講座テキスト一冊に全て纏めるようにしました。
試験当日にはこの一冊しか試験会場に持っていかないつもりで、重要論点や苦手なテーマを色を変えて書き込んだり、イラストにしてみたり、出来る限りの工夫をして書き込むようにしました。

直前答練のご感想・ご利用方法

過去問を講義で聞きながらに解き、過去問集で2回3回と解き、〇〇年度の問題を時間を計ってといて・・・。と繰返し解いていくと、問題肢と答えをどうしても覚えてきてしまう様になりました。直前答練を解くのは、解いてみて結果が悪かったらどうしよう・・・。といった不安があり、実は本番の1ヶ月前まで手を付けられませんでした。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験について、最初の予定では早めに解いて、他社の模試を2つほど受けてみて、過去問と合わせて3回くらいは復習として解こうと考えていました。
ところが、実際には本番1月前まで解かないまま時間が過ぎてしまい、過去問十年分を一回解き終わった後、10月に入ってやっと手を付けました。解いてみた結果は40点でした。
過去問の点数がなかなか合格点に達していなかったので、模試とはいえ良い結果が初めて出たので自信になりました。
間違った問題については、問題肢の一肢単位で答えが言える様に見直す様に活用させていただきました。時間があまり無かった為に、全肢理解したうえで正解した問題は、復習する問題からは外して効率化を図る様にしました。

カリキュラム・講座のご感想、講師へのメッセージ等

アガルートアカデミーの講師陣をはじめ、スタッフの皆様には本当にお世話になりました。お陰さまで何とか宅建試験に合格できたのは、本講座を受講したおかげだと思っています。
宅建試験の受験者のレベルは、多くの人の話を聞く限りでも上がってきているように感じました。今年の試験を受けた直後の感想としては、私の肌感覚では「30点も取れていないだろう・・・、完全に落ちたな。」といった感じでした。今年の試験は一部問題の傾向が変わったと、会場で受験中にも分かり、試験中かなりの焦りがありました。
試験の解く順番を、宅建業法>免除科目>法令上の制限>税その他>権利関係と予定通り解いたのですが、権利関係を解き始めた時に残り時間が30分ほどしか残っていなかったのです。予定では45分くらい残すつもりだったので、かなり焦ってしまいました。民法の問題について、全く聞いたことも無いテーマは無かったのですが、宅建の勉強では全く準備していない内容が問われていたので、手応えが全くないまま見直しもできずに試験終了の合図を聞きました。
その後の自己採点で37点取れたと糠喜びしていたところ、各社の模範解答が訂正されていき、36点に修正となってしましました。合格発表の当日に没問が発表されるも、免除科目のところは5点取れていたので私の点数には影響無いとの悲しい結果でしたが、何とか合格出来ました。試験は時の運も大いにあると感じています。一点の重みを今回の試験でも痛感しています。
正直なところ、今年の問題を含めて独学ではもう太刀打ちできる気がしません。
本当に、アガルートアカデミーの講義とテキストを信じて学習した結果が報われたことに感謝しかありません。  改めて有難うございました。