合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

行政書士の資格を取得するついでに、宅建士の資格も取得しようと思ったからです。
元々、公務員試験で民法などの科目を勉強していたほか、不動産取引の経験もあったので、比較的に合格が容易な資格試験として、受験してみました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

行政書士の講座を申し込んだ時に、宅建試験についても広告があり、合格特典として全額返金制度があったので、受講を決意しました。
勉強すれば合格できるだろうという確信があったことと、講座の費用がそこまで高くなかったことが決め手でした。

合格体験記・学習上の工夫

学習のポイントとしては基本的に問題演習を重視しました。これは、自分のこれまでの他の試験や大学受験等の経験から、アウトプット主体の学習が効率的であると判断したからです。
具体的には、動画を視聴した後に、権利関係以外の問題集を4周程度こなし、宅建業法については5周程度問題演習を行いました。権利関係については、民法については公務員試験や行政書士講座で学習していたために、問題も殆ど解いておらず、また動画も見ていません。
基本的に自分が比較的に受験というものに慣れていたので、問題集を解いて解説を読めば分からない点はありませんでしたし、どの程度の学習が必要なのかも把握できたので、問題の解説動画についても見ていません。基本的には、ずっと問題集を解き続けていました。
行政書士試験の方が本命でしたので、宅建の勉強は5月ごろに1週間程度学習しておいて、それから10月に入ってから本格的に取り組みました。平均して平日は1日3時間程度、休日は6時間程度は取り組んでいたはずです。学習全体の時間は、動画視聴の時間を含めておそらく100時間程度かと思います。
ただし、これは私がそもそも法律関係の勉強のノウハウを有していたことと、不動産取引の経験が一定以上あったから実現可能な計画だったと思われます。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

講座は民法以外は見ましたが、全編において一度だけの視聴です。繰り返しは見ていません。基本的にアウトプット主体の学習だったためです。そのため講座の内容についてはそこまで詳しく述べられませんが、簡潔にまとまっており、よく出来ていたと思われます。基本的には講座の動画を視聴してから問題演習を行い、その後に改めて講座の動画を視聴するということを反復するのが理想的なスタイルかと思われます。ただし、私のように本命の試験が別にある場合や、時間が確保できない人については、講座の視聴よりも問題演習の時間を確保した方が合格のためには近道かと思われます。これは、そもそも宅建試験の問題が難易度が高い問題が多くない上に、そもそも四択の試験なので、分からない分野や難問に時間をかけるよりも、頻出される分野について問題を繰り返し解いて、確実に得点できる範囲を広げる方が合理的な戦略であるためです。そのため、基本的には講座動画を視聴した後に、問題演習を行ったうえで、理解が不十分な分野や、苦手な分野についてのみ講座を繰り返し視聴する方が時間的な面では効率的だと思われます。あるいは、苦手な部分や分からない部分についてはオンラインで質問などをするのも効率的かもしれません。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

理解について不十分であると感じられる分野については、解説動画をみることで理解を深められると思われます。また、基本的には動画と問題集を反復して理解を深めていくのが、アガルートのコンテンツの使い方であり、また効率的な方法であると思われます。
ただし、解説を読めば完璧に理解できる内容についてまで、無理に解説動画を見る必要性は無いと思われますので、その点は利用者の学習のレベルに応じて使い分けていけば良いと思いますし、それが出来るコンテンツだと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座についても、動画は殆ど見ていないのでテキストについての感想になりますが、コンパクトにまとめられた内容で良いと思いました。宅建試験は手を広げ過ぎるよりも、確実に点を取れる範囲を広げることが重要な試験だと思われますので、必要な部分を分かりやすくまとめたコンテンツというのはかなり有効だと思います。
私は試験の1週間前ぐらいから総まとめのテキストを読み込むことを始めましたが、このテキストの読み込みによって全体で3点ぐらいは少なくとも実力が伸びたと感じました。
試験前は不安になる受験生も多いと思われますが、あまりやることを増やさずに、総まくりのテキストを集中して取り組むなど、きっちり実力を固めることが大事だと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は試験の1週間前に解いて、点数は36点でした。間違った問題や、理解が不十分な問題については、3回程度繰り返して解きました。模試の難易度としては本試験よりも少し難しいかなという程度でした。時間はあまるだろうと思って取り組みましたが、やっぱり30分以上余りました。
あくまで、本番で緊張し過ぎないように調整するための練習試合と思って取り組めば十分かと思います。
また、仮に模試の結果が悪くてもやる気を失わずに学習に取り組み続けるのが大事だと思います。