合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

合格体験記・学習上の工夫

私が合格のために取り組んだことは3つあります。

1つ目は電車に乗っている時間を有効活用したことです。家からアルバイト先まで電車で45分ほどかかるため、電車の中でテキストを広げて勉強していました。アガルートのテキストはA5サイズということで持ち運びがしやすく、また電車の中で広げても迷惑にならない点がよかったです。

そうは言っても電車の中ではあまり集中できないので、新しいところをやるというよりは復習をメインに流し読みをしていました。

2つ目は、平成20年度から令和2年度までの過去問を3周したことです。2月に権利関係の勉強を始めて、5月には権利関係を一通り終わらせていたので、その時から権利関係の部分だけ過去問を解き始めていました。

過去問は50問いっぺんに解かないと意味がないとおっしゃる方もいますが、テキストを2周目、3周目と繰り返し、知識の定着を深めて行く中で、過去問の点数が徐々に上がって行くことがモチベーションとなっていました。

3つ目は9月や10月になっても1日90分以上は勉強しなかったことです。これは、2月の時点で、今後就活も忙しくなるから、1日90分だけは必ずやろう、と決め、それを継続したことで後半になっても余裕があったという感じです。もともと勉強嫌いで集中力が長続きしないので、2月という早い時期から勉強を始めてよかったです。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

権利関係→業法→その他の法令→税の順番で学習しました。大学で民法は学習済みだったので馴染みのある権利関係から始めました。権利関係2ヶ月、業法2ヶ月、その他の法令と税合わせて3ヶ月の合計7ヶ月、つまり8月には一通りテキストを一周させました。

ここで直近4年分ほどの過去問を解き、自分自身が得意な科目と苦手な科目、またその分野を洗い出しました。結果的には民法が壊滅的で、半分しか取れなかったので特に苦手だった相隣関係や用益物権、時効から二周目を始めました。

2周目が終わったタイミングでまた過去問を解いて苦手な部分を洗い出し、3周目に入るというのを繰り返しました。

テキストについては、他社でフルカラーテキスト!というのを売りにしているところもありますが、アガルートのテキストも最低限のカラーは入っており、特に見づらいと感じることはありませんでした。また、他社のテキストに比べて堅苦しさを感じましたが、法学部出身なのでこの程度がちょうど良いと感じることができました。

またこれはテキストの話ではなく、講義自体の話になるのですが、小林先生が適宜作ってくれる表がとても簡潔で、暗記しやすかったです。例えば開発許可が例外的に不要になる場合の土地面責や、何階までだったら準耐火建築物でもいいかなど。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

免許は免許、8種制限は8種制限で過去問がまとめられているので、学習したらすぐに知識を定着させることができ、利便性が高かったです。

また問題文の裏面に解答解説が載っているので使い勝手がよく、解説も各設問につき3行ほどの簡潔さでありながら、理解できない部分はなく、非常にわかりやすかったです。

アプリなどで宅建の過去問を扱っているものも存在するが、ここまで簡潔に解説されていて、A5サイズで持ち運びがしやすく、分野ごとに過去問がまとまっていると使い勝手が良く、アプリは必要なかった。

あとは、分野ごとにまとまっているとはいえ、最後のページに出題年度別索引があり、これで例えば、平成23年度の業法は何点取れていたんだろうかということを容易に知ることができるので、この点も良かった。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模擬試験は本番1週間前に解きました。実戦さながらの形式だったので、時間配分にも気をつけて解きました。ただ、初見のような問題は存在せず、問題がいささか簡単なように感じました。

もちろん今までの講義で習ってきたことが定着しているかどうかを判断するには十分だったのですが、実際の試験はテキストだけの知識では対応できない問題も何問かは出ていると思うので、模擬試験というよりは定着度確認テストのような印象でした。

ただ、先ほども言ったように、時間配分をどれくらいにするべきかとか、問題用紙の中にどんなメモをすれば間違いなく解答できるかとか、過去問分析講座では経験できないことを経験できた点は良かったと思います。

講師へのメッセージ

9ヶ月間お世話になりました。最初は値段の面もありあまり期待をしていなかったところが本音ですが、テキストの質も小林先生の講義も、間違いなく値段以上の価値がありました。不動産業界に進むつもりなので、今年培った知識を存分に発揮したいと思います。ありがとうございました。

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