受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

合格体験記・学習上の工夫

宅建試験に挑むのは今年で5回目で、今回もし受からなかったらもう諦めようと決めていた。受験した5回のうち、2回ほどはほとんど惰性で試験に臨んでいて、不合格が続いても「ちゃんと勉強していないから仕方ない」と開き直る気持ちさえあった。

このままではいけない、と思い年明けと同時に「今年こそは本気で勉強し、宅建に合格する」と目標を立てた。独学ではどうしてもサボり癖が出てしまうし、通信教育を活用することに決めた。教材が届くとすぐに勉強計画を立てた。

やる気が起こらず計画通りに学習が進まないときもあったが、そのような日は無理に机に向かうことはせず、余裕がある日にその分を繰り越すようにした。ときには1週間連続で勉強をサボったときもあったが、その分はちゃんと休みの日に取り返した。

学習を続けていくにつれて毎日机に向かうことが苦ではなくなり、さらには「もっと先に進めたい」と思うようになった。そのようにして日々、少しずつではあったが勉強時間を伸ばすことができ、勉強することを習慣化することができた。

試験直前期には、「今まで毎日勉強を続けることができた」ということが自信になり、「絶対合格できる!」という気持ちで本番に臨むことができた。目標として掲げていた40点には届かなかったものの、自分の実力を存分に発揮することができ、無事合格を達成することができた。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

私は、学習経験があることから基礎の部分はもう十分身についていると思いこんでしまっていた。その変なプライドが邪魔をしていたのか、独学で勉強をしていたときは「今更基礎から勉強し直すなんて時間の無駄」と考え、問題演習ばかりに力を注いでいた。

通信教育に切り替えると決めたとき、アガルートの教材には学習経験者用のコースがあることがとても魅力的だった。学習を始めてすぐに、自分が基礎固めが全く出来ていなかったことに気付かされた。

講義で今習ったはずの内容が、その直後に解いた演習問題で不正解となることもあり、ショックだった。講義を見進めていくと、自分の知識がいかに曖昧で、抜けが多いかを実感した。

独学で勉強していたときは自分が苦手だと思っている分野だけに時間を費やしてしまっていたが、そうすると今度は得意だったはずの分野が解けなくなって…ということの繰り返しだった。

演習講義を通して全ての分野に改めて目を通すことができたことで、本当に見直しをするべき内容を洗い出すことができたように思う。アウトプットばかりに力を入れていても効率が悪いということに気がつくことができ、「問題を解いているのに点数に結びつかない」と焦ることもなくなった。インプットの大切さを学ぶことができたのは、総合講義のおかげである。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

講義の視聴と問題演習が一通り終わった分野を、総まとめ講座を通してブラシアップした。総合講義とは違う講師の講義を受けることが出来たことがありがたかった。講師の方によって強調されるポイントが異なることがあり、それを受けてテキストに戻って復習をすることで無意識に反復練習することができた。

また、同じポイントが強調されたときはその内容の重要度が高いということを改めて知ることができた。まとめ講座のテキストは正誤問題のみなので、演習問題の長い文章を読むことに疲れたときの息抜きや就寝前などのちょっとしたスキマ時間に活用することができた。

また、気軽に全分野の見直しができることから、試験開始直前に読み返すのにちょうど良かった。

直前答練のご感想・ご利用方法

直前答練は、本番の試験を意識して取り組むことができた。私は過去問集を全ての分野で2周したタイミングで、力試しの意味も込めて挑戦した。

それまで解いていた過去問は、繰り返し解いていたということもあり「一度は見たことのある問題、見たことのある選択肢」であったが、答練はそうではなかった。

自分の知識を応用しないと解けない問題が多い印象だったが、落ち着いて考えれば答えを導き出せるものも多く、初見の問題でもちゃんと対応できたので自信がついた。

総合講義やまとめ講座などを一通り終わらせて時間に余裕のある時期に答練に取り組むことができたので、問題を一度解き、間違えた箇所を見直し、また全問解き、1度目と2度目で間違えた問題を合わせて見直し、ということができたのが良かった。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は本番1週間前に解いた。本番同様の制限時間を設け、40点を目標とした。試験直前ということもあり、とても集中力が高まっていた時期に取り組むことができたことが良かった。

また、制限時間内に目標点数以上の結果を出すことができたので、今までの努力がちゃんと身になっていることを実感することができた。模試で間違えた問題そのものを見直すことはもちろん、間違えた分野はまとめ講座に戻り見直しを行った。

それでも不安が残った箇所は総合講義まで戻り、徹底的に見直しを行った。一度誤答した問題を見てみると、全て2択までは解答を絞ることができていて、確実に力がついていることをとても嬉しく思った。それまでは漠然と目標としていた40点という数字を、模試を通してとても現実的に感じることができ、試験に向けて気持ちを高めることができた。

講師へのメッセージ

ただテキストから読み上げるだけでなく、こちらに話しかけるように講義をして頂けたのが自分に合っていたように感じます。最後まで教材を全てやり切れたのは、先生方の親しみやすさがとても大きかったです。ありがとうございました。

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