受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

合格体験記・学習上の工夫

私は今年大学を卒業し、社会人になり、学生の頃に比べ勉強に費やせる時間が減りました。そこで私は試験までに勉強ができる時間を逆算し、計画を立て実行していました。いわゆるPDCAを回してみたいと思ったのです。

計画は可能な限り睡眠時間を削り、食事、風呂や仕事以外の時間をすべて勉強するといった計画を立てました。計画を立てた当時は俺ならできるという自信にあふれ、計画の美しさに惚れ惚れしていました。そのような計画を立ててしまった理由は、やる気に満ち溢れすぎていたためのように思います。

当然計画倒れしました。遅れが生じ、どんどん計画を意識せずに勉強するようになりました。また自分はちゃんと前に進んでいるのかという不安に駆られ、学習に対する意欲も低下していました。時には計画のために勉強をするといったように目的と手段が逆になることもしばしばありました。

このままではいけないと思い、それからは遅れが生じても対応できる余裕を作り、実行できるような計画に工夫しました。大好きなお酒も週3日解禁し、睡眠時間も多めに確保したのです。

このようにできたのは、余裕のある計画でも確実に合格できるだけの勉強時間・内容の確保ができると踏んだからです。今思い返すと、最初の無理な計画を(Plan)、実行し(Do)、遂行は難しいと分かり(Check)、余裕のある計画を立て実行する(Action)というPDCAサイクルをうまく回せたおかげで合格できたと思います。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

演習総合講義は、まず科目ごとにまとめて視聴し、その後過去問を何度も解くというやり方を行いました。最初は教科書も開かずに視聴しました。またあまり理解できていなくても、とりあえず進めていきました。

一方で、今、思い返すと、科目ごとにまとめて動画を視聴するよりも、科目の単元ごとに過去問で復習した方が効率的だったかもしれないと思っています。その理由は、具体的には、宅建業法の講義をすべて視終わったあとに、過去問を解こうとすると、何も覚えていなかったので、結局は答えを見ながら、解いていたからです。

そしてこれも学習の効率的に、よくないのかもしれませんが、試験の二週間前ほどにすべての演習総合講義を視聴しながら教科書にマーカーをしていきました。しかし私は試験直前にこれをやってよかったと思います。聞き流せるポイントと初めて聞いたように感じるポイントだったりを認識することができたからです。

また過去問を解いていくうちに忘れてしまった部分を復習するのに講義をピックアップして勉強しました。合格できたのはこのように少しの理解、少しの記憶そしてその問題への慣れという輪をうまく回せたからだと思います。その手段として、演習総合講義は私にとって有効に利用することができました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

短い時間で宅地建物取引士試験の全体がわかることがいいと思いました。試験直前になると大体のことは理解・記憶している状態になったのですが、それでもまだうろ覚えの部分がありました。

そこで総まとめ講座のテキストを数周回した後でも、テキストに載っているけど覚えられない数字や言葉にマーカをし、またテキストには載っていない自分が不安な所を書き足しました。

ちなみにテキストに載せていない自分が不安だったところは、賃貸借、借地借家法、定期建物賃貸借等の比較の表です。また統計に関しても別サイトから表を拾い総まとめ講座のテキストに貼り付けました。

このようにマーカーや書き足した部分さえ見れば、あとは覚えているので、自分にとっての完璧なテキストにして、利用しました。

直前答練のご感想・ご利用方法

直前答練の利用方法は、問題を解き、解説を読んでも分からないところだけ、解説動画を視聴しました。

工藤先生はすべての動画を視聴することを推奨されていたと思います。しかし私にはすべてを視聴する時間はなく、またすべての解説動画を見るよりも過去問やテキストをやるほうが効率的・効果的に思ったので、そのようにしました。

一方で直前答練は腕試しとしてちょうどよかったように思います。しかしアガルート様の直前答練では合格圏内の点数を早々に取れてしまいました。当時は何となく答えが分かるといった程度で、他の難しい模試を受け撃沈したときには衝撃を受けました。

このように直前答練を使うことで主観的に難しい問題と客観的に難しい問題の見分け方を学べました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、直前答練と同じように、解説を読んでも分からないところだけ、解説動画を視聴しました。

現状で解ける問題、解けない問題や何となくで解いてしまっている問題を明確に認識する手段として使いました。また解けなかった問題は、単なる勉強不足なのか、それとも他の受験生にとっても難しい問題なのか、間違った原因がどこにあるのかを考えました。

そういった過程の中で解けなくても仕方がない問題、解けなければならない問題といった区分けができるようになりました。宅地建物取引士の試験当日にアガルート様が行ったYoutubeでの配信動画で、林先生が仰っていた、解かずに飛ばす問題を区別する力を養うことができたと思います。この力は今年度の本試験を受けるにあたり、特に役に立ちました。

講師へのメッセージ

楽しく学べました。ありがとうございました。

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