本ページでは、宅建試験当日に必要な持ち物、試験時の注意点、万が一遅刻してしまった場合はどうすればよいか、宅建試験が終わった後の過ごし方などについて説明していきます。

宅建試験当日に最良のパフォーマンスを発揮するために心得は非常に大事です。

難しいものはひとつもありませんので、本ページを参考にしてしっかりと心がけていただければと思います。

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試験当日必須の持ち物

宅建試験当日に必要な持ち物を紹介します。

  • 受験票
  • BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
  • プラスチック製の消しゴム
  •  腕時計
  • スリッパ

以下で詳しく見ていきます。

①受験票

※画像は令和6年(2024年)度のもの

一番大事な受験です。これさえあれば試験を受けることができます。

受験票より前に届く「試験会場通知表」と同じ形なので間違えないように注意してください。

また最近では感染対策で受験票に体温を記載する箇所がある可能性があります。

事前に体温を記載しておかないと、受付でもたつくことになるので、当日に体温を測り記載しておきましょう。

②BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル

宅建試験はマークシート形式で行われますので、マークシートを塗り潰しやすい鉛筆またはシャープペンシルを用意しましょう。

万が一のために2,3本多めに持っていくと安心です。

シャープペンシル派の人はシャープペンシルの替え芯も忘れずに持っていきましょう。

③プラスチック製の消しゴム

マークシートできれいに消える消しゴムを用意しましょう。

きれいに消すことができないと、複数の選択肢を選んでいると見なされて、失点してしまう可能性があります。

こちらも万が一に備えて、予備の消しゴムも用意しておきましょう。

④腕時計

試験会場が学校になった人は「教室の掛け時計があるからなくても大丈夫!」と考える人も多いかもしれませんが、掛け時計は外されていることもあります。

必ず腕時計を用意しましょう。

時計に関しては、腕時計以外の置時計等は使用できないのでこの点に注意してください。

また腕時計は時計機能(時刻確認)のみのものに限られています。

音などもならないように注意する必要があります。

⑤スリッパ(試験会場によります)

試験会場によってはスリッパが必須になります。

必要な時は試験会場通知票または受験票に記載されていますので、確認しておきましょう。

特に中学や高校はスリッパが必須になっていることが多いので注意してください。

あると便利な持ち物

まずは受験に「必須」の持ち物を紹介しましたが、ここでは「あると便利」な持ち物を紹介します。

  • 鉛筆削り
  • 上着
  • ラムネやチョコレートなど
  • 身分証明書
  • 替えの靴下

以下で詳しく見ていきます。

鉛筆削り

試験だと力んで鉛筆を折ってしまう可能性があります。

ですので鉛筆削りがあると安心です。

鉛筆削りはコンパクトで音が静かなものを選ぶとよいでしょう。

上着

宅建会場は暖房がない会場もありますので、1枚羽織れる上着を持っていくとよいでしょう。

また最近ではご時世柄、常に換気のために窓が空いていることもあり、寒い可能性があるので、厚めの上着を持っていくことをお勧めします。

ラムネやチョコレートなど(試験中はカバンにしまってください)

宅建試験は13:00から始まります。

注意事項説明は12:30から始まるので遅くとも12:15には到着していることでしょう。

家を出る時間を加味するとお昼ごはんを11時くらいに食べる計算になるのでお腹が空いてしまうこともあると思います。

なのでラムネやチョコレートなどすぐ脳の栄養になる甘いお菓子があるとよいでしょう。

あまりにもお腹が空きそうならゼリー飲料もおすすめです!

ただし、試験室内の飲食は原則不可となっているので会場の空きスペース等で食べるようにしましょう。

身分証明書

万が一受験票を忘れてしまった場合に備えて、免許証など身分証明書を準備しておくとよいでしょう。

替えの靴下

雨の日は替えの靴下を準備するとよいでしょう。

雨で濡れた靴下を履いたままでは試験に集中出来ません。

不快な要素は出来るだけ減らして快適に試験に臨みましょう。

試験当日の心得・注意点

以上、受験における持ち物を紹介してきました。
ここでは試験当日の心得・注意点について見ていきます。

  • 携帯電話、スマートフォンには注意を
  • 試験時間を確認する
  • 遅刻したら相談係りに相談を
  • 試験中の途中退席はできない
  • 問題用紙に自分の回答を書いて持ち帰ろう

以下で詳しく見ていきます。

携帯電話、スマートフォンには注意を

携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等の無線通信機能のある電子機器類については、設定したアラーム機能を必ず解除するとともに、電源を切り、配布した封筒に入れ、試験監督院の指示に従って処置する必要があります。

携帯電話は時計代わりに使用することはできません。

指示に従わずに携帯電話を所持していることが判明した場合、不正行為とみなされてしまいます。

したがって、この点には注意が必要であります。

試験時間を確認する

宅建試験の日程と時間は、例年ですと毎年1回、10月の第3日曜日に午後1時から午後3時の2時間で実施されます。※2021年は12月試験も実施。

ただし、登録講習終了者は、午後1時10分から午後3時の1時間50分です。

30分以上遅刻すると受験することができなくなってしまうので、注意が必要です。

もし遅刻してしまったら

交通機関の遅れ等により遅刻した場合にはどうすればよいでしょうか。

原則として、13時30分を過ぎた遅刻者は入室できないという扱いになっておりますので、遅延等が起こりうることも想定したうえで、それでも間に合う時間に出発することをお勧めします。

試験会場は余裕がある場合にはルート等も含めて下見をしておくか、もしくはそのような余裕がないときは事前にグーグルマップ等を使ってルートを確認しておき、迷わないように心がけることが必要です。

しかし、そうはいってもどうしても遅れてしまう場合も考えられます。

そのような場合には、試験会場に「相談係」が設けられていることから、そこで事情を説明し、申し出てから係員の指示に従い教室に向かってください。

試験中の途中退席はできない

不正防止の観点から、宅建試験では、試験時間中の途中退出は禁止されています。

ですので、試験が実施される2時間は、途中で回答が終わっても席を離れることができません。

したがって、トイレなどは事前に済ませておいて、集中力をもって本番を迎えられるようにしましょう。

問題用紙に自分の回答を書いて持ち帰ろう

宅建試験が終わったら試験の問題は持ち帰ることができます。

この試験問題はきちんと持ち帰りましょう。

そして、試験中に、自分が選択した選択肢にきちんとしるしをつけておき、宅建試験予備校などで発表される正誤表で自己採点をし、合格か不合格かを確認するとよいと思います。

まとめ

宅建試験当日の持ち物と心得を紹介しました。

試験当日はどうしても不安になってしまうので、事前準備で取り除ける不安要素は全て取り除きましょう。

もし忘れてしまっても焦ることはありません。

鉛筆やシャープペンシルは付近のコンビニで購入すれば大丈夫ですし、腕時計を忘れてしまっても、身体に染み付いた体内時計でいつも通りに問題を解けば問題ありません!

心の余裕を持って試験で100%の力を発揮しましょう。

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