「宅建士 合格のトリセツ」ってどんな参考書?使い方・勉強法を紹介
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宅建士の参考書は種類が多いため、選ぶのが難しいですよね。
自分の勉強法に合った参考書を選びたいと思います。
このコラムでは「宅建士 合格のトリセツ」はどんな参考書なのか、使い方等を含めてご紹介します。
ぜひ最後までお読みください。
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宅建士 合格のトリセツとは
宅建士 合格のトリセツとはどんな参考書なのか解説します。
シリーズ化されている
宅建士 合格のトリセツはテキストだけではなく問題集もあり、シリーズ化されています。
2025年版は以下の3つが発行されています。
宅建の学習において、基本テキストと問題集は同じシリーズで揃えるのが良いとされています。
同じシリーズだと問題集でわからないときに、基本テキストの解説ページが記載されているので効率良く学習できるからです。
初学者の場合、専門用語の意味もわからず、テキストの中で迷子になるケースもあります。
参考書は同じシリーズで揃えるようにしたほうが無難です。
出題確率の高いポイントに絞った適度な情報量
出題確率が高いポイントに絞っているので、適度な情報量になっています。
すべてを網羅するような情報量が多い参考書もありますが、量が多すぎると覚えきれません。
出題確率の低い部分はカットすることにより、重要ポイントをしっかり学習できるようになっています。
内容は初学者にもわかりやすいように工夫されていますので、法律知識がない人も安心です。
3分冊にできるセパレートタイプ
テキストも問題集も3分冊にできるセパレートタイプなので、その日に勉強する予定の分野だけ持ち運びができるようになっています。
分厚い参考書を持って歩くのは結構つらいので、分冊できるのは助かりますよね。
電子書籍版がある
宅建士 合格のトリセツシリーズは3つとも電子書籍版があります。
電子書籍版であれば持ち運びも楽ですし、学習環境を選びません。
宅建士 合格のトリセツの良い点
ここからは宅建士 合格のトリセツシリーズの良い点について解説します。
基本テキストの良い点
まずは基本テキストの良い点を紹介します。
フルカラーでイラストや図解が豊富
基本テキストは、フルカラーでイラストや図解が豊富に掲載されています。
文章だけではわかりにくい部分は、イラストや図解で視覚的に学習しましょう。
初学者向けにわかりやすい文章
宅建士の参考書でつまづきやすいのが難解な法律用語や専門用語です。
基本テキストは、法律知識のない初学者向けに、解説はとことんわかりやすい文章になっています。
難しい漢字には、読み仮名もついているので安心です。
繰り返しの学習に最適
冒頭でもお伝えしましたが、基本テキストは、出題確率の高いポイントに絞った適度な情報量になっています。
要点が整理されていて、わかりやすい言葉で解説してあるテキストは繰り返しの学習に最適です。
基本問題集と頻出一問一答式過去問題集に共通する良い点
次に、基本問題集と頻出一問一答式過去問題集に共通する良い点を紹介します。
過去30年分の過去問が分析されている
基本問題集と頻出一問一答式過去問題集は、過去30年間の問題を分析して、出題論点が網羅されています。
問題が厳選して収録されているので、合格に必要な知識を身につけるのに役立ちます。
イラストや図解で解説
基本問題集と頻出一問一答式過去問題集は、フルカラーではありませんが、重要な部分は色を変えて強調されているので、学習しやすいでしょう。
豊富なイラストや図解でわかりやすい解説になっています。
また、基本問題集と頻出一問一答式過去問題集は、左側のページに問題、右側のページに解答や解説が記載されています。
見開きページで問題から解答・解説まで完結するので、効率よく学習できるといえるでしょう。
基本テキストのリンクを明記
基本問題集と頻出一問一答式過去問題集で問題を解いたときにわからないことがあれば、基本テキストで確認しましょう。
基本問題集と頻出一問一答式過去問題集どちらも、問題タイトルの横に基本テキストのリンクが明記されています。
確認する際に、基本テキストのどの部分の問題かわからないのは、時間の浪費です。
時間を浪費することなく、効率よく学習を進めやすいので便利です。
分野別過去問題集の良い点
分野別過去問題集の良い点を紹介します。
重要度表示がある
基本問題集は、問題ごとにA~Cの3段階にわけた重要度が表示されています。
Aランクの問題はすべての選択肢について理解が必要な問題です。
重要度に応じて知識を深堀りしましょう。
過去問プラスアルファで学力アップ
この問題集には、過去問題と同じ論点の別問題が記載されています。
表現方法が違っても、同じ論点の問題が解けるように学力を身につけましょう。
頻出一問一答式過去問題集の良い点
頻出一問一答式過去問題集の良い点を紹介します。
受験生の正解率がわかる
頻出一問一答式過去問題集は、問題ごとに3つの正解率が記載されています。
- 受験者正解率
- 合格者正解率
- 不合格者正解率
合格者正解率が高い問題は落とせない問題です。
確実に点が取れるように理解しましょう。
アプリは全問収録(電子書籍版はアプリなし)
頻出一問一答式過去問題集(紙書籍)に付属のアプリには、すべての問題が収録されています。
対応しているのはスマートフォン、パソコン、タブレットです。
移動時間やスキマ時間にアプリを活用して、学習効率をアップさせましょう。
宅建士 合格のトリセツの微妙な点
良い点があれば微妙な点もあります。
宅建士 合格のトリセツの微妙な点について解説します。
赤シートに非対応
基本問題集、頻出一問一答式過去問題集ともに赤シート非対応です。
学習する際には付属のシートで、物理的に解答・解説ページを隠す形になります。
付属のシートは透過性のない普通の厚紙で、隠した部分は完全に見えなくなります。
赤シートだとうっすら答えが見えてしまうので嫌い、という方には問題ありませんがこの点がやや使いづらい人もいるかもしれません。
宅建士 合格のトリセツの使い方のポイント
ここからは宅建士 合格のトリセツの使い方について解説します。
最初に基本テキストを1回通して読む
法律知識のない初学者の場合、基本テキストを読んでもおそらくわからないことだらけです。
それでも1回、最初から最後まで読んでください。
科目や分野ごとになんとなくどんな内容を扱っているのかわかれば、それで大丈夫です。
過去問を解く
基本テキストを1回読んだら、過去問を解いてください。
基本問題集でも一問一答式問題集でも構いません。
答えがあっていても、間違っていても、解説を読んで学習します。
解説を読んでいくと理解が深まります。
わからない部分のテキストを再度学習する
問題を解いて解説を読むと、少しずつ全体がわかってきます。
問題を解き終わったら、再度テキストで学習します。
問題で間違えたところを中心にテキストで再度学習してください。
再度過去問を解く
テキストで再度学習したら、また過去問を解きます。
科目や分野ごとに区切って学習すると、効率よく学習できます。
基本テキストと過去問題の繰り返しで、着実に学力が身につきます。
繰り返し学習しましょう。
まとめ
宅建士 合格のトリセツシリーズについて解説しました。
初学者にもわかりやすい工夫がされているといっても、法律知識がない方には難しく感じるかもしれません。
宅建は合格率15%~17%前後の国家資格です。
独学での合格が無理だと感じたら、宅建試験の通信講座を活用するという方法もあります。
ひとりで学習していると質問もできませんし、挫折しやすいです。
アガルートアカデミーの宅建試験講座は、わからないところを質問できるので、より確実に合格を目指せます。
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2008年 宅建試験に合格。
現在は、不動産業に従事しながらWEBライターとして宅建試験に役立つ情報を発信中。