宅建試験の合格者の年齢は何歳くらいなのでしょうか。

そもそも、年齢制限があり受験できないのではないか?と不安に思う方もいるかもしれません。

このコラムでは、宅建試験合格者の年齢データを詳しく紹介します。

ぜひ参考にしてください。

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宅建試験に年齢制限はない

宅建試験に受験資格はありません。

そのため、年齢制限により受験を妨げられることはありません。

宅建はとても人気が高い試験です。わずか1日で20万人もの人が受験しますが、これは会計資格で有名な日商簿記検定に匹敵する人数です。

受験資格がなく、人気の高い試験なので、歳を重ねた方もたくさん受験しており、合格しています。

宅建試験合格者の年齢

宅建試験合格者の年齢についてみていきましょう。

以下の表は、合格者の年代・平均年齢・最年少及び最年長を表にしたものです。

この表を踏まえ、①平均年齢、②多い年代、③最年少・最年長のそれぞれについて、詳しく解説をしていきます。

  令和四年度 令和三年度 令和二年度 令和元年度 平成30年度
20歳未満 1.2% 1.6% 1.6% 2.0% 1.6%
20代 34.8% 39.0% 40.3% 36.6% 37.7%
30代 26.6% 26.5% 26.3% 27.3% 28.3%
40代 19.9% 18.9% 18.6% 20.0% 20.2%
50代 13.3% 10.9% 10.3% 10.9% 9.3%
60歳以上 4.2% 3.0% 2.9% 3.2% 2.9%
平均年齢 36.5歳 35.0歳 34.7歳 35.4歳 34.9歳
最高齢 90歳 81歳 81歳 89歳 80歳
最年少 13歳 12歳 12歳 14歳 16歳

引用元:令和 4 年度宅地建物取引士資格試験の結果について

①平均年齢

平均年齢は令和元年度から平成27年度までを見ると35歳が中心となっています。

令和4年度の受験者の平均年齢は36.5歳(男性:37.3歳、女性:35.2歳)と発表されています。

(参照:令和4年度宅地建物取引士資格試験結果の概要

35歳といえば、働いてから10年~15年が経過した方が多い年齢ですね。

なぜ平均年齢がこのようになっているのでしょうか?

この理由は、宅建が転職に強い資格であることと関係します。

法律により、不動産業者の5人に1人以上が宅建を取得していなければなりません。

そのため宅建取得者は不動産業者からの求人が多い資格で、宅建を持っていると転職の際に有利になります。

また、宅建は不動産業のみならず、金融・建設業からもニーズが高いです。

金融業は不動産を評価する際に法律知識が必要なため、建設業は自分たちで建設した不動産を販売することで、コストを削減できるためです。

そのため、不動産業や金融・建設業をはじめとする業種に転職をしようとする方が多く受験するため、平均年齢がこのような年齢になるといえます。

②多い年代

過去公開されていたデータをもとにすると合格者の年代は、20代が30%後半と一番多いです。

30代が20%後半、40代が20%前半でそれに続いています。

30代と40代の合格者を合わせると、過半数に届く年度もあり、この年代に毎年1万人を超える多数の合格者がいます。

このことからすると、宅建は30代・40代の合格者も多い試験といえます。

このことから、社会人として働きながら勉強し、合格する方が多い試験と考えられます。

実際に、不動産適正取引推進機構が発表した令和4年度宅地建物取引士試験結果の概要による職業別構成比を見てみると、不動産関係が27.7%、金融関係が12.4%、建設関係が9.6%を占めており、社会人の合格が多くなっていました。

それに加え、キャリアアップのために宅建を受ける方も多いことが分かります。

同構成比の中には、上記で挙げた宅建が職業に直接役に立つ分野の職種の他、他職種が21.3%を占めています。

これは、不動産業などへの就職による年収アップなどを目的として、宅建を受験する方が多いと推測できます。

また、50代以上も毎年合格者の10%以上を占めています。宅建は毎年3万人が合格する試験なので、3000人以上ものかたがこの年代から合格していることが分かります。

以上からすると、宅建は幅広い年代から合格者が出ており、歳を重ねても合格できる試験であることが分かります。

③最年少・最年長は?最年少は10歳?

最年少・最年長を見てみると、例年最年少は10歳~16歳と小学生から高校生にかけて合格者が出ています。

令和5年には、史上最年少10歳の合格者が誕生しました。

また、最年長は80歳~90歳と非常に高齢で合格していることが分かります。

また、歳を重ねた方こそ、宅建の資格を活かせることもあります。

例えば、社会経験を経た方はコミュニケーション能力に秀でた方が多いです。宅建士の仕事である重要事項の説明でも分かりやすい説明が期待できますし、不動産の営業などで顧客を開拓するなどの力を発揮できます。

このようなことから、宅建は年齢が高くても合格できる試験であり、かつ転職を有利に進める武器になる資格で、更に社会経験を経ていることが資格取得後に活かせる資格であるといえるでしょう。

ただし、令和元年度試験の全世代の合格率は17.0%であるのに対し、年代別合格率を見ると40代で16.2%、50代で14.5%、60歳以上で12.1%といずれも全世代の合格率を下回り、また歳を重ねるごとに合格率が下がっていることが分かります。

宅建は資格試験である以上、暗記や理解が要求されます。資格スクールを利用することで宅建のポイントを抑えた学習に取り組み、合格を目指すのが良いでしょう。

※関連コラム:宅建の難易度や合格率、偏差値や合格するとすごいのか?など

まとめ

以上で検討を終わります。ここまでのまとめをすると、

・宅建試験の合格者の平均年齢は35歳が中心

・合格者の割合は20代が一番多いものの、30代や40代も多い

・50代以上も毎年3000人以上が合格しており、幅広い年代が合格している

・最年少は13~16歳、最年長は77~89歳で推移しており、若くても高齢でも合格できる試験である

ということになります。

宅建は生涯ものの資格です。年齢が高くとも諦める試験ではないので、ぜひ受験をおすすめします。

関連コラム:宅建とは?宅建士の仕事内容や独占業務・求められる能力について紹介

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