受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験を目指した理由・契機

令和5年度に測量士補試験を受験しました。

元々は、土地家屋調査士試験の午前試験免除のためでしたが、測量士補試験の学習が、意外と面白いなと思い、ここで終わったらもったいないなという気持ちも出てきました。

測量士試験は測量士補試験と学習内容が重複する部分が多いこともあり、合格を目指してみようと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

年一回しかない試験なので、費用がかかっても一回で合格したいと考えました。

以前にアガルートアカデミーの講座を受講し、中山先生の講義を受けたことがあり、理解しやすく学べることはわかっていたので、他社の講座とで迷うことはありませんでした。

合格体験記・学習上の工夫

計算問題については、数学に元々苦手意識があり、測量士補の試験のときも苦労しましたが、測量士の計算問題は、測量士補よりも踏み込んだ内容が多く、学習を始めたころは不安しかありませんでした。

しかし、初めは計算問題の過去問を解けなくても、解説の動画を理解できるまで何度も繰り返し視聴することを続けていくことで、解説が非常に丁寧で、時間をかけて一つ一つ進めてくれたこともあり、徐々に解けるようになっていきました。

解説では、原則的な答えの出し方の他に、最短で答えにたどり着く、裏コードのような答えの出し方も伝授してくれるので、大変助かりました。

結果的には、計算問題が、むしろ得点源になっていたように思えます。

午後の記述問題に関しては、暗記するところは暗記するしかないと割り切って、過去問を基に、古典的な暗記カードを作って、繰り返し学習しました。

特に必須問題は、他の問題に比べて、過去問から何度も繰り返して出題されていたので、過去問の学習の時間をより多く割きました。

やはり、実際の試験でも、過去問からの出題が多くあり、こちらも得点源となりました。

他の選択問題に関しては、中山先生からおすすめの、測図測量と地図編集を選択しました。

測量士補からのイメージとしては、それ以外の2つ、測地測量と応用測量の方が入りやすいかなと思いましたが、結果として先生のおっしゃる通り、初めはとっかかりづらい内容だと思いましたが、実際の試験では過去問をベースにした内容が多く出題され、目標としていた点数以上を獲得することができました。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

合格総合講義の感想につきましては、一つ一つの測量の作業の意義から終了まで全体の流れをきっちり説明してくれて、実務経験がない私にとっても、測量の作業というもののイメージがしやすいと感じました。

その全体の流れのなかで、作業において必要な規則などの知識を補完していくというような内容で、作業内容全体をイメージしていたら、それに必要な測量法や測量法施行令、測量法施行規則などが身についていたというような感想です。

学習においての反省としては、合格総合講義の学習に時間をかけ過ぎたなと思います。

テキストの内容が面白かったためか、より理解するまで同じところを読み直してしまい、試験日までのトータルの学習時間は、およそ340~350時間くらいでしたが、テキストを1周するのに100時間以上かかってしまいました。

ですが結局は、1周する頃には、内容の多くの記憶は薄れてしまっていました。

先生の言う通りにして、1周目では雰囲気をつかむくらいの感覚でサラっと終わって、過去問1周目からが本当の学習開始のようにするべきでした。

過去問と関連付けてテキストを振り返ることで、合格のための力が付くことが後からわかりました。

テキストの内容としては、充実していて面白いので、改めて時間があるときにじっくり読みたいと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

午前の択一の過去問には、一肢一肢ごとに文章と動画の解説があり、大変手厚くありがたい内容だと思います。

しかもこれが9年分あるので、1周252問終えたときには、謎の達成感とちょっとした自信を得ることができました。

しかしやはり、自分の記憶力では1周する程度では内容が定着しないので、また周回を重ねて、最終的には5周しました。

午後の記述の過去問でも、同様に文章と動画の解説で学習し、必須は5周、選択は4周しました。

記述形式ということで、工程表や手続きの穴埋めの問題であれば、その完成形をイメージしながら学習し、30字以内などの文章問題は、暗記できるまで呪文のように繰り返して学習しました。

選択問題に関しては、選択しなかった過去問は1周も出来ませんでしたが、過去の選択問題から後の年の択一で出題される傾向があったので、出来れば、選択しなかった過去問も1周くらいは解いておきたかったと、試験前に思いました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

午後の記述の過去問を解き進めて感じたことは、古い年度から新しい年度になるにつれて、問題のボリュームが増えてきた印象です。

令和に入ってから特に感じられるのですが、年々、全て解くまでに時間がかかるようになってきているように思えます。

実際に、私が受験した令和6年度の試験では、本番の緊張の中という事もあるかもしれませんが、午後の試験終了時間のギリギリでなんとかすべて回答した状況でした。

一つ一つの問題にかける時間をいかに切り詰めるかを考えると、今思えば、電卓の使い方講座で学んでいたことが、計算問題の回答時間の短縮につながっていたと感じます。

電卓について、案外知らない機能が多いことと、間違った使い方をしていたことが分かったので、この講座があってよかったと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

この度は大変お世話になりました。

初めに、過去問をしっかりやれば、絶対合格できると力強く言ってもらえた事で、勇気をもって学習を進めることができました。

その後も、合格に必要な事を色々なポイントで示してもらえたので、もう自分としては、それを信じて、ただただ、過去問を解いていたら合格していたという感じです。

本当にありがとうございました。