合格者の声|講師が「これは試験に出ない」「これは問題文に明記されているから覚えなくていい」など試験の特徴を熟知されているのが心強かった 中村 太一さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
測量士試験を目指した理由・契機
測量会社に勤務しており、会社からは最低限測量士補は受けるように言われ、独学ながら数度のチャレンジの末、7年前に合格している。その次段階として測量士にチャレンジするように会社から促されていた。
キャリアアップと資格手当もあることからチャレンジしてみたい気持ちもあったが難関資格であることは認識しており一歩踏み出せない状態が昨年まで続く。
だが立場的に新人教育を任されるようになってきており、新人のお手本にもならないといけない自覚もあり、令和6年の測量士試験を受けようと重い腰を上げた。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
私よりも測量の知識も経験も豊富な会社の同僚が何度も何度もチャレンジして苦労の末に合格した測量士試験は、「自分ではまず受からないだろう」が念頭にあった。また勉強材料として測量士試験のテキストが本屋に行っても置いておらず、何から始めたらいいかもわからない状態であった。
それでネットで検索するとアガルートを発見。合格率の高さと合格者の声を拝読、合格特典の存在を知り自己投資を決意した。
決して安くはない額を支払うため覚悟を決めることができたと思う。
合格体験記・学習上の工夫
勉強をスタートさせたのは試験半年前の11月中旬。必要な勉強時間は300時間程度と中山講師から説明がされており単純計算で月に50時間を目指して勉強スタート。
まずは勉強時間の確保からだが、平日は仕事から帰って食事・家事等を済ませたら23時過ぎていることが多々あるため平日は最低1時間と決める。休みの日も子供2人がまだ小さく妻の負担を軽減させるためにも家族サービスが必要で、子供たちが寝静まってからが勝負となる。できても4時間ほどだが安定はしなかった。そのためいかに効率よく学習していくかが重要になってくるが、中山先生の講義は馴染みのある言葉で解説されているので非常にわかりやすく、おそらく必要最低限にまで削ぎ落されていると思われ、深く追求しようとすれば奥は深いが「これは試験に出ない」「これは問題文に明記されているから覚えなくていい」など試験の特徴を熟知されているのが心強かった。
午前試験の特徴としては一問一答形式であり、テキストのページをめくれば答えと解説があり即完結し、問題の約80%はほぼその解説で事が足りる。計算問題以外は目解答でテンポよく進めることができた。解説用の動画も準備されているがテキストで事足りるものに関しては動画の視聴まで至らなかったものも多々あった。
私が進めた方法としては、繰り返すことになるので問題文には書き込み等をしない、解答ページに解いた日と正解、不正解の〇×を付けておいて記録を取っていった。当然×が並ぶ問題を重点的にやることになる。また覚えないといけない公式や数字がある解答ページに付箋を貼り、後で見返せるようにした。公式に関してもなぜこういう式になるのかが解説の中に盛り込まれており、公式を忘れてしまっても自力で正解に至ることができた。
午後試験は早々に測図と応用を選択。地図編集は悩んだ末に外したが、測地は自分には無理だった。必須→測図→応用とそれぞれ固めて学習していったが、最初のうちは応用まで行くと必須を忘れているということが多々あり繰り返すことで記憶の定着を図った。終盤に入ってくると忘れていかないように年ごとに問題を解いていき、全分野を広く浅くやっていくことが重要だと感じた。
学習する範囲としては多岐に渡り辟易する場面が多かったが、モチベーションを維持するためにも合格特典の存在は大きいかったと思う。
合格総合講義のご感想・ご利用方法
合格総合講義の最大の特徴は細分化されており動画一つ一つが短いこと。その分動画数は230ほどあるが長くても15分ほどの動画だったと記憶している。テキストに沿って進んでいくが、その手元に届いたテキストもそんなに分厚いわけではないことに安心でき、また最初は測量に関する数学からのスタートで数学から遠ざかっている方にも優しいスタートになっている。
また造りとして講義の後に例題が過去問から抜粋されることが多く理解を深めた。
これから受講される方にアドバイスだが、合格総合講義の動画の名称は最初の講義が001、最後の講義が230など番号で管理されているだけで内容については表題されていないため、見返したい時に何番なのかがわからなくなる。テキストにその番号を記入しておくことをお勧めする。
中山先生はまずは合格総合講義は理解できなくてもいいから一周しようと言われているが、自分はわからないところは立ち止まり気味になる傾向があるが仕事が多忙であったこともあり終了まで1カ月ほどかかった。始めたばかりでペースがわかっていなかったのもあるが時間を取りすぎた。重点的に必要なのは過去問の繰り返しであり、過去問で引っかかったら総合講義にもどるという使い方で十分だと思うので先生の言われる通りとりあえず一周流し過去問に入ることを強くお勧めする。
過去問解説講座のご感想・ご利用方法
過去問解説講座が本カリキュラムの本丸である。過去問を繰り返し解くことで理解が深まり合格への近道になると先生も仰っている。
先生は午前問題を繰り返し行い点が取れるようになったら午後にと言われていましたが、時間的なことと早めに全体像を把握する必要があると思い、そこまで正解率は高くなかったが午前問題7年分を2周して午後問題に入る。
午後に入るとこれまでのスタイルとは違いひたすらノートに書くやり方になった。大きく括ると一問一答は変わらず、すぐ解説がみられるのはありがたい。午後問題を解き理解することで午前問題の正解率も上がっていくと感じる場面も多かった。
どうも自分は暗記系が苦手であったが、押さえるところを押さえていくと全体を覚えなくても何とか言葉が出るようになってきた。先生曰く記述式の場合の採点は一字一句違っていても点を入れてくれるとのことなので理解度を進めて解答例をそのまま覚えなくてもいいように工夫した。
最終的には午前問題は4周、午後問題は3周ほどやり、解けない問題を重点的にやっていった。使用した大学ノートは5冊ほどで冷や汗ものではあったが合格することができた。
電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法
アガルートに申し込むとともに試験本番で使用するカシオの電卓を購入した。電卓としては四則演算しか使ったことがなく、逆引きやメモリ機能は使ったことがなかった。学んでいくにつれ目から鱗の機能が満載で、最後の演習に出てくる偏心計算が電卓のみで解けることには驚きしかなかった。機能としては申し分ないが肝心なのはミスタッチしないこと。複雑な計算では電卓のみで完結しようとせず、積極的に物理メモをした方が近道だったりもした。
周りの測量士を受けている同僚に電卓の使い方を理解しているのか確認してみたい衝動に駆られる。試験合格するには必須の科目であることは間違いないと思った、
講座のご感想、講師へのメッセージ等
結局最後までキケルクンや奇数月のホームルームなど先生と直接コミュニケーションをとることはありませんでした(ホームルームの視聴はもちろん行ってました)。使ってみたらよかったと少し後悔しています。
合格体験記を書くことで振り返りができました。前述したとおり、過去問の周回数は他の体験記を書かれている方と比べてかなり少なかったですが、それでも合格できたということは中山先生が組まれているカリキュラムや解説が優れているということに尽きると思います。
また何か資格を目指す際にはお世話になることもあると思いますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。