受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験を目指した理由・契機

測量士試験を目指した理由は2つです。①令和5年に測量士補試験に合格し、ステップアップとして受験しようと思った。②勤務先で資格手当が支給されるため。

私は将来、管理技術者になりたいと考えています。その資格要件に測量士が該当しています。

また給与は社会人の通信簿だと考えています。そのため、給与明細の数字を上げたい。以上が測量士を目指した理由です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

合格特典の全額返金キャンペーンを勉強のモチベーションにしようと思ったからです。

独学ではモチベーションの維持が難しい。測量士補試験を受けた時に実感しました。合格率10%前後の測量士試験は、測量士補試験よりも勉強をしなければならない。そこで見つけたのがアガルートアカデミーでした。不合格になれば、努力も時間もお金も水泡に帰すぞ。そう言い聞かせて、モチベーションを維持しました。

合格体験記・学習上の工夫

学習上の工夫の1点目は◯✖︎表を用いたことです。列に勉強した日付、行に問題のナンバーの表です。使い方は正解していたら黒い◯、不正解ならは赤い✖︎を入力します。

◯✖︎表を用いた理由は、自分の苦手傾向を把握するためです。どの年度の過去問も1周目は惨憺たる結果でした。それでも周回を重なると✖︎の個数は減っていきました。しかし、何回解いても◯が付かない問題が何個か残ります。その時は過去問の解説動画だけではなく、合格総合講義の該当する動画を視聴して、理解を深めるようにしました。過去問を解く→◯✖︎表に◯か✖︎を入力→✖︎の問題を翌日解き直す。このサイクルをこなしていって、過去問の正答率を向上させました。

工夫の2点目は、なぜその選択肢(記述)が正解また不正解なのかの理由を考えたことです。

職場のベテラン社員の方から口酸っぱく言われます。「理屈は理解しておくように」。曰く、理屈を理解していなと応用が利かないし、間違えていても気付かない。

数年前、ある資格試験を受けました。過去問は完璧に解答できたので、自信満々で試験会場へ行きました。…冷や汗がでました。わからない問題が多すぎたのです。新規の問題が多かったのだろうか。後日、自己採点して判明したのは、過去問の切り口を変えただけ、ということです。出題範囲をしっかりと理解していれば解答できた問題。私は過去問の問題文とその答えを記憶していました。けれども、理解はできていませんでした。そのような経験があったので、以後の試験勉強では理解することを意識しています。

◯✖︎表で苦手傾向を可視化し、正解・不正解の理解を深める。この学習上の私自身には効果があり、無事測量士試験に合格することができました。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

⬛︎合格総合講義の良かった点

①「解説が丁寧」
②「動画の再生速度を変更できる」
③「移動時間中に視聴できる」

①「解説が丁寧」について

測量士試験の受験者は学生、測量業に従事する若手の人やベテランの人。また、初めて受験する人や複数回の人。測量士補からステップアップで受験する人。様々な人が受験します。私は前年に測量士補試験に合格し、ステップアップで今年初めて受験した人間です。

アガルートの測量士試験のテキストをめくって、「うわぁ」と声が出ました。測量士補試験と全然違う。こんなの解けるようになるのか。不安と焦燥が入り混じりながらも合格総合講義を視聴し始めました。中山先生、とても丁寧に解説してくれている。最初に抱いた感想です。丁寧といっても、緩急のある丁寧さでした。測量法などの法律系はあっさりと。公式を用いた計算、作図が必要になる分野などはじっくりと。

1回目の視聴では、全てを理解することはできませんでした。それでも試験範囲の輪郭を押さえられました。それが解説の丁寧さにあると思います。

②「動画の再生速度を変更できる」について

私は合格総合講義を通しで2回試聴しました。1回目は測量士試験の勉強を始めた令和5年6月。2回目は令和6年のゴールデンウィークです。

再生速度は、1回目は等速。2回目は過去問を十数回周回して知識が固まっていたため、1.5倍速で視聴しました。

2回目の視聴の目的は知識の再確認と錯誤しているポイントを探すこと。そのため、再生速度を変更できることは非常に便利でした。自身のある分野は1.5倍速再生で視聴。知識があやふやな分野は等速再生にし、納得できるまで何回も視聴しました。試験本番前に知識を転圧できたので、自信を持って試験本番に望めました。

③「移動時間中に視聴できる」について

合格総合講義冒頭、中山先生が「理解できなくても、まず一通り視聴しよう」と仰っていました。また、インプットよりアウトプットに時間をかけたかったので、なるべく早く合格総合講義の1回目の視聴を終えたいと考えていました。その点で動画形式の講義で助かりました。

私が試験勉強を始めた昨年6月。その月は外業が多く、毎日2時間車移動をしていました。貴重な2時間は合格総合講義の視聴に当てました。おかげで、2週間で講義を全て視聴しました。同じ月の下旬から午前の過去問に取り組めたのは、講義が動画形式だったおかげです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

⬛︎過去問解説講座の利用方法・感想

①「過去問1周目は正解・不正解に関わらず、講座をすべて視聴する」
②「過去問2周目以降は、間違えた問題と偶然正解した問題のみ講座を視聴する」
③「移動時間や家事の最中に講座の音声データを聴く」

①「過去問1周目は正解・不正解に関わらず、講座をすべて視聴する」について

「合格体験記・学習上の工夫」で、正解・不正解について理解を深めた、と述べました。その実践として、1周目は過去問解説講座をすべて視聴しました。

②「過去問2周目以降は、間違えた問題と偶然正解した問題のみ講座を視聴する」について

時間の効率化を図るため、2周目以降は自信を持って正解できた問題以外に範囲を絞って視聴しました。周回を重なるごとに視聴に当てる時間は減っていきました。何回視聴しても理解できない問題もありましたが、それを判断基準に午後の選択問題を決定しました。

③「移動時間や家事の最中に講座の音声データを聴く」について

隙間時間を有効利用するために行いました。集中して視聴するわけではないので、インプット効率は高くありません。ですが、動画視聴時に聞き漏らしいていた部分に気づくこともあり、知識の補完には役立ちました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

「MC」「MR」「M-」「M+」。電卓の上方に配置されている4つのボタン。これらがどんな機能を持つのか。「電卓の使い方講座」を受講するまで知りませんでした。受講前は、電卓なんてぶっつけ本番でも使えるのでは?と考えていました。愚か者です。「電卓の使い方講座」を受講していなかったら、本試験で慌てふためいていたこと間違いなしです。

講座では試験で貸与される「SL-910GT-N」の使い方の説明。簡単な計算から徐々にレベルアップして、最後は過去問にトライします。合格総合講義、過去問解説講座同様、丁寧な解説。講座を受講し終えた時には、電卓の使い方をマスターできると思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

中山先生の丁寧な解説のおかげで、すんなりと理解ができました。また奇数月のホームルームがモチベーション維持の一助となりました。ありがとうごさいます。