受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験を目指した理由・契機

業務の一部で、UAV写真測量の技術を使ってガイドマップなどの作成をしています。それまでは独学で覚え、実施していましたが、専門的な知識を身につければ、より高品質な製品になるのではと思い、はじめは測量士補の取得を検討しました。

その際、アガルートのブログにて測量士資格について『出題範囲はほとんど同じで、学習時間の目安が測量士補に比べて約1.5倍』という情報をみて、今なら仕事の谷間を使いながら学習時間が確保できそうだったため、おもいきって測量士試験に挑戦することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

10年以上前、仕事とは異なる分野の資格取得に挑戦した際、簡単な内容でも疑問に思ってしまうと前に進めなかったり、学習方法に悩んだりと、取得までに時間がかかってしまった苦い経験がありました。

昨今、情報取得が容易になっているとはいえ、仕事をしながら効率的に資格取得をするためには専門の方から教わったほうが良いと考え、講座を探しました。その際の条件は、自分の時間に合わせて講義を聞くことができ、質問などが手軽にできすぐに解決できること。そして出会ったのが、アガルートの測量士試験講座でした。

合格体験記・学習上の工夫

取り組んだ内容が3つあります。

■1つ目は学習時間の管理 目標300時間

初学者で内容もわからない状態で挑んだので、まずは300時間という学習時間の目標をクリアすることに取り組みました。

講座に申し込んだのが1月中旬で試験日まで約4ヶ月。スタートする時点で学習時間や取り組み内容の概略スケジュールを作りました。内容に関してはホームルームにて説明されたスケジュールを参考に、4ヶ月バージョンにつくりかえ。また学習時間は、業務の山谷も考慮した1日あたりの学習時間を算出し配分。そうして作成した目標を一日一日クリアできるように取り組みました。漠然と学習を進めるよりも目標を作ることで、学習が習慣づいたし、目標をクリアすることで合格に近づいている感じもして、最後までモチベーションを維持することができました。

■2つ目は 点数の管理  合格点 910点(550+160+100+100)

合格するための点数獲得の作戦などは講師からアドバイスされているので、それを参考に目標点数を設定。採点結果を毎回表に記載して残していきました。午後試験は配点がわからないため、配点は自分で行い得点を算出。そして過去に取り組んだ点数を残していくことで、自分の現状の実力や、伸び具合、理解が不足している科目などが明確になり、モチベーション維持や、自信にもつながりました。

■3つ目は 試験時間の管理 150分(45分、53分52分)

4月上旬までは、回答後じっくり解説を読み理解することを優先してきました。しかし一度問題を通して解いてみたら、午後試験に4時間もかかってしまった。完全な時間オーバーだったため、そこからはスピード力強化することに。実施したのは、科目ごとに時間内に解ききること。これを繰り返すことで、今良いペースで解けているか?それとも時間がかかっているのか?など時計を見なくても感覚でわかるぐらいになりました。本番試験でも、私は時間がかかってしまいましたが、それでも問題の取捨選択がうまくでき、解ける問題はすべて回答することができました。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

テキストには専門用語の解説や基本的な作業などの説明があまり記載されていないため、最初は読んでも理解できませんでした。講義動画では一部説明がされていますが、理解はあまり進みませんでした。ただし1回聞いたら過去問を解くようにアドバイスされていたので、とりあえずは過去問へ進むことに。

過去問を解き始めて3年目分ぐらいから、このテキストは過去問をまとめて解説しているものだと認識しました。過去問の要点を明確にしてくれているので、測量の知識がある程度つくと試験に向けて学習するにはとても便利だと思います。

ただし、基本的な言葉の意味など講座で解説していないものも多く、インターネット等で調べなければならないため、初学者はインターネット検索等を使いながら学習することになると思います。

また、テキストに索引が付いていないので、『あれ?これどこかで出てきたような・・・』と思っても調べることができませんが、デジタル版のテキストでは言葉の検索ができます。単語などで検索すると、その単語が含まれるページを表示してくれます。そして各ページの中味を確認することもできる。この機能、私は試験日の1ヶ月前ぐらいで気がついたのですが、とても便利だと思います。(もっと早く気が付きたかった)

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

最初は全て解説動画を見ていましたが、大部分が過去問テキストの解説に記載している内容と同等だと感じました。ただし、時々私が知りたい内容や、他との比較などを解説いただいているものがあるので、全部もれなくチェックしたいとも思いました。

しかし、動画視聴は早送りでも意外と時間がかかってしまう。そこで、途中からは時間節約のため、全ての解説を聞くのをやめ、テキストの解説を読み、理解できない場合のみ解説動画を見ることにしました。それでも理解できない場合は講師に直接聞くことができる『KIKERUKUN』を活用することに。この学習の流れで、大幅な時間短縮につながったと感じています。

ただし、全部動画を見ていないので、進捗ゲージが100%にならないのが、気持ち的にスッキリしない。

達成感を得るために、途中までは早送りでもチェックするようにしてみましたが、最後はやはり時間短縮を優先しました。

電卓の使い方講座のご感想・ご利用方法

この講座のおかげで電卓のさまざまな機能を知り、また練習問題で実際に使うことで便利機能を身につけることができました。間違うポイントなども教えてくれるところがとてもいいと感じています。

ただし、試験本番で使ったのは簡単な基本機能とメモリー機能ぐらいかもしれません。選択問題の違いからか?今年の傾向からなのか?理由は不明ですが、限られた機能でも十分かとも思います。

確かに全機能を完璧に使いこなせばもう少し時間短縮にはなったかもしれませんが、過去問も含め時々しか使わない機能は、本番ではやはり不安なので、細かく分割しながら計算してしまいました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

中山先生、お世話になりました。

KIKERUKUNでは次の日には返信をいただけたので、とてもストレスなく前に進むことができました。

本当にありがとうございました。