受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

測量士試験｜【2024年合格目標】合格総合カリキュラム（フル・ライト）

測量士試験を目指した理由・契機

私は測器屋（建設業、測量業、土地家屋調査士向けのソフトウェアや測量機を販売する仕事）を営んでいます。測量士を目指した理由は自社で測量業登録をするためです。なぜ測量業登録をしたかったかは以下の2点です。

①事務所がある市に測量業者が１社しかなく、測量設計業で公共工事の入札に参入するメリットが大きいと思った。
②業界がドローン、３次元など新しい測量方法に移行し、測器屋が販売する商材がまさにこれで、販売だけでなく業務の代行に大きな需要があると考えた。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

最初に測量士を受験したのは20年以上前です。測量士補に独学で1発合格し、次は測量士と意気込んで受験しましたが、箸にも棒にもかからず、問題の意味さえ分からず惨敗しました。
そして、前述の『測量士試験を目指した理由』で記述した理由で、３年以内の測量士合格を決意。
１年目はとりあえず受験。午後試験はボイコット。
２年目は測量協会の通信講座を受講。テキストに書いてある事がほとんど理解できず、午前試験が規定得点に達せず午後の採点はしてもらえない状況。
３年目、測量士試験が終わった直後、通信教育で測量士を検索したところ、唯一ヒットしたのがアガルートでそれ以外は見つけられませんでした。
内容を確認すると、ネット上で動画を繰り返し見られる点、音声ファイルのダウンロードが出来る点など、机に座って勉強するのが好きでない自分に向いていると思い受講を決意しました。

合格体験記・学習上の工夫

【12ヶ月の受講で】
１～２ヶ月：
合格総合講義の動画を見ながら勉強。音声ファイルをダウンロードし車で聞くなど熱心に勉強。
３～８ヶ月：
中だるみ。音声ファイルは車で聞いていたものの、合格総合講義の動画はほとんど進まず。
９～10ヶ月：
さすがにこれはまずいとガストに通い始める。勉強も動画を見ながら午前過去問をひたすら解く方法に変更。（勉強時間１～２時間／日）
11ヶ月：
午後の必須、過去問を勉強。（勉強時間３時間／日）
12ヶ月：
中山先生のYoutubeで、午後の選択は「地形・写真測量、地図編集」が過去問から多く出題されるのでオススメ、と言っているのを聞き、この２つに絞る。（勉強時間４時間／日）

 【学習上の工夫】
音声ファイルをダウンロードし聞くことは、即効性は無いですがボディーブローのように地味に確実な効果を生んだと思います。
中だるみの期間も、とにかく車の中だけは音声ファイルを聞くようにしていました。頭には全然入って来ませんが、繰り返し聞いているので単語や文章は所々記憶に残っていて、勉強を再開した時に「聞き覚えがある！」という状況が多数ありました。
また午前試験の勉強を終え午後試験必須に取り掛かった後、車では午前試験の過去問を音声で聞きながら解くという方法で記憶の定着を図りました。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

合格総合講義は中だるみ期間が長かったため、半分ぐらいまでしか受講できませんでした。ですのでその中での感想になりますが、第１章「測量に関する数学」の内容が素晴らしいと思いました。
アガルートを受講するまでは「測量協会のテキスト」と「ネットで検索して出てきた解説」を見た事があるのですが、何度見ても全く理解できず「何でこんな式になるんだ？この式や答えはどこから出てきたんだ？」と腹が立っていました。
ですので１数～７確率、数学はこれだけで大丈夫という中山先生の力強い言葉には勇気と自信を頂きました。

私の場合は、飽きっぽかったり、すぐ中だるみをしてしまうので、合格総合講義を最初に一通り勉強してから過去問に移るという方法よりも、過去問を中心にやりながら、もう少し全体的な内容も抑えておきたいと思った場合に、総合講義の内容を見るという方法の方が、成長をより実感出来て合っているのかなと思いました。
15年ぐらい前にフォーサイトの行政書士通信講座を受講した事がありますが、資料の多さにやる気が上がって来ず、結局ほとんど勉強する事なく、不合格でした。
それに比べると総合講義のテキスト、カリキュラムとも、極限まで絞って勉強の負荷を下げてくれていると思いました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問の分かりやすく的確な説明のおかげで、合格出来たと思っています。
例えば午前の文章問題も、一つ一つ理由やこれはどういうものなのかを解説してくれる。そのおかげで理解がぐっと増し、午後試験の必須に取り掛かり始めた段階で、半分近く（少し言い過ぎかも）正解できる状況になっていました。
また不正解箇所も基本的な理解が出来ているので、記憶の定着が早くなりました。
さらに、今まで理解不能で、これが解ける人間は天才だと思っていた計算問題が、中山先生の解説を聞くと「エッ！こんなに簡単だったの」と思えました。
講師の技量で全く違って来るのだな、とつくづく感じました。中山先生は資格試験の池上彰ですね！

講師へのメッセージ

第一印象は「義理の弟に似ている」です。その点は、動画を学習しながらずっと気になっていました 笑
この講座に巡り会えていなかったら、合格は一生出来なかったと言っても、全く過言ではないと思います。あなたは資格試験の池上彰です！
本当にありがとうございました。次は土地家屋調査士を受講しますので引き続きよろしくお願い致します。