合格者の声|動画視聴で計算問題の理解が進んだ! 篠田 誠治さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
測量士試験を目指した理由・契機
建設業の施工管理を補助する仕事に従事しています。仕事の領域を広げるため、また登録業(許可制)の業務を行うことにより会社の信頼度を上げたいと思い、測量業の登録を目指しました。登録に当たっては測量士の資格が必要であったため、受験しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
私自身、どちらかというと文系ですので、三角関数や行列の問題がある測量士の試験の独学は無理だと思い、測量士の講座を探していました。その中で、大々的に講座を紹介されていたのがアガルートだったので受講しました。
合格体験記・学習上の工夫
講座の紹介でもあるように、測量士の試験はいかに過去問を周回し、より多くの問題を理解するか、これに尽きると思います。しかし、下地がないまま過去問に取り組んだ所で、それは勉強効率が悪くなってしまいます。下記に私の勉強の流れを記載します。
①勉強スタート~2か月
前提として、私が測量士試験の勉強を開始したのが令和5年1月です。まずは、測量士試験の分野を把握するためにも全ての合格総合談義(過去問解説講座は除く)を視聴します。一つ一つの章で過去問がいくつか出てきますので、それは完璧にできるようにならなくても、こんな問題が出るんだな程度に収めておきました。1カ月半程度で全ての講座を視聴することができたと思います。
②2か月~3か月
ここから過去問に本格的に取り組みます。ここでいう過去問は午前試験の過去問です。一日に2年分の過去問をやる作業を繰り返し、理解を深めていきました。2週したあたりで、分野別に問題を解くことも行いました。年度毎ではなく、測量法規なら測量法規を5年分、偏心計算なら偏心計算を5年分等、集中してその分野を解くことで傾向把握に繋がったと思います。
③3か月~4か月
ここからは午後試験の過去問に取り組んでいきました。正直、午前試験と午後試験で結構内容が違うので(特に分野別の方)、無理かも知れないと諦めかけました。午後試験の過去問はとりあえず全分野一周した後、自分が得意な分野を3つ選んで勉強していました。
なぜ3つかというと、過去問を一周したときに、年度によって出題傾向が大きく違うと感じたからです。もちろん、全分野をしっかりと理解していればいいんでしょうけど、時間的にも能力的にも全分野はきついと感じたので、3つに絞りました。
④4カ月~試験本番
ここまでくるとあとはひたすら過去問です。私は、区切って勉強する質なので、今日は午前過去問、今日は午後の分野1と分野2、今日は計算問題だけ等、自分専用のノートを作成し、勉強していました。慣れてきてしまうと、問題と答えを覚えてしまうので、進みが早くなる一方、ちゃんと理解できていないんじゃないかというジレンマに陥ります。
そういったあやふやな部分は、ノートに自分で問題文となぜそう答えたかを書いてみるのがおすすめです。理由を書けなければ、それはただ答えを暗記しただけなので、再度解説を確認、教科書も見て説明できるようになるまで理解します。
⑤試験本番
試験当日は余計な勉強はしませんでした。ルーズリーフ一枚にややこしい数字の問題(距離標の設置間隔とか評定点の数とか)を書いて、試験直前まで眺めていました。
午前試験は絶対に時間が余ります。逆に午後試験は時間が足りないので、確認は後回しにして、とりあえず問題を解いて下さい。時間が余ったら、計算問題から確認していきます。但し、長い計算式が必要なもの(私の場合は航空写真測量の問題)は一番最後に確認しました。(厳密にいうと確認している最中に終了しました。)
午前試験は575点でした。午後試験は自己採点で7割ほど合っていたので合格を確信していました。
合格総合講義のご感想・ご利用方法
合格総合談義は携帯で見ていました。私は教科書にマーカーを引いたりとかするのが嫌いなので、ジムで自転車漕ぎながらとか、車の移動中とか、集中してみるというよりかは「ながら視聴」をしていました。これはドラゴン桜でやっていた方法を真似たものです。
合格総合談義をながら視聴した日に、必ず該当箇所を再度読みます。この時はながら読みではなく本気で一字一句読んでいき、理解できない所があれば付箋を貼っておきます。
また、このタイミングで、要所要所の練習問題にも取り組みます。当然、解けないので、動画を流しながら1式1式を理解するように心がけて計算問題を行いました。
ちなみに私は1.5倍速で、動画を視聴していました。全体を通して、合格総合談義は1周+不明な所を視聴する形でした。
測量士試験の全体像を把握するのにはもってこいの教材だと思います。おすすめは映像で見た後に教科書をじっくり読むことで、既視感が生まれて頭に入りやすくなると思います。
深く理解するのではなく、こういう問題が出るのか、こんなこと書いてあったなくらいに留めて、なるべく早く過去問講座に移行した方がいいと思いました。私の場合、合格総合談義に時間を使いすぎてしまった気がします。(初学者・文系なので仕方ないかもしれません。)
過去問解説講座のご感想・ご利用方法
アガルートの教材で、過去問解説講座を一番使いました。仕事移動中の車内等のスキマ時間には、欠かさず流すようにして、とりあえずなるべく多く過去問に触れる機会を作りました。
計算問題等は、正解を見ただけでは理解できなかったので、解説講座の動画視聴は必須だと思います。終盤に差し掛かってきたら、間違えた問題のみ再度視聴する形をとっていました。年度-問題番号で動画が分かれているので、検索も簡単に出来て効率な学習ができたと思います。
講師へのメッセージ
中山先生には大変お世話になりました。Facebookで質問させて頂いたり、他の方が質問しているのを見たりと、一方的に親近感を抱いていました。笑
ホームルームも意外と楽しみにしていました。他の受講生の進捗度合いが把握できたり、異例な問題との向き合い方とか、受講生ならではの気になる点を扱ってくれたのがとっても良かったです。