合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

測量士試験を目指した理由・契機

令和3年土地家屋調査士試験にアガルートを受講して1発合格したことが契機となりました。

令和2年測量士補試験は市販テキストを使い、独学で合格しましたが、この時は試験に受かるための知識であったこと、また合格後も実務未経験だったため、いずれ土地家屋調査士の測量実務を行う際に不安がありました。
そこで測量の知識を引き上げるためと学習習慣を継続させたかったこと、そしてどうせなら目標もあった方が良いと考え、令和4年の測量士試験を目指そうと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和3年に中山講師が測量士の講座も立ち上げられたのをHP上で知っており、機会があれば当講座を受講しての挑戦は考えていました。土地家屋調査士2次試験が終わり、令和4年1月末に中山講師に測量士の受講相談をしていただきました。
そこで「測量士試験まで約3ヶ月で半程の学習期間での合格は可能か」を聞き、中山講師から現状から「土地家屋調査士の学習をしていたことをふまえ200時間の学習でいけるでしょう」との具体的な解答をもらい、受講を決めました。
すでに受験の申し込みはしてあり、気持ちとして学習への覚悟が欲しかったので、この受講相談で上手く背中を押してもらえました。
もう一つの決め手は難しい測量の公式をわかりやすい解説で再構成して、理解を前提にした講義として作ってあるとの講義内容説明でした。暗記でなく理解をしていきたい私にとっては願ってもない講義構成だと感じました。
そしてアガルートの合格返金制度も受講モチベーションの一つでした。

合格体験記・学習上の工夫

令和4年2/1より合格総合カリキュラムの受講開始。受講相談でのアドバイスから、3ヶ月弱で200時間の学習量を意識して平日2時間、休日4〜6時間の学習を目標立てしました。
私にとって夜学習は疲れと眠気との戦いで効率が悪いので、朝4時から4時半起き→朝学習1時間を習慣化→学習の貯蓄(朝にノルマの半分以上)を心掛けて取り組んでいきました。
前年のアガルート受講の土地家屋調査士講座の学習をトレースし、まずはインプット講義をテキストにマーカー入れをしつつ、止まらず一通り視聴していきました。
一通り視聴の目的は資格の用語に慣れること、測量士試験全体のインプット分量を知っておくこと、そして講義を見終われば一応過去問を解ける知識は得たことになり、一通り視聴した上で過去問に入れば、自分のインプットに引っ掛からなかった点がわかり、測量学習の得手不得手の分別が浮かび上がると思いました。(インプット作業に1ヶ月かかりました。)
3月から過去問択一から。中山講師の推奨する、択一と記述の必須で8割以上の得点を稼ぎ、逃げ切り合格を目指し、力を入れ取り組みました。
択一の計算問題は後回しにして、択一と記述必須を2周+不得手問題を付箋抜き出しで解いていき、9割程の出来になったので、次に択一計算に取りかかりました。
択一計算で公式の理解には講義動画と解き方の手順を何回も見て、ノートに解いていきました。その際に重要なのは計算機の扱い方でした。測量士試験で貸し出されるものと同じ計算機を買い、四則計算ベースで地道に解いてましたが、自己流の同じ数値を何回も打ち込むやり方では効率が悪い上、飽きる感じがしました。
そこできちんと計算機機能を知るため、アガルートの「計算機の使い方講座」と購入しました。機能が分かり、自分の使い易いやり方を選ぶことができようになり、入力ミスを減らすことと時間短縮をはかることができ、ストレス軽減にもなったと思います。【択一+記述必須で25日程】
3月末から記述【選択】の学習です。選択は土地家屋調査士に関連深そうな2.測地測量と5.応用測量でほぼ最初から決めていました。受験まであと1ヵ月半ということもあり、過去問講座は2、5を中心に視聴して、文章の記述と並行し基準点測量の観測図と行列等の計算の解き方の理解を進めました。
3、4に関しては時間的余裕もないので、3年分ほど視聴し傾向を掴む程度にして深入りはしませんでした。(この時はあと1ヶ月、時間が欲しいと思いました。)
記述の計算に関しては、過去問を年度毎に繰り返し解き、行き詰まったら講義動画で解法の確認をし、バイリニア補完法以外は理解の手応えが掴めました。
記述の文章に関して覚えづらかった点は、色々な点検測量がある点でした。比較、閉合差、較差など点検でも色々な手法があり、最後まで完全な整理はつかない状態でした。
4月末からはGWをあてにした択一、記述の総復習をして、何とかどんな問題でも一通り解けるという自信を持つことができました。過去の試験でも同様の心構えを基に合格を勝ち取れたので、今回は期待を持って試験に望むことができました。
5/15の測量士試験後の自己採点で択一24/28で8割以上、記述は計算問題を中心に5割以上の正解は堅そうでしたので合格への手応えありと踏んでいました。結果も合格となりました。
今回の合格要因は、択一、記述含め計算問題で点が取れたことだと思いました。アガルート講義では計算公式の「なぜ」をひも解いてくれ、暗記でなく理解に繋がる講義だったので計算問題のハードルを下げてもらえたと思います。計算問題にある程度自信が持てたことが、今回の測量士試験での大きな武器となり合格要因だと思いました。

合格総合講義のご感想・ご利用方法

【インプット時の利用について】
一本一本の講義が5〜15分程とテンポが良いことと中山講師の明るい話し方が視聴していく上で、大変見やすくなってると感じました。

隙間時間はもちろん、スポーツジムでバイク運動しながらスマホで講義を視聴したり、車移動の際はずっと音声を流して測量の言葉に慣れていきました。運動と勉強が同時にできるのもネット型講義の利点だと思いました。
通常のゆっくりめの話し方はスピード調整をかけても聴きやすく、時短で学習も進むので非常に助かりました。(私は1.25倍〜1.5倍で聴きやすい)
一本一本に詰め込みすぎない講義が絶妙の匙加減だと思います。

【講義内容に関して】
上記の体験記でも書きましたが、受験生が行き詰まりがちになる難しい計算公式をわかりやすい説明と式で再構成してある点が非常にありがたい点でした。

講義では公式を順を追って説明していき、流れで公式の理解にもっていってもらえる印象がありました。公式を暗記することだけで解くことは嫌だったので、私にとっては本当に性に合った講義内容でした。
今回の試験で、記述文章問題では覚えきれていない盲点や曖昧な記憶で点を落とす箇所が多々ありました。ですが計算問題では試験問題の解き方が身についたおかげで、計算が確実な得点源となり、自己採点でも合格圏内に達していると思えました。
個人的には測量の公式に関しての理解度が上がることが、アガルート測量講義の魅力だと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

まず択一と記述【必須】を一通り視聴して、過去問テキストに取り掛かりました。
合格点の基礎となる択一の文章問題と記述【必須】を8割〜9割まで仕上げることが目的です。時間のかかりそうな記述【選択】の視聴は後へ回しました。
2周程度、過去問を回すと自身の弱点が浮かび上がってきたので、隙間時間などに苦手な部分の講義を観たり、聴いたりしてテキスト外でも少しでも知識が定着するよう努めました。
3周目には大体仕上がってきたと思います。
次に記述【選択】。こちらも一通り視聴後、過去問という流れでしたが、計算問題に関しては過去問を解いて、行き詰まったらすぐ動画やテキストで解き方を確認して解くという地道なやり方で1問解くのに1時間超など時間もかかりました。なので計算問題は慣れるまで時間の取れる土曜日、日曜日、祝日中心に取り組み、平日は文章問題を解き進捗率を上げ、全体の精度をあげるようにしていきました。
過去問の一つ一つを丁寧に説明をしていく解説講座は、特に今回の得点源となった計算問題に対して、この上ない程の成果をもたらしてもらえたと思います。

カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等

現在、引き続きアガルートで宅建の受講してますが、中山講師と比較してしまうと宅建講義動画は 話が早い、20分以上の講義が多々あり、一本に話を詰め込んでいる感あり等 講師によって違いがあるのを実感しています。(難関資格講座が中山講師で良かったと思いました。)