合格体験記|時間をかけてでも理解を深めることに注力した 濱谷 利章さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
測量士試験を目指した理由・契機
30代後半過ぎてから土木現場にでるようになり、昨年土木施工管理技士を取得。
しかし現場での実務経験が同世代より圧倒的に少なくなんとか追いつきたいと、まずは知識と資格だけでもと思い、施工管理とセットとも言える測量の資格を目指す。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
当初は測量士補を受験しようとしていたが、ネットの難易度情報から直近で合格した土木施工管理より易しいと見積もり、可能なら同難易度と思われる測量士を目指したいと考えた。
しかし、受験者人数が少ないために勉強方法の情報が少なく、独学には不安を覚える。
そんななか唯一と言っても差し支えない程、豊富な情報掲載されていたアガルートホームページを見て決断。
合格体験記・学習上の工夫
とにかく間を開けないようにする。
総合講義の動画が数分単位で区切られているのだから、そこをしっかり利用すべき。
毎日何かしらの動画見たなを繰り返して行くと勉強クセがついてくる。
なんとか怠けないように見続け理解が微妙でも一周見終わったらすぐに過去問に取り組む。
測量士補取得者や実務経験者なら真っ先に過去問見て総合講義は最後の知識整理だけにしても良いのではないだろう。
私のようなどちらもゼロであれば測量士問題の難しさに心が折れてしまうため素直に総合講義からで正解だった。
さて過去問についてだが、『今日は午前29年をやろう』と決めずに、2時間やったら終わろう、くらいで目標を時間にするか、午前29年の10問だけやろうと言ったようにこちらも継続させやすいように一日のゴールまでの量を少なくする。
というのも過去問午前を1年分やって気がついたのだが、最初は試験時間が2時間半なのだから答え合わせまで含めたら同じか少し多めに時間かかるだろうと思い、いざ取り組んで正解の解説を確認して理解するまで、終わって見ると実に3倍の8時間かかった。
これで私は測量士試験が難しいと言われてる理由を肌で理解した。
当初は過去問は5周するようなスケジュールだったが、3周程度にリスケジュールし、一日一問の日があっても良いから焦らず理解を深めることに注力した。
結果的にこれは良かったと思う。
急ぎで過去問解答5周目ともなれば、30年の午前問3は、なぜかはぼんやりとしか思い出せないけど答えは1番、という理解度が低い勉強になっていただろうから。
時間をかけて、わからない部分は過去問解説動画を見て、さらに不明点が残るとか理解出来ないというなら
合格総合講義の該当部分から少し前より見直しする事で、捨て問題は無くなった。
そしてそれが合格までに最も重要な部分だったと思う。
合格総合講義のご感想・ご利用方法
まずは、ホームページにも掲載されていた、中山講師の『一通り講義見て過去問を何回も解いてから最後に講義を見直しする事で知識を整理する』という記事の内容は総合講義の冒頭に入れて欲しかった。
特に最後の知識整理は試験一ヶ月前に件の記事を見つけ慌ててスケジュールを立て直して行ったが、無理矢理にでも組み込んだ価値はあり、理解度が格段に上がって試験で見たことない聞き方をしてきた問題に対しても、問われてる意味を時間をかける事なく対処できた。
電卓使用の講座をなんとなく後から申し込みしたのだが、これは値段上がってでも合格総合講義に入れていいレベル。
というのも電卓の使い方が早くなることにより、講義の例題を解く時間がスピードアップし、時間短縮になるだけではなくモチベーションも消耗する集中力にもプラスに働き、劇的に効率が変わった。
既に知ってる人には不要だから別パッケージなのは仕方ないので、私のような知らない人間にはセット価格でしっかりおすすめして欲しい。
講義内容自体は、実務経験ゼロの私でもかなりわかりやすくなっており、大変良かったと思う。
わがままを言えば現場での使用写真とか作業風景のスライドがあれば測量イメージがしやすかったと思うが、別に無くても合格には充分な講義内容だった。
過去問解説講座のご感想・ご利用方法
午前部分については単体でなら説明少ないが、総合講義とセットでなら重複するので充分過ぎる内容。
午後記述については、長文解答の重要単語をピックアップして欲しかった。
そのまま丸暗記は非効率なので、TINの説明を記述させる問題であれば不正三角網と線形近似だけ覚えて試験当日に組み合わせて文章作る、といったようなキーワードを強めに暗記する等。
同じ国家試験でも一級土木施工管理は時間半分余したが、測量士試験は倍あっても困らないとは夢にも思わなかった。