測量士試験の申し込みの準備から提出までをわかりやすく解説します。

測量士試験本番に向けて本格的な準備を始める前に、試験日をはじめ申し込みの流れや日程を知っておきたい方も多いと思います。

ぜひ参考にしてください。

※公式は国土地理院の「受験案内」ですので必ずお読みください。

測量士試験の申し込みスケジュール(試験日など)

令和7年（2025年）の申し込みからのスケージュールは以下の通りです。

• 令和6年　11月28日　測量士、測量士補試験の日程公表
• 令和7年　1月6日　受験願書の請求・受験申込み
• 令和7年　1月6日～1月30日　受験願書受付期間
• 令和7年　4月下旬頃　受験票の発送
• 令和7年　5月18日　測量士試験日
• 令和7年　7月8日　合格通知・合格証交付

令和6年　11月28日（木）　測量士、測量士補試験の日程公表

国土地理院のサイトにて、試験日などの日程が掲載されます。

願書受付期間や試験実施日や合格発表日など試験の概要がわかります。

令和7年　1月6日（月）　受験願書の請求・受験申込み

受験願書を交付場所の窓口、もしくは郵送で取り寄せします。
オンライン（電子申請）による申し込みも可能です。

受験案内や受験願書の郵送などの詳しい説明は、国土地理院のサイトにある令和7年測量士・測量士補試験について（受験案内）にて掲載されています。

令和7年　1月6日（月）～1月30日（木）　受験願書受付期間

この期間までに願書に必要事項を記載して、収入印紙等を貼付け郵送をしなければ受験できません。

1月30日（木）までの消印があるもののみ受け付けられます。
ただし、後納郵便・別納郵便の場合は、1月30日（木）必着です。

取り寄せには数日かかり、書類に不備があった場合の再送付も1月30日（木）までに済まさなければ受験できませんので、期限に間に合うよう早めに入手しておきましょう。

オンライン（電子申請）の場合は、e-Govに受験願書・顔写真ファイルが到着し、なおかつ試験手数料が令和7年1月30日（木）に納付されたもののみ受付となります。

令和7年　4月下旬頃　受験票の発送

おおよそ3か月で国土地理院から測量士試験の受験票が届きます。

試験の日時や会場場所など記載がありますので、試験日までに会場と最寄り駅などをしっかり確認をしましょう。

※4月末までに届かないようであれば、下記に問い合わせが必要です。

【問い合わせ先】
〒305-0811 茨城県つくば市北郷１番
国土地理院総務部総務課 試験登録係
TEL：029-864-8214
TEL：029-864-8248
（問い合わせ時間：平日8：30～12：00　13：00～17：15）

令和7年　5月18日（日）　測量士試験日

測量士試験日当日、各指定の試験場にて試験を行います。

試験時間は、10:00～16:00で、休憩が1時間（12：30～13：30）挟まれます。

マークシート式ですので、HB以上のシャープペンシルや鉛筆、色鉛筆、綺麗に消せる消しゴム、作図に便利な直定規などを持参しましょう。

電卓は会場で借りる事が出来ますが、持参したものは使用禁止です。

飴、ガム、筆箱、耳栓、スマートフォンは持ち込みは大丈夫ですが、試験時の使用は禁止です。

令和7年　7月8日（火）午前9時　合格通知・合格証交付

令和7年7月8日（火）の午前9時よりインターネット上で、国土地理院のサイトより合格発表があります。

その、2～3日後に郵送でも結果の通知が届きます。

同じタイミングで、合格証も同時に郵送されます。

また、不合格者のみ申請をすることで得点を知ることが出来ます。

残念な結果に終わった場合は、現状を把握するためにも申請して得点を確認することをおすすめします。

測量士試験の申し込み方法

測量士試験の申し込みは郵送とオンラインで受付可能です。
それぞれの申し込み方法を見ていきましょう。

郵送での申し込み方法

郵送の場合の申し込み方法は以下の通りです。

1　国土地理院が発行する受験願書を請求する

各交付場所の窓口で直接受け取る方法と、郵送で取り寄せることができます。

※各都道府県の土木関係部局の主務課では郵送はしていません。

受験願書の交付出来る場所は、

• 国土地理院本院及び各地方測量部、沖縄支所
• 各都道府県の土木関係部局の主務課
• 日本測量協会本部及び各支部

などがあります。

取り寄せる際は封筒の表に「願書請求○部」と朱書きし、宛先（郵便番号・住所・氏名）を明記した角形２号の返信用封筒（Ａ４判サイズが入る大きさ）に、必ず所要の切手を貼ったものを同封してください。
所要の切手が貼付されていない場合は受験願書用紙等を送付できませんのでご注意ください。

2　提出書類の準備

受験願書が届いたら、次は受験手続きに移ります。以下の物が必要です。

・受験願書1部

受験区分、受験地、氏名、生年月日、性別などの記入を行います。

鉛筆やシャープペンシルのHBかBで記入します。

・写真票等（試験手数料、写真、切手）1部

記入心得をよく読んで記入して下さい。

試験手数料（収入印紙4,250円）と写真１枚（縦4.5cm横3.5cm脱帽・上半身・正面向のもの）、切手（85円）を忘れず貼りましょう。

・申込用封筒

国土地理院指定の受験案内に添付してあります。必ず封筒表側の項目を記入しましょう。

また、身体上の障害等に係る特別措置を希望する方は、特別措置に関する申請書（及び、障害の症状・程度を証明する書類（身体障害者手帳の写し等）、団体で受験を申し込む方は、志願者一覧表(測量士・測量士補の受験区分毎に作成すること）が必要です。

特別措置に関する申請書・志願者一覧表は、令和7年測量士・測量士補試験について（受験案内）の「受験手続き：１．必要なもの」欄からダウンロードできます。

3　交付場所に郵送

上記が準備出来ましたら、交付場所に郵送します。

記入漏れなどの不備がありますと返送されるので注意しましょう。

受験申込時に受験案内を受け取っているはずです。

申込期間内に提出できるよう早めに郵送しましょう。

関連記事：測量士試験の試験内容・情報をわかりやすくまとめて紹介

オンライン（電子申請）での申し込み方法

オンラインの場合の申し込み方法は以下の通りです。

１　e-Gov電子申請アプリケーションをインストールする

電子申請をするためには、e-Gov電子申請アプリケーションのインストールとアカウントの登録が必要です。

e-Gov電子申請の利用準備を読みながらインストールを行ってください。

２　必要な提出書類を受け付け期間内に提出する

オンラインでの申し込みで必要なものは以下の通りです。

・受験願書

e-Gov申請の様式に沿って必要事項を入力してください。

・顔写真

1MB以内のファイルサイズのJPEG形式の顔写真を用意しましょう。
6か月以内に撮影した。脱帽・マスクなし・上半身・正面向の写真です。
写真のファイル名は「ローマ字名前生年月日」である必要があります。

上記2つをかならず受験期間内にe-Gov経由で提出してください。

３　書類提出後、試験手数料の電子納付を行う

受験願書の提出が終わると、「納付番号」「確認番号」「納付機関番号」が発行されます。
画面の指示に従いながら、1月30日（木）までに受験手数料4,200円を金融機関に納付を行ってください。

申し込みの際の注意点

申し込みの際には注意すべきことがあります。

願書受付期間に注意する

一つ目は、願書受付期間に注意することです。

2025年（令和7年）1月6日（月）～1月30日（木）までに願書を貰い、各必要な記載と貼付けを行い、郵送しなければ試験を受けられません。

願書の郵送には、数日かかるため注意しましょう。

また万一、記載漏れや不備があると返送され、再度送付しなければいけないので、その部分も考慮して早めに提出すると安心です。

記載と貼付けを忘れない

二つ目は、郵送の場合は記載と貼付けを忘れないことです。

受験願書、履歴書、受験票、印紙貼付け欄、願書郵送封筒など記載箇所が多くあります。

説明文がしっかりと記載されているので読んで漏れの無いようにしましょう。

収入印紙、写真、切手と貼付けるものもあります。

記入漏れなどの不備があると返送され、申込期限に間に合わないかもしれないので注意しましょう。

余裕をもって申請を行う

郵送も場合ももちろんですが、オンラインの場合は特に余裕をもって申請を行いましょう。

受付終了間際に申請を行った場合、受付期間内に願書提出処理がされない可能性があります。

申込者側での動作不良や通信障害などを理由とする受験申込期間の延長等の救済措置は一切行いません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

一番のポイントは、試験日当日まで勉強に集中できるよう日程を把握してできるだけ早く願書提出までを済ませることでしょう。

ぜひ、この記事を参考にして万全の体制で臨みましょう。