測量士になる人の年齢は?30代からでも大丈夫?年齢制限はあるのかも解説
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地図制作や工事などの現場に欠かせない測量士は、資格試験、または専門学校終了後に実務経験を積むことで就業できます。
しかし、就業までに時間がかかることから、30代・40代の方の中には「今から目指しても遅いのでは」と受験をためらっている方もいるでしょう。
当コラムでは、現役測量士の年齢階層や試験合格者の属性などから、30代以降での業界参入やキャリアチェンジの有効性について解説します。
ぜひ参考にしてください。
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測量士の年齢階層
令和6年に国土地理院が発表した測量業の実態調査に関する報告書によると、現役の測量士の年齢層での最多は50〜59歳。
次いで60代、40代と続くことがわかりました。
6年前の平成31年に発表された同調査では、最多の年齢層が40代、次いで50代、60代という結果でした。
6年の間に現役測量士の年齢構成は大きく変化し、60代以上のベテラン層が増加する一方、40代以下の若年層は減少していることがわかります。
平成30年当時に最多の割合だった40代の有資格者が50代になり、同様に50代が60代になったことで、年齢層のボリュームが順当に繰り上がったと推測できるでしょう。
一方、40代以下の若年層が増えていないことは、新たに有資格者となる若い人材が不足傾向にあることを意味しています。
今後も同様の傾向が継続した場合、測量業界全体で若手人材がどんどん不足状態になる可能性もあるでしょう。
30代でも大丈夫?測量士の資格を得るべき年齢とは
測量士試験には年齢や学歴の制限がなく、30代・40代の受験者も多いです。
測量士になるためには資格試験に合格する、もしくは測量専門学校を修了して数年の実務経験を積む必要があります。
資格取得までに時間がかかることを理由に「10代・20代のうちにアクションを始める必要があるのでは」と受験を迷っているなら、挑戦が吉といえるでしょう。
フィールドワークが多い測量業界では現場での実務経験が重視される傾向も強いです。
資格取得前に派遣作業員や測量補助のアルバイトなどとして現場を経験し、改めて資格を取るケースもあります。
さらに、社会人としてほかの職種を経験したあと、資格試験を経て測量士にキャリアチェンジするパターンもあります。
測量士は独占業務を有する国家資格であるため、有資格者となれば就職・転職に有利なだけでなく独立開業も狙えます。
自分に合った働き方を選べる余地が増える点でも、今が何歳であっても目指す価値は十分にあるでしょう。
ここでは参考までに、測量士試験について以下の内容で解説します。
- 測量士試験合格者の年齢構成
- 測量士試験合格者の職業構成
測量士試験合格者の年齢構成
アガルートの測量士試験講座の受講生を対象に実施したアンケートによると、令和6年試験の合格者の年齢構成比は以下のような結果となりました。
※令和6年度測量士試験合格者向けアンケート結果の「アンケート回答者の属性」から引用
アガルートが輩出した合格者の内訳は、30代が33.3%と最多。
次いで40代が31%、50代が19%という結果でした。
測量業界全体では40代以下の若年層が減少傾向にありますが、受験者の割合から見ると若手の参入が活発。
社会人としてある程度経験を積んだのち、キャリアチェンジやキャリアアップを目的として受験に挑戦する人が多くいると考えられるでしょう。
また、現状では40代以下の人材が少なくなっているため、若年層にとっては需要拡大のチャンスでもあります。
50代以上のベテランが多い業界であるため急ぐ必要はありませんが、若いうちに資格が取れれば多数の就業先から声がかかる可能性も高くなるでしょう。
測量士試験合格者の職業構成
アガルートの受講生を対象に実施したアンケートによると、令和6年試験の合格者の職業別構成比は以下のような結果となりました。
※令和6年度測量士試験合格者向けアンケート結果の「測量士試験合格者の職業別構成比」から引用
アガルートの講座を受講した合格者の職業別の内訳は、61.9%の「会社員」が圧倒的に多くの割合を占めています。
次いで2位「会社役員」の14.3%、3位「自営業」の9.5%という結果になりました。
資格試験には10代・20代、または学生の段階で取得を目指す必要があるものもあります。
しかし、測量士試験においては実に97%以上の受験者が仕事をしながら学習し、合格を勝ち取っていることがわかります。
一般的に転職市場は20〜30代がメイン世代として語られやすく、35歳以上のキャリアチェンジは「遅い」などと言われがち。
しかし、こと測量業界では30代・40代の働き盛り世代が本業のかたわら資格取得するパターンがもっともメジャーです。
測量士を目指す場合、30代・40代からの始動はまったく「遅く」ありません。
むしろ、現役のコア世代が50代であることを考えれば、30代・40代で測量士デビューした場合はどの事業所でも「若手」の位置づけになる可能性が高いでしょう。
まとめ
当コラムでは、測量士と年齢について以下の内容で解説しました。
- 現役測量士の年齢別の内訳では、50代がもっとも多い。次いで60代、40代。業界全体で高齢化が進む一方、40代以下の若年層はやや減少傾向にある。
- アガルートが受講生を対象に実施したアンケートによると、測量士試験合格者の年齢別割合では30代と40代で約6割を占めている。
- アガルートが受講生を対象に実施したアンケートによると、職業別割合では会社員が6割。「働いている人」の括りでは97%以上となり、本業のかたわら資格取得をするパターンが一般的であることがわかる。
- 現状では現役測量士のコア世代は50代となっているため、30代・40代でのキャリアチェンジは「若手」の扱いとなる可能性が高く、決して遅くない。
一般的に35歳以上の転職は難しいと言われることも多くありますが、測量士に関しては例外。
社会人になってから資格取得に挑戦してキャリアチェンジを計る人も多く、30代・40代でも「若手」としてデビューできる業界です。
「もう30代だし、受験しても遅いのでは」などと資格取得をためらっているのであれば、思い切って挑戦して損はありません。
測量士は事業所に所属するだけでなく、独立開業も可能な国家資格です。
フィールドワークに興味がある・働き方の選択肢を増やしたいといった気持ちが少しでもあるのであれば、ぜひ受験を検討してみてください。
【令和6年】測量士試験に合格した人のアンケート調査概要
アンケート概要 | 測量士試験合格者のアンケート |
調査期間 | 2024年7月9日~2024年7月23日 |
調査機関 | 自社調査 |
調査方法 | アガルートアカデミー内でのアンケート調査 |
調査対象 | アガルートの講座を利用して令和6年度測量士試験に合格したユーザー |
有効回答数(※) | 42 |
調査対象地域 | 日本国内 |
アンケート回答者の属性
年代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代以上 |
割合 | 14.3% | 33.3% | 31.0% | 19.0% | 2.4% |
測量士試験合格者の職業別構成比
職業 | 割合 |
会社員 | 61.9% |
会社役員 | 14.3% |
公務員 | 4.8% |
自営業 | 9.5% |
アルバイト | 4.8% |
土地家屋調査士 | 2.4% |
無職 | 2.4% |
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