受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

司法書士試験を目指した理由・契機

大学を中退してダラダラとフリーターをしていたが、コロナを機にそろそろまともに働くかと思い立つ。学歴もコミュ力もないので資格を取ることにした。

司法試験は予備試験ルートでも就職まで時間がかかりすぎると感じ、20代が少なく就職しやすいという情報もあったため、司法書士を目標に設定。

しかし勉強をしたことがないため習慣が作れず、1~2年間で100時間程度の勉強しかしないまま、全く別件で体調を壊してしまった。

療養して1年ほどたった昨年の春ごろから自分の時間が持てるようになり、読み物として市販の行政書士テキストを1冊購入。それを暇な時間に読むなどしていたら6月ごろには概観が掴めたため、宅建のテキストを友人から貰う。

療養期間があと1年ほどあり、せっかくなので司法書士試験の学習も検討し始めた。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

記述式の解法を独学で身につけるイメージが湧かなかったため予備校を使うことに。

大手4校は費用面から厳しく、低価格帯の予備校を検討。

その中で、以前資格スクエアで三枝先生の講座をとっており独特の口調が印象に残っていたため、聞いたことがある声というだけでもとっつきやすいのではと考えた。

受験経験者のレベルでは到底なかったものの、費用を少しでも抑えたく、演習総合カリキュラムのライトパックを選ぶことにした。

ただ、どの予備校を使うにしてもちゃんとやれば受かるようになってるだろと思う部分もあり、合格特典で全額返金があるならそれがいちばん安いに決まっているという感覚もあった。

合格体験記・学習上の工夫

とにかくハードルを下げることを強く意識した。

自分は長期記憶や理解においては耐性がある一方、精神面や自己管理能力が弱点であった。

日常で起こる些細なできごとで大きくメンタルが崩れる上、そこから立てなおす技術も長けていなかった。

そういった理由から療養が必要になったこともあり、まず精神面の健康を第一に考え生活を送っていた。

平穏に過ごすための活動の一環として資格勉強を始めた身なので、ここがブレてはいけないと考えていた。

『1日9時間勉強』などのノルマを決めると、仮に1時間の勉強をしても「今日は−8時間」と捉えることになり自己嫌悪に陥る。1週間も続けば50時間を超える負債となり、抱えきれなくなってしまう。

本当はプラス7時間なのに。

しかし本来この7時間が尊いものであり、これが増えていくごとに人生は彩られていく。それでよいと割り切った。

特に学習初期に『合格』などという、ゴールの形や距離感のわからない目標を立てても何の支えにもならなかったので、10秒で達成できるタスクを一つずつこなしすのみで自分を甘やかした。

2月にインプット講義を見終わり記述の雛形を読み始め、択一過去問もメイン科目は2周ほど回せたことで、3月に入りようやく合格に必要な知識、技術の量と質が見えてきた。

ちょうどこの時期にコロナにかかり自宅療養の期間、本当に暇すぎたため勉強以外することがなかったこともあり、初めて1日5時間の勉強ができた。

このやり方でいいなら充分当日までに合格レベルには到達できると感じ、あとは読んで解いての作業を繰り返すのみであった。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

三枝先生の軽妙な語り口のおかげで、講義を退屈せずに聞くことができたという部分は大いにある。

司法書士試験の難しいところは一つ一つの論点の難易度ではなく単に物量の多さであり、それを1周するためにかける時間の長さにあると感じる。

地頭の良さなどではカットできない時間が大量にあり、その時間をどう快適に過ごすかがポイントであった。そのため学習コンテンツをエンタメとして楽しむ姿勢を自分は大切にしていた。

そういう意味で、三枝先生の講義は私にとってはエンタメ性の高いものであった。

そもそも人間的にかなりキャラの立った方であるという印象であり、この先生がどういう説明をされるかという興味を持てたことで視聴を続けることができた。

利用方法について、アガルートは3倍速再生が可能なのでガンガン活用していた。

完全に振り落とされたら戻したり1.8倍程度に落としたりしていたが、等倍だろうが何だろうが映像を一回見て理解・記憶できる量など大差ないだろうと考えていたし、1時間等倍で見るよりも20分3倍速で見て20分休憩したほうが幾分精神的にも体力的にもラクであった。

3倍速の三枝先生が

「ここは飛ばしてくださって構いません」

「優先順位を下げてください」

「ここはほっといてください」

などと言っていくところに印をつけて、テキストを次に読むときの負担を下げていくための作業が本質であったかもしれない。

個人的にアガルートを使っていちばん良かったのは、コンパクトかつ網羅性も兼ね備えたインプットテキストなのだが、その分初学者時点の自分が1周読破するのはかなり負担が大きいものであった。

周回するたび旨みが出てくるテキストではあるが、何せ最初はしんどいので、三枝先生に代わりに読んでもらい無理矢理にでもページを進ませるといった具合であった。

記述解法マスター講座のご感想・ご利用方法

記述の学習経験は1ミリもなかったのでまず市販の雛形本、問題集(オートマ)を1周こなし、そのあとに講座を見始めた。

市販本である程度必要な知識が何かはわかったが、実際問題文のどこに注意を向けるべきか、この文言から何を連想すべきか、といったことがまだ身についていなかった。

解法マスターの講座は、まさにそこを埋める内容であった。

が、これは正直自分のレベルと上手くマッチしなかったのかあまり使いこなせなかった。

解法、という視点であればもう少し問題数があれば嬉しいのだが、発展的な雛形を知っているかどうかを問うようなものあり、ポイントを押さえづらかった。

逆に言えば、本試験クラスの問題を解く前の橋渡しとして最低限の量とも言える。

何周もこなすもの、というよりは少しでも記述式の学習にとっかかりやすくするための講座と思ってもよいかもしれない。

大問小問で分かれているので心的負担は少ないのがよい。

ただ、時間が限られている受験生はわざわざ受ける必要性はないように思った。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

先に該当の過去問を自分で解いてから講座を見るようにしたのだが、最初はなかなかハイカロリーだった。

というより、どうこの講座から吸収すればよいのかがイマイチわからなかった。

何回目かで浅野先生が「講師のマネをする」ということに重きを置いている旨の発言をされており、そこで受講がしやすくなった。

答案構成というようなものもまだ経験がなかったので、手元を映しながらただマネをする、というやり方は非常にシンプルであった。

浅野先生自らが解いていきながら、解説もだが「実況」をしていたので、現場で何を考え、連想し、何を準備すべきかというのが理解できるようになってきた。

また浅野先生がある程度いい加減でよいとおっしゃっていたことで、自分も記述式には割り切りをするようにできた。

7割前後を安定して取れた充分であり、大怪我をしないための戦い方を出来るようなればよいと意識できるようになった。

自分の解法はほぼ浅野先生の形を元に、多少汚く簡略化して変えたものの、結果的に本番では2問とも55分で解き終えられたので充分タイトな時間制限にも対応できるものであったと思う。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

これはあまり使い方がわからなかった。

記述の問題は数多く当たりたかったので、記述だけ先に解いていたが、相性の問題なのか非常に素直に感じたものが多く1問40分台で解けるものも少なくなかった。

その後に前年度の不登記述を初めて解いた際に1時間以上かかってしまい、自分の実力を上手く計れなかったように思う。

ただもちろん記述問題が多いに越したことはないので、ここで演習量を稼げたのはありがたかった。

択一に関しては肢別過去問を3周ほどしてから、見慣れない問題を解きたいと思い肢別問題集と同様の使い方をした。宅建・行政書士試験の経験から択一のタイムマネジメントにはあまり不安がなかったためわざわざ時間を決めてやる必要性はあまり感じず、知識の補充として活用した。

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