司法書士試験 択一式の勉強法を解説!高得点を取るには?
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司法書士試験は記述式問題がとにかく難しいというイメージを持つ人も多いですが、その分多肢択一式問題で高得点をとる必要があるため、択一式問題の対策も非常に重要です。
今回は司法書士試験の択一式問題の勉強法について解説します。
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司法書士試験 択一式の勉強法は?ポイント3つ
司法書士試験の学習をはじめる際、まず目標とするのは択一式試験の基準点を突破する実力を身に着けることです。
択一式の基準点を超えなければ記述式の採点はされませんし、記述式問題を解くためには択一式で学習する知識が基となりますから、まずは択一式の点数を伸ばすための学習をする必要があります。
以下、択一式試験の点数を伸ばすために必要なポイントです。
- テキストを読み込み、内容を理解する
- 平成以降の過去問を可能なかぎり繰り返す
- 暗記すべきものは暗記する
1つずつ解説していきます。
1.テキストを読み込み、内容を理解する
司法書士試験が難関試験である理由は、その膨大な情報量にあります。
科目が11科目もあり、合格するためには択一式試験において8割以上の正答が求められることを考えますと、定着させなければならない知識量の膨大さが想像できるのではないでしょうか。
その押さえなければならない知識が集約されているものがテキストです。
テキストを用意せずに、いきなり過去問を解こうとしても解くことは困難です。
過去問には解説が掲載されていますが、前提となる知識がない状態では、解説の内容を理解することも難しいことでしょう。
また、メイン科目の登記法では登記先例について学習しますが、登記先例には膨大な量があります。
専門書を基に、試験に出題されそうな登記先例を自力で取捨選択するのは困難ですし、効率が良くありません。
まずはテキストを読み、内容を理解することに努めましょう(講座を受講している場合は、講義を視聴することでテキストの内容を効率よく理解することができます)。
2.平成以降の過去問を可能なかぎり繰り返す
毎年本試験は新問が出題されるのだから、過去問をやる必要は無いという方がいます。
また、最近の司法書士試験は過去問だけでは合格できないとも言われます。
しかし、合格者の中で、過去問をやらなかったという人は皆無といって良いでしょう。
合格するために過去問の攻略は不可欠です。
私自身、受験経験を振り返ってみますと、やはり過去問をやったことが最も効果的な学習であったと思います。
過去問といいますと、「何年分やったら良いですか?」という質問を必ず受けます。
司法書士試験の過去問は、古いものは昭和50年代からあるため、少しでも量を減らしたくなる気持ちも分かります。
これについては、過去問は入手できるものはすべて解いた方が良いと考えます。
もう少し詳述しますと、年代が古い問題であるほど、近年の出題傾向とは異なる形式のものが多いため、優先順位は下がります。
しかし、どの範囲から出題されたのかは確認する必要があります。
問題を解きはしないまでも、せめて読むことはしておいた方が良いでしょう。
具体的にいえば、平成以降の約30年分の過去問はしっかりと解く、それより前の過去問は目は通しておく、といったイメージになります。
過去問は可能な限り繰り返しする必要があります。
解き方には、一度間違えた問題だけを繰り返し解く方法と、すべての問題を繰り返し解く方法があります。
正解はありませんが、私はすべての問題を繰り返し解く方法を取りました。
一度正解した問題というのは、講義を視聴し終えたばかりの分野であったり、たまたま記憶に定着していた時に解いた問題であることが多く、その後も確実に正解することができるとは限らないからです。
過去30年分の過去問を90%以上正答することができるまでになれば、択一式の点数はある程度見込めるはずです。
3.暗記すべきものは暗記する
私を含め、暗記が苦手な方は多いです。
暗記するということは生理的に苦しいことですから、むしろ得意という方の方が少数かと思われます。
しかし、試験を突破する上では暗記は欠かせません。
すべての問題を法的思考力を駆使して解くことができれば良いのですが、実際には難しいとお考えください。
思考力は、いざ問題に直面するとブレるものです。
一方、暗記した知識はブレません。いつでも同じ解答を導きます。
つまり、暗記すべきものは暗記をした方が点数が安定するのです。
もちろん、テキストの内容全てを暗記することは到底できません。
そこは暗記すべきものを選別する必要がありますが、択一式の点数を安定させるためには暗記は避けては通れないとお考えください。
関連コラム:司法書士試験の勉強法とは?短期合格の方法と工夫・必要な準備
司法書士講座更新が動画で解説!択一式の学習ポイント
アガルートの司法書士試験講座担当の竹田講師が、択一式問題の学習のポイントについて、動画で解説しています。こちらも合わせて参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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ぜひ得点力を上げ、難関である司法書士試験の短期合格を目指しましょう。
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