「記述式問題の対策を行いたいが、講座の選び方がわからない」「記述式問題対策におすすめの講座を知りたい」

司法書士を目指している方は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。記述式問題対策を行える講座にはさまざまな種類があるため、どうやって選べばいいか迷ってしまいますよね。

本コラムでは、司法書士試験の記述式問題対策におすすめの講座を5選紹介します。各講座の費用も記載しているため、ぜひ参考になさってください。

記述式の勉強法についてはこちら▶

以下、2024年6月時点の情報です。最新情報および詳細は公式サイトをご確認ください。

アガルートの記述式講座

アガルートの記述式対策講座は、初学者が無理なくステップアップすることができるよう、レベル分けした講座を提供しています。

記述式対策におすすめの講座を4つご紹介します。

1.記述問題はじめの一歩

こんな人におすすめ：どういう手順で問題を解いたらよいか、記述対策は何をしたらいいかわからない人

価格：32,780円（税込）

初めて記述を学習する方が対象の講座です。

記述式の過去問は、難易度が非常に高く、初学者がいきなり解くことはできません。

まずは基本的な解法を身に着ける必要があります。

この講座は、講師の手元をカメラで写し、実際にどのような手順で問題を検討すれば良いのかをレクチャーします。受講生はその動きをマネしながら合格答案の作成方法を身につけていきます。

記述問題はじめの一歩はこちら▶

2.記述解法マスター講座

こんな人におすすめ：基礎の学習は一通り終わったけど、本試験記述式問題の得点が不安定な方

価格：43,780円（税込）

こちらは上記「はじめの一歩」よりレベルをワンランク上げた講座です。

記述式の本試験問題には、数多くの論点が含まれています。

この講座は、出題可能性が高い論点を小問にしており、その演習を通して理解を深めます。

提供された小問を繰り返し解くことで、やがては本試験レベルの分量の多い問題を解くことができるようになります。

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3.記述・択一パーフェクト12

こんな人におすすめ：司法書士試験合格まであと一歩の方

価格：54,780円（税込）

こちらは記述解法マスター講座よりもさらに上級レベルの記述問題を解く力を養うための講座です。また、記述式対策だけでなく、択一式問題対策も含まれています。

各回、本試験レベルの択一式問題10問と記述式問題1問で構成されています（全12回）。

本試験レベルの問題を繰り返し、合格点に達する力を培っていきます。

記述・択一パーフェクト12はこちら▶

4.記述過去問解説講座

こんな人におすすめ：過去問10年分の重要な論点をつぶし、実践的なノウハウを身につけたい方

価格（税込）は下記の通りです。

• 記述過去問解説講座 不動産登記法：32,780円
• 記述過去問解説講座 商業登記法：32780円
• 記述過去問解説講座 不動産登記法＆商業登記法：54,780円

過去問分析は、択一だけでなく記述式においても重要です。

とはいえ、記述式の過去問題は難度が非常に高く、独力で解き切ることは困難です。

この講座は、過去10年分の本試験問題を使い、ポイントと実際にどう解くのかを解説します。

記述過去問解説講座はこちら▶

記述・答練パック

上記でご紹介した記述式対策講座4つと答練、模擬試験のパックもおすすめです。

【2025年合格目標】司法書士試験｜記述・答練パック

記述式の勉強法についての解説コラムはこちら：【司法書士試験】記述式・択一式の勉強法を解説！配点変更で対策に違いはある？

TAC(Wセミナー）の記述式講座

TAC（Wセミナー）で記述式問題対策を行える講座は、現在大きく分けて4種類購入可能です。

• 記述式対策講座

WEB通信講座・教室講座・ビデオブース講座：126,500円

DVD通信講座：148,500円

• オートマチックシステム記述式講座

WEB通信講座・ビデオブース講座：132,000円

DVD通信講座：148,500円

• 記述式過去問解説講座

WEB通信講座：70,400円

• 直前記述式予想演習講座

WEB通信講座：9,900円

総合講座に加え、過去問解説講座や直前予想演習講座などの単科講座が揃っているため、用途や目的に合ったものを受講できるでしょう。

TAC（Wセミナー）の特徴は、受講形態や学習メディアを柔軟に選択できることです。

通学の場合は、教室講座またはビデオブース講座を、通信の場合は、WEBまたはDVDのいずれかを選択できます。

ただし、学習メディアによって受講料が異なるという点に注意しましょう。

参考：司法書士試験の対策なら【Wセミナー】｜資格の学校TAC[タック]

LEC 東京リーガルマインドの記述式講座

LEC東京リーガルマインドは、記述式問題対策を行える講座の種類が豊富です。

• 記述の予想論点最終チェック講座：17,000円

• 答案構成用紙をほぼ使わない！根本の解法手順：25,000円

• 赤松式記述ヤマ当て講座 太郎と花子の事件簿2024：34,000円

• 記述レベルアップ講座

通信Web・音声DL可・スマホ視聴可：92,000円

通信DVD：110,000円

• 赤松式「記述10分朝トレ」100題：56,000円

• 記述式過去問分析講座：39,000円

特に単科講座が充実しているため、個々のニーズに合わせて受講できます。

また、通信講座はいずれも音声ダウンロードやスマホからの視聴が可能であるため、スキマ学習に役立つでしょう。

自分で選んだ講座を組み合わせて学びたい方や、学習経験者の方におすすめです。

参考：学習経験者向け 単科講座一覧 – 司法書士試験対策講座 学習経験者｜資格の予備校ならLEC東京リーガルマインド

伊藤塾の記述式講座

伊藤塾では、記述式問題対策が可能な講座は、現在下記などが購入可能です。

• うかる!記述式～出題予想演習～：29,800円

• スキルアップ記述式～解答スピードと正確性を確立する60問～：49,800円

• 最後の記述式～“連想力”で記述式を完成させる!：24,900円

いずれもWEB配信講座であり、通学講座はありません。

また、講座によって対象者が異なるため、自分の学習レベルや目的に合ったものを選びましょう。

例えば、試験直前期の記述問題対策を行いたい方には、「出題予想演習」や「最後の記述式」がおすすめ。

また、記述式問題の解答に時間がかかってしまう方には、「スキルアップ記述式」が適しているでしょう。

参考：司法書士試験講座一覧

スタディングの記述式講座

スタディングで記述式問題対策を行える講座は、現在1種類のみ購入可能です。

• 司法書士 記述式対策講座：44,000円（分割払い可・3,700円×12か月）

受講方法はオンラインに限られており、質問制度を利用したい場合は、オプションとして質問チケットの購入が必要です。

本講座では、記述式問題の解答プロセスを学べるため、本試験に向けた実践力を身につけられるでしょう。

また、合計6回の添削指導サービスが付属しているため、フィードバックを受けながら学習を進められます。

参考：司法書士 記述式対策講座 ［2024年度試験対応］※添削課題付

まとめ

本コラムでは、司法書士試験の記述式問題対策を行えるおすすめの講座を5選紹介しました。

司法書士試験の記述式問題では、申請書作成に関する実務的な知識が問われます。

そのため、しっかりと問題演習の量を確保し、過去問対策を徹底することが重要です。

独学での学習に不安を感じている方は、記述式問題対策を行える通信講座や予備校の利用を検討しましょう。

アガルートアカデミーでは、司法書士の記述式問題対策を行える豊富な講座を提供しています。

講座選びでお悩みの方は、無料の受講相談をご活用ください。