司法書士試験は大人になってから合格を目指すことも多い試験です。

受験をするになたり、試験と年齢について気になることが多い方もいるでしょう。

そこで今回は、

  • 合格者の平均年齢、最年少・最年長は何歳?
  • どの年齢層の合格者が多い?
  • 司法書士試験の受験資格に年齢制限はある?

このような疑問について、当コラムでわかりやすく解説していきます!

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司法書士試験 最年少合格者は19歳!

令和6年度の司法書士試験の最年少合格者は20歳(1名)、最年長は73歳(1名)でした。

令和6年度の合格者の平均年齢は41.50歳です。

ちなみに、平成29年度の合格者の平均年齢は約38歳でした。最近は合格者の平均年齢に上昇傾向がみられます。

参考:令和6年度司法書士試験の最終結果

合格者で多いのは30~40代

下記は、令和5年度司法書士試験合格者の年代別の割合です。

合格者の割合を見ると、30代・40代の占める割合が6割以上にも及びます。

推測になりますが、社会人が資格予備校などを利用して受験するため、この年代の受験者・合格者数が多いことが考えられます。ちなみに平成29年では50代の合格者が54人(8.6%)でした。

年代別合格者の具体的な人数は、下記の通りです。

年代人数
10代1名
20代108名
30代204名
40代225名
50代121名
60代28名
70代7名
80代1名

働きながら勉強し、合格を目指すのは大変ですが、司法書士になると登記手続という専門性が高い職業に就くことができ、新たな道を切り開くことができます。

70代以上の合格者は8名もいらっしゃいます。”年齢に関わらず合格できる”ということがわかりますね!

出典:令和5年度司法書士試験の最終結果

司法書士試験の受験資格に年齢制限はない

合格者の年齢を見ればわかる通り、司法書士試験の受験資格に年齢制限はありません。

法務省による受験資格で、

「この試験は、司法書士法第6条の規定に基づいて行われるものであり、受験資格の制限はなく、誰でも受験することができます。とあります(参照元:法務省令和2年度司法書士試験受験案内書)。

このように、年齢・性別・学歴による制限はなく、誰でも受験することが可能です。

もっとも、憲法、民法、商法、刑法、不動産登記法、商業登記法など、様々な分野を学ぶ必要があるため、合格率は毎年約4%と狭き門になっています。

そのため、資格予備校などを利用してしっかり勉強したうえで、受験に臨むことになるでしょう。

まとめ

最後に当コラムの要点をまとめます。

  • 合格者の平均年齢は約40歳
  • 合格者で最も多いのは30代
  • 司法書士試験の受験資格に年齢制限はない
  • 性別や学歴といった制限もなく、誰でも受験できる

司法書士は多くの社会人が働きながら目指している資格です。

是非目指してはいかがでしょうか?

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