合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

中小企業診断士試験を目指した理由・契機

私はかつて大学で理学を専攻していましたが、大学での勉強だけでなく、ビジネスに関する知識を体系的に学びたいと考えておりました。
また、せっかく勉強するなら学術的な知識だけでなく、より実務に即した観点での学習を経験してみたいと思い、中小企業診断士試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

以前に二次試験を受けましたが、二次試験特有の長く複雑な与件文を読みほどき、与件文に忠実に具体的な答案を書くという事ができず、残念な結果に終わりました。
アガルートアカデミーの講座では、どのように読めば与件文に即した答案が作成できるかを重視しており、そのような点が受講の決め手となりました。

合格体験記・学習上の工夫

私は会計について学習歴があり、事例Ⅳは得意だったのですが、事例Ⅰ~Ⅲの得点が安定しなかったため、どのような問題であっても安定して合格点を取れるようにすることを目標にしました。
アガルートアカデミーの講座では過去問の演習と添削が中心になっているため、手ごたえの無かった問題については原因を分析することを重視しました。
その結果、手ごたえがない問題はいつも与件文の読み込みができていないことが分かりました。
このような問題点を解決するために、与件文の読み込みができていなかった場合は講師による過去問の解説講義を視聴し、設問のヒントとなるような部分はどこであったのかを確認したり、与件文の一部分について要するにどのようなことが言いたいのかを自分で考え、解説講義でも同じように説明されているかを確かめたりしながら、合格点を取れる方の読み方に近づけるようにしました。
また、中小企業診断士試験の問題のほとんどは1問あたり100字前後の記述式で、実際に中小企業診断士として助言する内容を問う問題もあります。
学生であり社会人経験のない私は、答案を作成する際に答案と比較して稚拙な表現が多かったので、なるべくそのような表現を行わないよう与件文を復習時に読み直すことで語彙を増やし、ワードセンスを磨くことを心掛けました。

2次試験戦略講座のご感想・ご利用方法

私は1次試験合格後の翌年に2次試験を受験したため、2次試験に必須の知識や考え方を忘れていました。
2次試験戦略講座では、2次試験の出題内容や傾向を含め今後どのように対策を行っていけば良いか、その際に意識すべきことなどを学習しました。
中小企業診断士試験の2次試験は解答例が公表されないことや、予備校間でも解答が割れることがあり、学習をしている最中は自分の伸びや成長を客観的に把握しづらいですが、過去問で実際に演習を行った後に2次試験戦略講座でレクチャーされた内容が実践できたかどうかを振り返ることで、点数には現れなくとも、過去の自分と比較して出来るようになったことが増えたかどうかを把握できました。
そのおかげで、モチベーションを維持しながら勉強を続けられたのではないか、と思っています。

2次試験過去問解説講座のご感想・ご利用方法     

2次試験過去問解説講座では、それぞれの事例の過去問を解く際の考え方や解き方を学べました。
アガルートアカデミーの過去問解説講座では、講師が与件文を読んでいる中で、どのような箇所に印や傍線などの書き込みを入れているのかを視覚的に把握することができるので、自分も講師と同じような読み方ができているかどうか把握できました。

また、解答例以外にも考えられる別解なども補足説明されたり、ありがちな誤答や減点されてしまう解答やその理由についても説明がされたりするので、納得感を持ちながら受講することができました。
各設問の難易度についても解説がなされ、合格点を確保するためにはそれぞれの問題でどのくらいの点数を取るべきかも説明されていたため、復習時の優先度をつけていく際に非常に役立ったと考えております。

添削のご感想・ご利用方法

提出した答案について、改善すべきポイントと、良いと評価されているポイントが両方書かれているため、良い点を残しながら回を追うごとに改善することができました。
また、解説講座を聞いている中で、この別解でも良いのではないかと思って書いた答案についても、点数が入りそうか否かについて添削を通じてコメントをいただく事ができました。
さらに、添削と同時に採点もしていただけたので、どのような答案を書けばより多くの点数が入りそうか、という視点で答案を作ることができるようになりました。

講座のご感想,講師へのメッセージ等

アガルートの中小企業診断士講座では過去問演習がメインになるので、他の予備校と比較すると内容がコンパクトであると感じました。
しかし、受講を通じて、合格の上で1番重要なのは、様々な情報ややり方を可能な限り取り入れていくのではなく、答案の振り返りについてじっくりと時間を割いてから改善点を洗い出すことにある、と考えております。
ご指導いただきありがとうございました。