中小企業診断士の1次試験では、どのような物を持っていけば良いのでしょうか。

事前に確認しておいて、慌てることが無いようにしたいですよね。

また、受験票や受験案内には持ち物として記載されていないものの、あった方がより快適に受験できる持ち物もあります。

そこで、1次試験における持ち物について解説します。

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中小企業診断士試験に必要な持ち物リスト

中小企業診断士の1次試験で必要な持ち物は以下の通りです。

受験票、写真票

受験にあたって一番大事なものです。

本人確認のため、机上番号の横に置いておく必要があります。

紛失しても試験会場などで再発行が可能ですが、手続にかかる手間や不安などの心理的負担で実力を発揮できない恐れもあるので、必ず持っていきましょう。

写真票は最初の科目の試験前に回収されます。

写真の裏面をのりで写真票に貼付し、上下をセロハンテープでとめるなどして写真票から写真が離れないようにしましょう。

黒鉛筆又はシャープペンシル複数本

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※引用:amazon

1次試験はマークシート式試験です。そのため塗りやすいよう日常で使用している鉛筆やシャープペンシルなどがおすすめです。

なお、折れたり芯が詰まるなどして筆記具が使えなくなることもあります。鉛筆削りを机上に置くことは認められていますが、念のため複数本持っていくようにしましょう。

芯の濃さですが、HB又はBがおすすめです。

機械添削の読み取りに定評があり、正確な読み取りを期待できます。

消しゴム

※引用:amazon

マークシートを塗る際に同じ問題に複数の解答をしてしまうことや、間違った番号に解答をマークしてしまうこともあります。

そのため、消しゴムを持っていきましょう。試験時間中に落として無くしてしまうこともあるため、複数個用意しましょう。

また、解答を記入するマークシートですが1問ごとの行間が狭いです。余計な部分を消さないように、新品など角のとがった消しゴムをもっていきましょう。

時計

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※引用:amazon

使える時計は限定されています。

スマートウオッチなどのウエアラブル端末、時計以外の機能(通信、計算、撮影、辞書などの機能)を有するもの、秒針などの音のするもの、キッチンタイマー、大型のものは、机上に置く(身に着ける)ことも使用することもできません。

時計機能だけがついたデジタル時計がおすすめです。

各科目の時間配分など、タイムスケジュール管理に必須です。会場によっては時計がない場合があるので、必ず持っていくようにしましょう。

写真が貼付されている本人確認書類

運転免許証やマイナンバーカード、学生証、社員証などです。これらのうち1つは持っていきましょう。

例えば写真票に貼付された写真が不鮮明な場合など、本人確認が難しい場合があります。

その場合には本人確認書類などで受験者が申込をした本人かを確認します。

なお、住民票や健康保険などは写真がないのでここでの本人確認書類には使えません。必ず写真が付いた本人確認書類を持っていきましょう。

上着

試験会場や机の位置によってはクーラーの効きすぎて寒いということも考えられます。

試験監督に申し出て設定温度を変更してもらうこともできますが、自分で温度調節ができるように上着を持っていくようにしましょう。

昼食

1日目、2日目ともに朝から午後にかけて試験が行われます。

そのため午後の試験でも全力を出せるよう昼食をとる必要がありますが、周辺に食堂やコンビニがない会場や、コンビニはあるものの受験生で混雑して購入に時間がかかってしまうことが考えられます。

昼休憩も1時間しかないので、当日の会場到着までに準備をしておいた方が良いでしょう。

なお、お腹がいっぱいになりすぎると午後の試験で集中力が続かないということもあります。

そのため、おにぎりやサンドイッチなど軽めの食べ物にしましょう。

蓋つきペットボトル(700ml 以内)

試験時間中、700ml以内の蓋つきペットボトルにかぎり飲むことができます。

水筒や缶飲料は一切認められていないので注意しましょう。机上に置くことはできませんが、足元に置くことができます。

ペットボトルの中身ですが、コーヒーなど刺激が強い飲み物は避け、水滴がつかないよう常温で持っていくのが良いでしょう。

ハンカチ、ティッシュペーパー、マスク

机上に置くことが認められています。

色鉛筆、マーカー(任意)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 61MKYD3Q0KL._AC_UL320_.jpg

※引用:amazon

色鉛筆やマーカーでマークシートを塗ることはできませんが、問題文に使用することが認められています。

例えば色鉛筆で解答の肢に丸印をつけると、黒鉛筆でマークシートを塗る際に一見して塗る肢が明確になるため、黒鉛筆一色の場合より時間短縮につながるというメリットがあります。

目薬(任意)

目薬も机上に置くことができます。

試験途中のリフレッシュなどで役に立つので、必要な人は持っていくといいでしょう。

座布団、クッション、ひざ掛け(任意)

座布団やクッションを使用して試験を受けることもできます。

試験会場の椅子と机が自身に合わないこともあります。

これらにより試験時間中の身体の負担を軽減することもできるので、必要があれば持っていきましょう。

持ち込みできない持ち物

以下のようなものは、試験時間中に机上に置くことができません。

シャープペンシルの替芯

中小企業診断士試験は科目が多く、マークシートを塗りつぶす数が多い試験となっています。

ただし、シャープペンシルの替え芯は机上に置くことができません。そのため試験ごとに芯を交換するなど万全の状態にしておきましょう。

電卓

電卓は、2次試験では使用することができるものの1つですが、1次試験では使用が禁止されています。

そのため1次試験では持ち込まないようにしましょう。

筆入れ、筆箱

試験時間中、机上に置くことができません。

そのため筆記具を筆箱などから取り出したらすぐに鞄の中に入れましょう。

帽子、耳栓

帽子を着用しての受験や耳栓を使用しての受験は認められていません。

場合によっては不正受験を疑われてしまうので、持ち込まないようにしましょう。

まとめ

以上、中小企業診断士の1次試験の持ち物についてでした。

中小企業診断士試験の1次試験での持ち物は、

・受験票、写真票

・黒鉛筆又はシャープペンシル数本

・鉛筆削り又は替芯

・消しゴム

・時計

・写真付きの本人確認書類

・上着

・昼食

・700ml以内の蓋つきペットボトル

・ハンカチ、ティッシュペーパー、マスク

・色鉛筆、マーカー(任意)

・目薬(任意)

・座布団、クッション、ひざ掛け(任意)

となります。持っていくものが多いので確認しながら準備するようにしましょう。

持ち物は前日までに備えておき、当日は焦ることなく試験会場へ向かえるようにしましょう。

関連コラム:中小企業診断士試験の概要|試験日・申し込み方法も解説

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